【民主党解剖】第4部 新体制の行方(3)どうなる外国人参政権 (1/4ページ) 2009.6.4 18:36
(一部抜粋)
「日本列島は、日本人だけの所有物じゃない」
鳩山は幹事長当時の今年4月17日、インターネットの「ニコニコ動画」に出演し、参政権付与を訴えた。さらに、友愛外交を念頭に「これはまさに愛のテーマだ」とも主張している。
その後、鳩山は「党内では、まだしばらく議論が続くのではないか」と発言のトーンを落としたが、いつ問題が蒸し返されるかは分からない。地方参政権付与は、民主党の結党時の「基本政策」との位置づけで、「結党以来の悲願」(岡田)ともいわれるからだ。
鳩山は5日訪韓し、李明博大統領と会談するが、李氏に対しては、すでに小沢と菅が在日韓国人への参政権付与に対する取り組みを約束している。次期首相候補である鳩山がそれを追認すれば、この問題は党内に亀裂を残したまま「国際公約」となりかねない。
■事務局はアジト?
「何かこう、独特の不自然な日本語が目立つよね。やっぱり、あの党事務局が書いているからなあ…」 民主党の最新政策を網羅した「政策INDEX2008」についての、ある議員秘書の感想だ。
現在、民主党内で旧社会党系グループに属する議員は30人弱にとどまる。一方で、党職員には、平成8年の旧民主党結成時に旧社民党から大挙して移ったスタッフが今も多く残り、党の政策に影響を及ぼしている。現場をよく知る党関係者は、こう証言する。
「旧社会党出身者が事務局の要職を押さえ、牛耳っている。党本部も国会の政策調査会も、『アジト』のにおいがする」 また衆院議員、鷲尾英一郎は日本教育再生機構の座談会で、こう述べている。
「われわれの知らないところで、分からないところから意見が出て、INDEXに載ってしまう。これは非常に怖いと思う」 INDEXの1ページ目には、「戦後処理問題」の項目がある。ここで成立を目指すとされた「国立国会図書館法改正案」とは、国会図書館に「恒久平和調査局」を新設するというものだが、実は調査対象は主に戦時中の日本の加害行為だ。次の項目は「靖国問題・国立追悼施設の建立」で、「A級戦犯」が合祀される靖国神社への首相参拝を批判している。
だが、党内には「『A級戦犯』と呼ばれる人たちももはや戦争犯罪人ではない」(幹事長代理の野田佳彦)などの異論もあり、党内合意はできていない。
■左派・リベラルの狙い
「政権交代したら、真っ先にこの法案が実現するんですよ」 平成19年3月27日の朝日新聞夕刊で、民主党の元参院副議長、本岡昭次(16年に政界引退)がこう強調していたのが「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」だ。民主党はこの法律を過去10年間、ずっと提出し続けている。
これは、元慰安婦だと名乗り出た外国人に対し、国家が謝罪と金銭の支給を行うというもの。だが、政府は平成5年の「河野談話」で、根拠があいまいなまま慰安婦募集における日本軍関与の強制性を認めたものの、慰安婦の強制連行など政府・軍の直接関与を示す資料はどこにもない。
このほか、「人権救済」名目の下での恣意的な思想・言論の統制が懸念される「人権侵害救済機関の設置」や、家族制度の根幹にかかわる「選択的夫婦別姓の早期実現」…。INDEXには、左派・リベラル系の政策がずらりと並ぶ。ベテラン秘書は慨嘆する。
「うちの党は(11年の)国旗・国歌法案に半数以上が反対したんだよ。1月の党大会でも日の丸は掲げられていなかった」 鳩山は3日、党本部で中国の駐日大使、崔天凱と会談し、自身が首相に就任しても靖国には参拝しない考えを伝えた。これに対し、崔はこう応じたという。
「民主党のこれまでの歴史認識は正しい。政権交代が実現したら、日中関係はさらに発展する」 国家観・歴史観の絡む党内の意見対立は、吹き出すきっかけを求めて水面下でたぎっている。(敬称略) (MSN産経)
記事を読んで、背筋がぞっーととしてきました。民主党の政策は、外国人参政権だけでなく、日本の国力を削ぐため、日本の価値観を壊すためのものとしか思えないようなものが、列挙されています。「1月の党大会でも日の丸は掲げられていなかった」 民主党は日本の政党なのか?!怖すぎます。
小沢氏菅氏は、外国人参政権について既に韓国大統領と取り組みを約束しており、鳩山氏が”うん”といえば、「国際公約」になりかねない・・まったく信じられない政党です。 小沢氏は、自民党からどうしても政権を奪いたい、選挙が得意なだけの人。小沢氏に期待している民主支持の人たちも、それは承知の上で、小沢氏を失いたくない。今の執行部も同じです。
民主政権になれば、日本は確かに変わるでしょう。日本人のためでない日本へ。駐日中国大使が喜び、韓国大統領が喜ぶ、日本より外国の利益を優先する日本へ。
「日本らしさ」「その国らしさ」を削いでいって、どこに「国の未来」があるのでしょう。
私は、外国人参政権に反対してくれている”民主党の保守派”といわれる人達に”期待したい”と思いながら、どうしても彼らを信頼できず、今も積極的に応援する気にはなれません。 彼らはこのような旧社会党勢力に牛耳られたままの党にいて、ただ民主党政権ができさえすれば、今の与党よりも「日本をよくできる」と本当に本当に信じているのでしょうか?
ただ、政権政党(単独か連立か。。)になった場合、それらの
法案をそのまま出せるのでしょうか?
国旗や国歌のどのように扱うのか、特定アジアや日米関係…etc
現実的な対応しないと、恐ろしい事になるかもしれませんね。
マスコミの民主びいきは、もう隠しきれないほどで(マスコミ出身の議員も多いとか) 最近のマスコミは、「変」の一言です。