日本シリーズが終わったがストーブリーグに入るプロ野球界に激震が起きている。
日本シリーズは北海道日ハムFの優勝だ。これでパ・リーグのチームが4年連続で日本シリーズを制した事になる。
それもソフトBKH、西武L、千葉ロッテMそして北海道日ハムFと毎年勝者が入替わっている。
いかにパ・リーグの活性化が図られているかの証左であろう。
しかしだ、パ・リーグを代表する西武Lの松坂投手がポスティング(入札制度)で米国MLBに移籍を表明している事だ。
2000万$~3000万$が移籍金としてチームに支払われる事もあり、チームもそれを容認したらしい。
10年目のFA取得がせまる前にこの制度を活用する事は、チームにとっても本人にとっても好都合な事態なのだろう。
MLBでも10球団以上のチームが入札に参加する。WBCでの活躍が顕著だっただけに当然だ。
同じく阪神Tの井川投手も同じ制度を活用してのMLBに挑戦を決めた様だ。
イチロー選手がこの制度でMLBに移籍して成功を収めた例がある。
松井選手等がFA権を行使してMLBに亘ったのとは違う意味で残念な事だ。
合わせて北海道日ハムFのヒルマン監督のMLB復帰の話が進行している。
今日の報道では、家族が生活している地元のテキサスLが、強烈にオファーを出している様だ。
日本野球界でのチームつくりがかねてから評価されていた相である。
来年度からは米国MLBで指揮を執る姿が見られるかも知れない。
来年度から新制度の改革案で進発しようとしている、プロ野球界も前途多難だ。
一局集中で読売Gの人気だけに頼ってきたセ・リーグが、さらに活性化されないとパ・高、セ・低の傾向が続く事になる。