賢く楽しく逞しく

晴耕雨読の日々を、面白く楽しく、
綴って行きたいと思っております。

海が無いのに貝(甲斐)の国

2009年11月01日 | 国内の旅

先週末、山梨へ一泊旅行してきました。

私の妻は三姉妹で、その亭主共六人で、

精々一泊の近場ですが、彼方此方旅をしています。

幹事は持ち回りで、今回は私の番でした。

今回の旅の特徴として、移動の主体は高速バスです。

新宿から甲府間で、往復JRを使うと8000円余り、

高速バスだと、割引などを活用すると、往復3270円です。

しかも、往復平日なら2900円です、随分お得ですよね。

一番年上の義兄は、もう82歳なので、行程に余裕を持たせて、

計画するのも、幹事の優しさ?

1日目は、甲州甲斐の国所縁の、武田神社へ行きました。

018_2 

正面入り口ですが、朱の欄干と、白い鳥居が眼を引来ます。

それに、神社なのに、堀が巡らされて、頑丈な石垣が、

築かれていて、城跡ではないかと、錯覚する程です。

021_3

本殿は、小じんまりとしていましたが、

思わずお参りしてしまいました。

002

本殿の右横の、大杯に近づいてみました。

昭和四十四年四月四日、四が四つ並んだ吉日に、

奉納されたと記されていました。

現代では、「四は死に通ずる」と忌み嫌われていますが、

当時は、目出度い数字だったようですね。

003

広場の奥に、能殿らしきものが有りました。

001

リニューアルしたばかりの、立派な能殿でしたが・・・

当日雨が降ったら、どうするんですかねえ。

011

その他、水琴窟という、地中に空洞が有って、

耳を近付けると、水の滴る澄んだ音が、

聞こえる所があのます。

よく聞こえない場合は、竹筒が出ていて、

そ個に耳を当てると、聞こえて来ます。

ココだけは、仲間同士会話が弾みます。

013

同じ水回りで、姫の井戸のお水というのが有って、

小さな柄杓が有って、まあ体の良い、

水飲み場みたいなものですが、古式ゆかしき

謂われが有るようです。

012

一日目は、この神社の境内をゆっくり散策して、

ホテルでのんびりしただけでした。