自民党の伊吹文明元幹事長は14日の伊吹派総会で、仙谷官房長官が12日の衆院予算委員会で「柳腰で中国に対応していく」と答弁したことについて、「一国の官房長官があの程度の幼稚さでは、とても重厚な内閣は無理だ」と酷評した。 伊吹氏は「柳腰」が女性に対する表現だと指摘した上で、仙谷氏について「学生運動と司法試験しかやっていなかったから、ああいう表現が出てしまう」と皮肉った。
14日の参院予算委員会の質疑でも、同党の山本一太参院政審会長が「女性のしなやかな腰を表現する言葉で、外交政策を表現するには不適切だ」と繰り返し撤回を要求。これに対し、仙谷氏は「しなやかに、したたかに戦略を組んでいくのが、日本外交の姿だと思っている。撤回しない」と、強気の答弁を崩さなかった。 (2010年10月14日18時55分 読売新聞)
「柳腰」は一国の外交政策を表現する言葉として適切でない、と言われているだけです。にもかかわらず”自己流”を強引に押し通す官房長官。これぞ“強弁”、仙谷氏という人間がよく見える出来事です。
それにしても、外交政策にこういう表現をするセンスが理解できない、気味が悪い。