阪神淡路大震災十五年
今日は、阪神淡路大震災から、丁度15年になります。
被災地区では、15周年追悼式典とか、
ひょうご安全の日推進県民会議など、
震災の教訓を生かそうと、色々なイベントが行われました。
震災の教訓を、今後に生かそうとする事は大事です。
しかし一方、被災者が未だに、仮住宅に住まい、
今年も、60人以上の孤独死が、有ったそうです。
震災直後から、インフラ整備も街並みも、
猛スピードで復興しました。
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しかし、被災者への心のケアは、行き届いていたでしょうか?
それと、行政や市民運動は、イベントは計画するけれど、
震災から、本当に何かを学んだでしょうか?
民主党政権は、学校や病院などの、耐震化予算を削って、
高校の、授業料無償化に、振り向けました。
「コンクリートから人へ」は、コマーシャルポイントとしては、
立派ですが、人で最も大事なのは【命】だと、理解すべきです。
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ハイチの大地震
死者が、二十万人に達するだろうと、報じています。
建物が殆ど倒壊し、その下敷きになって、
死んだ人々が沢山います。
生きていたも、救助が間に合わず、
生存率が急激に下がる、黄金の72時間過ぎて、
命尽きた人々も、数知れないでしょう。
その上、ライフラインはズタズタで、救援物資も、
被災者の手元に届かず、暴動や略奪が、
起こっている様です。
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地震は、余地予防の難しい災害ですが、
今回の震災で、許せないのは、不良設計図や工事を、
賄賂を送って役人を抱き込んだ建設会社と、
その賄賂を貰って、承認した役人共です。
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中国の四川省大地震も、同様の不正のため、
多くの人命を失いました。
しかし、工事関係者や当該役人が、
厳罰に処されたと言うニュースは聞きません。
何処へ行っても、何時の時代も、悪い奴と、
犠牲になる人は、相場が決まっていますね。