海岸にて

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あり得ない民主党

2008-12-20 | 民主党

【主張】雇用法案 政争の具にしてはならぬ 2008.12.20 04:05   

(一部抜粋)

 民主党など野党3党提出の雇用関連4法案が、野党の賛成により参院本会議で可決された。衆院でも審議入りしたが、18日の参院厚生労働委員会では民主党が採決を強行した。

 雇用情勢の悪化は深刻な問題となっている。国民の利益のため、国会が党派を超えて取り組むべきことが政局の材料となり、不毛な対立が生じているのはきわめて残念である。

 より責めを負うべきは、政府の対応の遅れを浮き彫りにするねらいで法案を提出した民主党などだ。思惑を優先させ、話し合いを無視する民主党の対応は、共産党ですら批判している。

 可決されたのは、非正規労働者の「派遣切り」を防止する緊急措置法案や採用内定取り消しを規制する労働契約法改正案などで、雇い止めや解雇にあった派遣労働者への住宅貸与、雇用保険制度の拡充も含まれる。与党側は、野党案の多くが政府の方針で措置されていると反論している。

 民主党は、麻生太郎首相が雇用対策も含む第2次補正予算案の提出を来年の通常国会に先送りしたことに対抗して法案を提出した。政府が予定している措置も盛り込み、与党が否決すれば雇用対策に熱心でないことを印象づけられると計算したようだ。

 野党内には「手続きはどうでもいい」といった議論もあり、わずか約2時間半の審議で委員会採決に持ち込まれた。政局至上主義の繰り返しでは「民主党は信用できない」と与党に批判の口実を与えるだけだろう。

 一方、与党も野党の狙いを阻止するだけでは困る。政府はさきの「生活防衛のための緊急対策」で2兆円規模の雇用対策を打ち出し、非正規労働者の住宅・生活支援などを盛り込んだが、雇用維持に向けた大企業への働きかけや雇用対策に取り組む自治体への予算措置など、やるべきことは多い。非正規労働者が失業保険を受給する要件の緩和も急務だ。  (MSN産経)

 

 

 民主党が強行採決をして参議院で可決した、雇用法案という名のついた法案。「政府が予定している措置も盛り込み、与党が否決すれば雇用対策に熱心でないことを印象づけられると計算したようだ。」 この年の瀬、国民が困っている時期を計算した上で行われた、民主党の政局目当ての所業。国民のために政府に協力するどころか、この時期にきても政府の評判を落とすことで頭が一杯らしい。あり得ない。民主党だけには本当に心底呆れる。野党第一党ならば、何をさておいてもよい雇用法案を早急に通すために政府と話し合う時だろう。よくこの時期にこんな卑怯なことができるものだ。このような政党が政府になった時のことを想像するだに恐ろしい。

 

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