青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

非正規雇用の大罪

2009-05-01 08:55:00 | Weblog
小泉政権で行った失策の付けが今尚、大きな問題になっている。

愛知県が三万数千人、他は一万人未満だが、数ではなくて内容に取り返しの付かない罪を犯している。

働く若者をフリーター同様の無能力者にしたことである。

例え、新規に雇用先を見つけても、適応できない。単純労働で、ロボット以下の働きをさせてきたことである。

将来ある彼らを完全に骨抜きにしたといって過言でない。

その上に、中間マージンは派遣会社にピンはねされて、彼らは平均以下の、外国人波の収入でたらかされていたことになる。

現代の奴隷制度である。ひとたび、解雇されると蓄えも無く、即浮浪者になってしまうのである。

しかも、今まで住んでいた住宅を追い出す行為は、憲法違反以外の何者でもない。

憲法擁護とは第9条だけを守ることではない。 第11条の基本的人権こそ、今日、率先事項である。

経営者は100年以来の出来事と逃げを打つ。彼らを低賃金で働かせた利益の蓄積は留保しているはずである。

国際競争力をつける目的と政府をだまし、要は、利益追求の場渡り的な経営の付けを彼らに背負わせたに過ぎない。

工業立国日本が嘗て、技能オリンピックで世界を制覇した時代はとこへ行ってしまったのか。

残る中小企業は次々と倒産し、廃業し、政府のセイフティネットは大企業向けのみである。

彼らの宝、国の宝である技術はロボットに変わられたと錯覚しているが、ロボットでは到底なしえない高度な技術は彼らにのみ存在するのである。

政府とお役人さん達よ。目を覚まして日本の将来を守るのは、今だけなのだということを自覚するときですぞ。