セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

がん日記①「告知」

2022-01-15 22:01:26 | がん日記


〜回想的読みもの。今を生きながら、ちょっと時間の経ったことを落ち着いて思い出してみた。今と1ヶ月前。ふたつの時間〜



そもそも。昨年の夏の終わり頃からお腹の調子が悪くなり、3ヶ月ほどクリニックに通ってたけど全く良くならず、血液検査をお願いしたところ。がんマーカーが上がってたので大きい病院へ。


いまお世話になっている病院に内視鏡検査を受けに行く。30分ほどかかると聞いてた内視鏡検査が1分で終わる。部屋はなにやらざわついている。直腸の出口に何かがあり、内視鏡が入らない。


「なんか検査、中途半端になってごめんなさいね〜。」と看護師さんに言われながら他の部屋へCT(?)を撮りに。その部屋を出て元の部屋に戻る途中、「お一人暮らしですか?」とか「ご家族は近く?」とか世間話を装って聞かれたので、その時点で「おお。これはヤバいんかもよ。」と気づいた。元の部屋に戻ると男の人に、「すぐご家族呼べますか?」と聞かれ「そんなに悪いんですか〜??」と聞くと「良くはないです。」と言われた。


たぶん夕方6時くらいになってた気がするし、急に呼ばれた場合の家族のショックも考えて、「ひとりで大丈夫ですから。」と言って先生から説明を受けに診察室へ。


今日はこのまま帰れないこと。多分がんであること。そしてなにより腸閉塞を起こしてて、腸が普通の3倍くらいの太さになっており危険な状態であることが知らされた。


「ほう。なんかやっぱりって感じもするなあ。」と思った。この時に人工肛門になる可能性も告げられて、それだけはどうしても受け入れられなかった、その時は。









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気持ちいい魂に乗って

2022-01-15 12:10:15 | がん日記


未来肛門になって1ヶ月。もう長い間仕事もしてない気がしてたけどまだ休んで1ヶ月くらいやわ。濃密。濃厚。それは充実。


一般的には健康とは言えない体で、でもなんか元気な感じはずっとしてて、でも「から元気なんでは?」と問われると自信もなくて。でも、きのう友達と電話で話してていまの自分の状態がわかった。


魂が元気なんやわ。


自分自身に誇りを持って、自由な気持ちで、大きな流れの中で生きている。



最近は、生きてるのと生きてないのってそんなに変わらないんじゃないかと思ってて。「ぜんぜん違うやろ!」っていう常識的な判断ももちろんまだ持ってはいるけど、それはどの視点から見るかで変わってくると思う。脳や肉体から見ると生きてるのと死んでるのでは大違いだけど、魂から見たらそんなに変わらないような気がする。


だいじょうぶやで!生きてるで。まだまだ魂の研究は始まったばかり。









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