【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、「人工衛星打ち上げ」名目の長距離弾道ミサイル発射準備に関連して「重大報道」を発表し、「日本が迎撃を敢行するなら、すでに展開済みの迎撃手段だけでなく、重要対象に対しても、我が人民軍は容赦なく断固たる報復攻撃を加える」と警告した。
迎撃手段とは自衛隊のパトリオット・ミサイル3(PAC3)やイージス艦とみられるが、重要対象が何を指すかは不明。
さらに、米国に対し、発射基地周辺海域などに配備した武力を速やかに撤収するよう求め、韓国にも「民族の誇りである我が方の人工衛星打ち上げを妨害してはならない」と要求した。
ミサイル発射を目前に、日米韓3か国への対抗措置に違いがあることを示し、国連などでの今後の対応に微妙な温度差のある3国の分断を図る狙いとみられる。
重大報道ではとりわけ、ミサイル発射準備に「最も悪辣に行動しているのが、我が人民の百年来の宿敵である日本だ」と、日本を最も強い調子で威嚇した。
ラヂオプレスによると、重大報道の内容は、平壌放送などが2日午後の臨時ニュースで伝えた。 (2009年4月2日18時39分 読売新聞)
北が核爆弾の小型化に成功か ノドン搭載用に 2009.3.31 10:34
北朝鮮は日本のほぼ全土を射程に入れるノドンを多数実戦配備しており、事実であれば日本にとって深刻な脅威となる。
国際研究機関「インターナショナル・クライシス・グループ」北東アジア事務所(ソウル)のダニエル・ピンクストン氏が関係政府当局者の話として明らかにした。
同氏は地下施設の具体的な場所について、平安北道、慈江道、両江道の3つのノドンミサイル基地近くである可能性を指摘した。(共同) (MSN産経)
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日本は、「わが身に降りかかるもの」は「迎撃する」と言っているだけです。にもかかわらず、「『日本が迎撃を敢行するなら、すでに展開済みの迎撃手段だけでなく、重要対象に対しても、我が人民軍は容赦なく断固たる報復攻撃を加える』と警告した」 「最も悪辣に行動しているのが、我が人民の百年来の宿敵である日本だ」
こういう言動をしている北朝鮮が、「核爆弾の小型化に成功か」という報道が、最近ありました。もしこれが事実とすれば、日本にとって大変な脅威になります。