詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

ぼくと観光バスに乗ってみませんか。

2024-03-29 11:42:29 | 千駄記

バスのある風景。

 

3/29(金)強風雨。

 

昨夜YouTubeを見ていたら「バスストップ」平浩二が出てきた。

そんな年代じゃないはずだけど聴き入ってしまった。

 

バスを待つ間に 涙を拭くわ 知ってる誰かに

見られたらあなたが傷つく 何をとり上げても

私が悪い 過ち償うその前に 別れが来たのね

綺麗な曲ですね。

バスといえば「化粧」。

 

化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど 

せめて今夜だけでもきれいになりたい・・

(サビ)流れるな涙 心で止まれ

流れるな涙 バスが来るまで

みゆき節の王道です。

バスの名場面といえば「忘れていいの」

 

笑って見送る 私は平気よ あなたを乗せたこのバスが 

見えなくなるまでは笑っている・・

(サビ)遠ざかる愛が消えてゆく 涙あふれても

逃げないバスがゆくまで

デュエット曲の本領発揮です。

 

ボクだけが知っている隠れたバスの名曲佐々木幸男の「ラストシーン」

(サビ)見送りはいらない 一番のバスが僕を運ぶから

君のほほえみを 最後の想い出にする

振り返り手をあげると 涙に濡れた頬が胸に刺さる

 

隠れたバスの名曲パート2は佐々木好「#4006」

バス通りから見える彼の部屋 車があるかないか確かめてから降りる

(略)今日車が停まっていたの 早く会いたさに早足になる

佐々木好って知らない方が圧倒的でしょうけれど

「心のうちがわかればいいのに」ってアルバムは良い。

 

そうそう有名な曲ウィークエンドの「岬めぐり」もありました

(サビ)岬めぐりのバスは走る 僕はどうして生きてゆこう

悲しみ深く 胸に沈めたらこの旅終えて街に帰ろう

 

森田童子の「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」もありました

もしも君が疲れてしまったのなら ぼくと観光バスに乗ってみませんか

色あざやかな 新しいシャツを着て

 

一応歌人なのでバスの短歌も一首

 

きみに逢う以前のぼくに会いたくて海へのバスに揺られていたり 永田和宏

第一歌集『メビウスの地平』に収載されている。

この歌集はごっつい箱入りで2冊持ってるので欲しい方には差し上げます。

それにしてもこの作品はなぜ名歌として知られているのでしょう。

 

思い出すままにつらつらと書きましたが、バスって絵になりますね。

しんみりしちゃう。

 

ぼくと観光バスに乗ってみませんか。

 

 

 

銀行いってくら。

おしまい。

 

 


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