岩手の被災地へ

先日の「奥の細道巡り」の前に大震災の被災地である陸前高田市と大船渡市に立ち寄った。
特に大船渡は友人が住んでいる町でもありどうしても現場を見たかった。
その光景は映像から伝わるものと違い立体的で且つ３６０度の視野で目に入るので言葉では言い表せないほどだ。
しかし、街では復旧が始まっている所もあり復興への思いを強く感じた・・そして、逆にこちらが元気をもらったほどである。

陸前高田の千本の松原・・奇跡的に残った一本だが応急処置のかいもなく枯れかけてきたように見えたが？

その千本の松原から道ひとつ挟んで建つアパート・・５階建ての４階まで津波に飲みこまれていた。

ＪＲ大船渡駅も跡形もない・・奥の重機のあたりにホームのコンクリートが僅かに残っていた。

曲ったレールは錆び線路には雑草も・・信じられない光景が目の前にあった！

大船渡港から５００Ｍくらいのやや高台の住宅地・・津波がこの川をさかのぼり流されてきた船がまだそのままだと聞いた。

大船渡の海岸線からだいぶ離れているが杉林の手前の杉は海水で立ち枯れ状態・・その下は廃車置き場になっていた。

異様な光景の連続だったがしっかりと目に焼き付けておきたい。
ガンバレ東北！！　踏ん張れ東北！！