青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

二段ベット

2008-02-19 11:50:00 | Weblog
娘が勤め、否、パートアルバイトだが、出かけるようになって孫を起こして登園させるのは家内の仕事になっている。

起きてこないので私にSOSが来た。9時にまだ眠くて起きられない。

「おはよう」と静かに起こす。目が覚めた頃自分ではしごを下りさせる。

抱いたり、背負ったりして箱のベットの梯子と手すりは弱いそうだ。

三日間サービス期間に値打ちだから買ったとという娘。

値打ちには理由がある。外見は本棚とスタンドも付いてよいのだが、我々から見るとつくりがいい加減。

二階から居間へは背中で指を吸いながらおきてきた幼稚園児である。

ママの用意したパンには目も呉れず、家内にご飯が食べたいと言う。

暖かいご飯に味噌をつける戦後の食事のようなものが我が家で覚えて好きになった。

それでは栄養が無いので、おかずを母屋から持っていって食べさせる。

25分にバスが来る。結構忙しいのである。
その間、食事と着替えと身だしなみをさせなければならない。

結局、私も手伝って二人係となる。私の膝でご飯を食べ、洋服は中々難しい。

シャツが気に入らないと一泣きすることもあった。靴下を履かせるのに、私が学生時代東京でお世話になった恩人から教わった畳み方がある。

それで履かせると、難なくさらりと足が通る。我々の洗濯を全部してくださっていたが、靴下を二つに畳んである。足のヒラの部分は表。それより上の部分は裏返しに多端である。

足を入れるのが容易なのとゴムの部分を引けば掃き終わる。

今もお陰で我が家の畳み方になっていたる。

向かい側から二人、と我が家の三人がここで乗り込む。

それから私の一日は始まる。