海岸にて

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北朝鮮の「再調査する」

2008-06-17 | 韓国・北朝鮮

 

【主張】日朝協議 この内容で制裁解除か 再調査は期限設け成果迫れ

2008.6.14 03:30   (MSN産経ニュース)

 日朝実務者協議で、北朝鮮側が拉致問題の再調査と「よど号」犯引き渡しへの協力を提案したことが明らかになった。日本政府はこれを「一定の前進」と評価し、北朝鮮への制裁を一部解除する方針を示した。この程度の提案で制裁を一部解除するのは、あまりにも時期尚早である。

 町村信孝官房長官は、北の提案を「一定の前進」と評価した理由について、「北朝鮮が『拉致問題は解決済み』との従来の立場を変更した」と説明した。しかし、これは、北が拉致問題の協議のテーブルにつくことを約束したにすぎず、やっと普通の交渉が始まること以上の意味はない

 ■何度も煮え湯のまされた

 4年前の平成16年5月、当時の小泉純一郎首相が2度目の訪朝をしたときも、金正日総書記は「白紙からの再調査」を約束した。その後、北は再調査の結果として、拉致被害者の横田めぐみさんのものとする“遺骨”を出してきたが、日本側の鑑定で偽物と判明した。北は6年前にも、拉致被害者の松木薫さんのものとする“遺骨”を示したが、偽物だった。

 日本はこれまで、北の調査に何度も煮え湯をのまされてきた。今度の「再調査」の提案も、結果を見てからでないと、とても信用できない。福田康夫首相も「再調査の中身が問題だ」と言っており、政府は期限を切って回答を求めるべきである

(続きあり)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080614/plc0806140330000-n1.htm

   

北朝鮮「よど号犯」引渡しに協力 日本は制裁一部解除 町村長官

2008.6.13 16:37 (MSN産経ニュース)

 

(1)拉致問題の解決に向けた再調査(2)北朝鮮にいるよど号犯引き渡しの協力

北朝鮮の提案のうち(1)の「再調査」という言葉にどれだけの信頼をおけるのか?国家機関の関与で拉致犯罪を犯しまた核開発を進めているのは北朝鮮であるにもかかわらず、それを盾に、要求要求のオンパレード。これが常套手段の国です。「再調査する」という信頼に足るかどうかわからない言葉の見返りに経済制裁一部解除とは、今までの交渉の過去を考えると、日本政府の対応に大変不安を感じます。期限を切りながら、再調査の成果をしっかりと要求してゆくべきです。

「過去清算」の話も、北朝鮮メディアから早速出てきました(こちら)。あちら側はこれが重大な目的なのでしょう。

 「ぼやきくっくり」さんのブログで 『「たかじん委員会」横田早紀江さんの言葉 というエントリがありましたので、ご紹介したいと思います。エントリの中の、(拉致問題は)「日本国の主権や、日本国民の生命・安全に関わる他の全ての問題につながっていく、そういう問題でもある」という言葉にも共感いたしました。政府に問題解決への真摯な取組みを強く望みたいと思います。

  

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