今週の男子プロゴルフは、三井住友VIS太平洋マスターズ。
秋のビックトーナメントのひとつだ。
昨日は雨の中での悪条件のプレーだった。おまけに開始時間が遅れた為に日没でサスペンデットに。
21人がホールアウト出来なかった為に、今朝は7時20分から前日の残りを消化するハメに。
何と選手達は4時起で準備を強いられた様だ。
その中で「年寄りには4時起きは辛いよ」とスタート前に語った「中島常幸」選手が見事に優勝し、48勝目を飾った。
中島選手は、AONのひとりとして日本ゴルフ界を牽引した名選手だ。
昨年からシニアツアーにも参戦、今年はシニアオープン、プロシニア選手権にも優勝している。
「レギラーツアーに出るからには、若い人達に負けない十分な練習をして来ている」
「この位の歳になるとギャラリーの皆さんの暖かい応援の声が凄く励みになります」
この中島選手の声は若手の選手達にも聞かせたい話である。
今年に52歳になり既に「孫」も居る中島選手は若手の選手達も手こずった難コースで、今日は7アンダー65のスコアーだった。それもノーボギーでプレーしている。
ドライバーでの飛距離も9位につける程飛ばしている。最近は若い時に比しても遜色の無いプレー振りである。今年のプロゴルフツアーも残り3試合になった。若手もうかうか出来ない強敵の出現だ。
益々元気な中島選手の今後の活躍に期待したい。