セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

君住む街へ

2022-01-03 21:48:25 | がん日記


♪その手で望みを捨てないで すべてのことが終わるまで
君住む街まで飛んでゆくよ ひとりと思わないで いつでも
ー作詞・作曲 小田和正


1ヶ月ぶりに大きい声でうたった。手術後、声があまり出ず、高い声出したら咳込むしファルセットは全く出ないし、「このままやったらどうしよう・・・?」と思ってたけど。


あらま。あらま!前よりうまくなってるんじゃない〜?よかった。



「ほんまに落ち込んでないの?」って聞かれた。まあ、ほんとに落ち込んでないかも。ただ落ちそうになる時はあって、そういう時はすぐ音楽かけたり友達に連絡したりと工夫はしてる。


入院中、一度だけ病室のカーテンを閉めて泣いたことがあった。3度目の検査の結果が出たとき。


「ああ、これでまた友達に心配かける・・・。」と思うと次から次へと涙が出てきて。でも後で考えると、友達に心配かけるというより、あの時はきっと自分が泣きたかったんだと思う。「一回くらい泣いといた方がいいんちゃう?」みたいな気持ちもあった気がする。そしてそれは小さなことだけど、その時泣いたかどうかで後々ちょっとずつ変わってくるような気もする。



店からエコードットを連れてきた。これで「アレクサ、『君住む街へ』かけて。」って言ったらいつでもかけてくれる。















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聖き彼の光

2022-01-03 09:07:05 | がん日記


高速の向こうから日の出。一年以上住んでて初めて見た。ぼくが寝ている間、太陽はずっとそこから登っていたのね。



お正月の清い空気。誰がこの空気を出してるんやろう?一年中出しててほしいくらいすきな空気やけど、いろいろ都合もあってそう言うわけにもいかないのかな。



今年はマンションにて長電話ざんまいの正月。


きのうは姉家族が実家に集まっていたので電話で子供たちと話す。「病気の人と話す緊張感」みたいなのが伝わってきて、子供のときのそういう気持ちを思い出して懐かしかった。次女は「おだいじにね!」ってはっきり言っててけっこう大人やな、と思ったり。


そんなゆっくりしたしあわせなお正月。





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