
個人消費を喚起するため、政府や経済界が月末の金曜日の午後3時に退庁・退社し、夕方を買い物や旅行などに充てる「プレミアムフライデー」構想を検討している。政府は2020年をめどに名目国内総生産(GDP)の600兆円実現を掲げている。経団連は、実現には現在300兆円にとどまっている個人消費を360兆円に引き上げることが欠かせないとみている。
とのニュースがありました。
給与を上げろ!とこないだまで政府は言ってました。
今度は、休みを増やせ!という理想的な構想です。
月に一度だけ金曜日を15:00で早仕舞いしたからといって
60兆円消費が増えるのでしょうか。
定時が17:30のわが社ではたった二時間半の短縮です。
私にはそのからくりがよくわかりません。
ものづくりに勤しむ私としては
「時間が少なくなる」=「生産性が悪くなる」
のではないかと危惧すると同時に結局その二時間半に
付加価値がつく、つまり残業代となることによって
苦しさは増すばかりです。
それにしても、「プレミアムフライデー」って!
妙な名前と思いつつネーミングにはカタカナの方が収まりは良い。
バブルのころには「花金」=花の金曜日なんて言いましたっけ。
「価値ある金曜日」ではサマになりませんもんね。