ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

それを言っちゃ・・・

2009-02-17 15:03:10 | ニュース 
小泉改革がもたらした、大きなひずみの解消に安倍、福田の歴代総理が苦心惨憺した。そして100年に一度の金融危機がもたらした大不況の波に、麻生総理は翻弄されている。そこで飛び出したのが、どうも麻生総理の郵政民営化にまつわる発言のようである。少なくとも郵政民営化については自分の責任ではないと思っているらしい。

小泉元総理の発言、「笑っちゃう・・・」はそんな麻生総理と、またぞろ頭を擡げてきている、郵政民営化見直しの論議に釘を刺したものだと思われる。今朝の朝日新聞で、竹中元郵政民営化担当大臣が、郵政民営化見直し論に反論している。郵政族が目論んでいる、利権復活の動きに翻弄されるべきではないと言うのである。

小生は旧国鉄、専売局、電電公社等の民営化で、立派に国民の為の企業に甦った例を思い出す。郵政民営化は端緒に付いたばかりである。見直し論などは郵政族議員、旧郵政官僚の利権復活を目論む一派の動きであろうと思う。少なくとも現有の衆議院の3分2の与党勢力は、郵政民営化を多くの国民が支持したからに他ならない。

映画「寅」さんのセリフ風に言へば、麻生総理の発言は「それを言っちゃおしめーよ」となるのではないか。またまた民主党は、自民党内の波乱を政局の動きに利用しようとしている。一枚岩とならない与党内の動揺が伝わってくる。




コメント (6)
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