郷里山形から晩秋の果物の「ラ・フランス」が届いた。
名前に似ずその「異形ぶり」が面白い果物だ。
サクランボに「ナポレオン」と洋梨に「ラ・フランス」と名ずけたのは、昔の田舎の人にしては中々に洒落ていると思うのだが。
詳しくは調べてはいないが、海外からの(ヨーロッパ?)移入の果物の一種なのだろうか。
今は硬いが熟してくると、芳香を放ち柔らかくなる。
美味しく食べられるよとのサインだ。
その他に単に洋梨と呼ぶ種類もある。
子供の頃は母親の手伝いをした後に、「もう用なしだよ」と言って米櫃の中から(昔は米櫃に保存していた)洋梨を取りだしおやつにしてくれたものだ。
今の時期にこの果物を食べると、亡き母を懐かしく思い出す。
その異形ぶりを紹介してみる