DVD「24」シリーズⅤの12巻目を先ほど鑑賞し終わったところだ。
今回のシリーズⅤの感想だが正直言ってあまり後味が良くない。
テロリストの後押しや前大統領の暗殺、更には国防長官まで抹殺しようとする等、予想もしない政府高官が黒幕となって、多分に滅茶苦茶な物語が進行する事も一因だろうと思う。
それにしても主人公の強い事、不死身な事は今シリーズも変わりがない。
テロリストが奪還した化学兵器を何とか封じ込めた筈が、一個だけ隠されていて、最終回で「LA」や「SF」が新たなテロの対象にされてしまう。
強大な力を持つ黒幕が事件そのもを封殺しようと躍起になり、CTUや主人公を追いつめる。
その中でテロリストの新たな標的から国民を守ろうとする、必死の戦いが見物でもある。
最終章では以前のシリーズで煮え湯を飲ませた強敵が、主人公を捕らえて国外に連れ出そうとする場面で終わる。
新たなシリーズⅥ(既に米国では撮影が進んでいると聞く)の波乱を予想させる終わり方だ。