A大の片隅で、柳瀬健太は声を上げた。
「マジでどーすりゃいいんだ?!全然寝れんかったっつーの!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7e/4f6a15216d633e773a3740969b442ac3.jpg)
健太を悩ませているのは、もっぱら青田淳との件であった。
健太は頭を抱え足を踏み鳴らしながら、苛立ちを持て余す。
くっそーおかしくなりそうだぜ‥!
海外のサイトまで全部見てみたけど、半額だとしても学費レベルの出費じゃねーか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2d/349ecd9bd9ac96922a0f85fd162fd796.jpg)
学費のローンさえまだ返済出来てねぇってのに‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/80/f647b8780a54d1b9599436fefa583673.jpg)
つーか生活費はどうする?バイトすべきか?
いやいや!そんじゃ就活はどうすんだよ?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/23/775233054eaf4142b185ebf6559e5ba7.jpg)
卒業試験は?!結局過去問も手に入らんかったし!
うう‥うううう‥うああああああああ!!!!!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5d/238f1e3977c6b45fc06a98d9fb7ccea9.jpg)
考えれば考える程、自分が袋小路へと追い込まれているのが分かる。
それでも何か手を打たなくてはと、健太は必死になって現状を打破する糸口を掴もうと足掻いていた。
考えろ、健太。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/cc/af5609f6918d94e1e9ef73db3bfaf9db.jpg)
A大生・柳瀬健太!考えるんだ‥!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5f/9e9069a8676a37aae0d6257be0a6b4f3.jpg)
自分はただのボンクラ野郎じゃない、一流大学の学生なのだー‥。
今健太を冷静へと引き戻したのは、自分を立てるそんなプライド‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3c/a1fd2fa0bdf23cd042dc048cd9a3aca5.png)
しかし‥。
「くっそぉぉぉ!考えるったって何を考えりゃいいんだよ!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/16/6306a0b163824237917df32982bf5ef3.jpg)
「もー知らん!!チョームカつく!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a9/6c7fc552575746b4894bfcf76e98a592.jpg)
「知らん!知らん知らん知らん!!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/4b/e1622926e8d7805e8e915377509f9e5c.jpg)
健太は鞄を地面に投げつけ、その巨体をブンブンと揺らしながら地団駄を踏んだ。
A大生であるというプライドの中身は、何も無いただのハリボテに過ぎなかったのだ‥。
ゲホゲホッ‥!あー‥喉カラカラ‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/4391d48476023fd8722f608a8c0bfd60.jpg)
そう思いながら自販機の方を見ると、
そこに見覚えのある人物の姿があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c1/3d37b1da0ad384d7c3a8a4deb9004ac6.jpg)
糸井直美である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bc/2ecda4e5c4023a6337e74a5b4aafc931.jpg)
久しく見掛けなかった彼女の姿を目にして、
健太は目を点にして動きを止めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/83/b1318d5aa06e83a3190fd4cfe52d5ae5.jpg)
「!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/79/153fae1c79faaa78acca2f1f70a30330.jpg)
自販機の前に立っていた直美は、
こちらに近づいて来る黒木典達の姿を目にしてギョッとした。
「あ‥あ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e7/185362c8ccf22ec6355a84d82e5094fa.jpg)
瞬時に身を隠そうと思ったが、隠れられるような場所はどこにもない。
直美が途方に暮れようとしたその時、急に目の前に壁が出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d8/93fbfe3ef274db30941401be09036e93.jpg)
黒木典は自販機の前に佇む人物に向かって、若干の苦い表情で挨拶を口にする。
「あ、健太先輩。こんにちは」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2b/266b2ba727d36e478979eb1dece57da7.jpg)
「おお、チワ」「それじゃ失礼しますー」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e4/66ca1471d53b6801d7bd3b13043209a7.jpg)
典達一行は、健太に近寄ることなくそのまま場を離れて行った。
健太の後ろに佇む、糸井直美には一向に気付かないまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9b/8f15606a2d16af1d4dab9e1e18883032.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/03/382b530594da5ae5b71cf95f4659a822.jpg)
無言のまま、二人は顔を見合わせた。
今となっては学科を追われた科代表と、最年長の先輩。
彼らはそれぞれにはぐれ者だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/12/a09f851baf0e8a87abb8623563d27902.jpg)
「なんか飲み物奢ってくれっか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/87/1a9035c7a5184763d92435e6e8f2bb87.jpg)
直美を隠してやったお礼とばかりにそう言う健太に、直美は頷いた。
二人は自販機のジュースを手に、ベンチへと腰を下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ac/753a4f356b9ad712615809e40f294d3a.jpg)
黙っている直美に向かって、健太の方から声を掛けた。
「専攻、夜間に移したんだって?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0b/664928c52d0184b3a74946addb3bd5c3.jpg)
「はい、まぁ‥」「うわー大変じゃねーか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/a9/ff465ab97c1295dda13c6a16cf2077a3.jpg)
頷く直美に、健太はお得意のオーバーアクションで言葉を続ける。
「ったくどうして女の子達ってのはそうなんだろうなぁ!
本人が違うっつってんだから信じてやれっての!俺はともかく、友達なら味方になってやるべきだろ!なぁ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/df/789484eaa804486e6233bdaf058dc244.jpg)
「薄情だよなぁ!」
「もう良いんです。過ぎた事ですから‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/26/59b6c40049bdfcb83335009658f85d34.jpg)
直美はそう言って諦めたように下を向いた。
今の直美は為す術もない現実の前に、打ちのめされたような雰囲気だ。
「結局この程度の仲だったってことですよ。
すごく悔しいですけど、防犯カメラも無いのにどうやって犯人を捕まえるって言うのか‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/29/ae30900468a3f57e6496aeeabc901712.jpg)
やるせない気持ちが溢れ、直美は悲しげな表情を浮かべていた。
そんな中でも、健太の隣でうっすらと微笑みが浮かぶ。
「それでも今もあたしの味方になってくれるのは先輩だけです。雪ちゃん達を止めてくれたのも‥」
「ん?俺はまぁちょっと人よりは心が広い方かもな!ははは!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/cb/1fdff53aed39cdd8114551a18463c561.jpg)
褒められた健太は得意気な態度で、
俺ってばよ‥。と髪を触って見せる。ウゼー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/dfb23daf3cec896ef0362dead5e31db5.jpg)
直美はそんな健太に向かって、彼の近況を尋ね始めた。
はぐれ者達は、片隅のベンチで会話を重ねる。
「試験勉強は順調ですか?」
「あー期末にしろ卒験にしろ、アイツの過去問にしてもさぁ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/70/18f9aa55ff8dc9ceec14186c15c3ec62.jpg)
「あ、そうだ夜間授業で聞いた情報なんですが‥」「おお!そーなのか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/31/48c97646fc2cbc1b51718ac88b77d104.jpg)
「糸井、困ったことがあったら言うんだぞ?」「はい」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/98/37506872761050d92968621e340360ef.jpg)
ははは!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/459484526731397279e98069a45335d6.jpg)
初冬の空に、健太の笑い声が響き渡った。
まだ自分は完全に終わったわけじゃない、笑い声に潜むのは、そんな一縷の望み‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<はぐれ者達の会話>でした。
アレッ?!時計の弁償額、学費レベルとな!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
調べてみましたら韓国の大学の一年間の学費が60万くらいだそうなので、そのくらいってことですかね‥?!
プラス佐藤先輩へのPC代‥。健太、確かにピンチ!(しかし自業自得‥)
そして直美がすっかりはぐれ者に‥。一応科代表なのに‥。
この二人が徒党を組んでこれから何かしでかすんでしょうか‥。うーん波乱の予感!
4部38話はここまでです。
次回は<不可の烙印>です。
☆ご注意☆
コメント欄は、><←これを使った顔文字は文章が途中で切れ、
半角記号、ハングルなどは化けてしまうので、極力使われないようお願いします!
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「マジでどーすりゃいいんだ?!全然寝れんかったっつーの!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7e/4f6a15216d633e773a3740969b442ac3.jpg)
健太を悩ませているのは、もっぱら青田淳との件であった。
健太は頭を抱え足を踏み鳴らしながら、苛立ちを持て余す。
くっそーおかしくなりそうだぜ‥!
海外のサイトまで全部見てみたけど、半額だとしても学費レベルの出費じゃねーか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2d/349ecd9bd9ac96922a0f85fd162fd796.jpg)
学費のローンさえまだ返済出来てねぇってのに‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/80/f647b8780a54d1b9599436fefa583673.jpg)
つーか生活費はどうする?バイトすべきか?
いやいや!そんじゃ就活はどうすんだよ?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/23/775233054eaf4142b185ebf6559e5ba7.jpg)
卒業試験は?!結局過去問も手に入らんかったし!
うう‥うううう‥うああああああああ!!!!!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5d/238f1e3977c6b45fc06a98d9fb7ccea9.jpg)
考えれば考える程、自分が袋小路へと追い込まれているのが分かる。
それでも何か手を打たなくてはと、健太は必死になって現状を打破する糸口を掴もうと足掻いていた。
考えろ、健太。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/cc/af5609f6918d94e1e9ef73db3bfaf9db.jpg)
A大生・柳瀬健太!考えるんだ‥!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5f/9e9069a8676a37aae0d6257be0a6b4f3.jpg)
自分はただのボンクラ野郎じゃない、一流大学の学生なのだー‥。
今健太を冷静へと引き戻したのは、自分を立てるそんなプライド‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3c/a1fd2fa0bdf23cd042dc048cd9a3aca5.png)
しかし‥。
「くっそぉぉぉ!考えるったって何を考えりゃいいんだよ!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/16/6306a0b163824237917df32982bf5ef3.jpg)
「もー知らん!!チョームカつく!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a9/6c7fc552575746b4894bfcf76e98a592.jpg)
「知らん!知らん知らん知らん!!!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/4b/e1622926e8d7805e8e915377509f9e5c.jpg)
健太は鞄を地面に投げつけ、その巨体をブンブンと揺らしながら地団駄を踏んだ。
A大生であるというプライドの中身は、何も無いただのハリボテに過ぎなかったのだ‥。
ゲホゲホッ‥!あー‥喉カラカラ‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/4391d48476023fd8722f608a8c0bfd60.jpg)
そう思いながら自販機の方を見ると、
そこに見覚えのある人物の姿があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c1/3d37b1da0ad384d7c3a8a4deb9004ac6.jpg)
糸井直美である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bc/2ecda4e5c4023a6337e74a5b4aafc931.jpg)
久しく見掛けなかった彼女の姿を目にして、
健太は目を点にして動きを止めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/83/b1318d5aa06e83a3190fd4cfe52d5ae5.jpg)
「!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/79/153fae1c79faaa78acca2f1f70a30330.jpg)
自販機の前に立っていた直美は、
こちらに近づいて来る黒木典達の姿を目にしてギョッとした。
「あ‥あ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e7/185362c8ccf22ec6355a84d82e5094fa.jpg)
瞬時に身を隠そうと思ったが、隠れられるような場所はどこにもない。
直美が途方に暮れようとしたその時、急に目の前に壁が出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d8/93fbfe3ef274db30941401be09036e93.jpg)
黒木典は自販機の前に佇む人物に向かって、若干の苦い表情で挨拶を口にする。
「あ、健太先輩。こんにちは」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2b/266b2ba727d36e478979eb1dece57da7.jpg)
「おお、チワ」「それじゃ失礼しますー」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e4/66ca1471d53b6801d7bd3b13043209a7.jpg)
典達一行は、健太に近寄ることなくそのまま場を離れて行った。
健太の後ろに佇む、糸井直美には一向に気付かないまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9b/8f15606a2d16af1d4dab9e1e18883032.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/03/382b530594da5ae5b71cf95f4659a822.jpg)
無言のまま、二人は顔を見合わせた。
今となっては学科を追われた科代表と、最年長の先輩。
彼らはそれぞれにはぐれ者だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/12/a09f851baf0e8a87abb8623563d27902.jpg)
「なんか飲み物奢ってくれっか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/87/1a9035c7a5184763d92435e6e8f2bb87.jpg)
直美を隠してやったお礼とばかりにそう言う健太に、直美は頷いた。
二人は自販機のジュースを手に、ベンチへと腰を下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ac/753a4f356b9ad712615809e40f294d3a.jpg)
黙っている直美に向かって、健太の方から声を掛けた。
「専攻、夜間に移したんだって?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0b/664928c52d0184b3a74946addb3bd5c3.jpg)
「はい、まぁ‥」「うわー大変じゃねーか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/a9/ff465ab97c1295dda13c6a16cf2077a3.jpg)
頷く直美に、健太はお得意のオーバーアクションで言葉を続ける。
「ったくどうして女の子達ってのはそうなんだろうなぁ!
本人が違うっつってんだから信じてやれっての!俺はともかく、友達なら味方になってやるべきだろ!なぁ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/df/789484eaa804486e6233bdaf058dc244.jpg)
「薄情だよなぁ!」
「もう良いんです。過ぎた事ですから‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/26/59b6c40049bdfcb83335009658f85d34.jpg)
直美はそう言って諦めたように下を向いた。
今の直美は為す術もない現実の前に、打ちのめされたような雰囲気だ。
「結局この程度の仲だったってことですよ。
すごく悔しいですけど、防犯カメラも無いのにどうやって犯人を捕まえるって言うのか‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/29/ae30900468a3f57e6496aeeabc901712.jpg)
やるせない気持ちが溢れ、直美は悲しげな表情を浮かべていた。
そんな中でも、健太の隣でうっすらと微笑みが浮かぶ。
「それでも今もあたしの味方になってくれるのは先輩だけです。雪ちゃん達を止めてくれたのも‥」
「ん?俺はまぁちょっと人よりは心が広い方かもな!ははは!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/cb/1fdff53aed39cdd8114551a18463c561.jpg)
褒められた健太は得意気な態度で、
俺ってばよ‥。と髪を触って見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/dfb23daf3cec896ef0362dead5e31db5.jpg)
直美はそんな健太に向かって、彼の近況を尋ね始めた。
はぐれ者達は、片隅のベンチで会話を重ねる。
「試験勉強は順調ですか?」
「あー期末にしろ卒験にしろ、アイツの過去問にしてもさぁ‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/70/18f9aa55ff8dc9ceec14186c15c3ec62.jpg)
「あ、そうだ夜間授業で聞いた情報なんですが‥」「おお!そーなのか!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/31/48c97646fc2cbc1b51718ac88b77d104.jpg)
「糸井、困ったことがあったら言うんだぞ?」「はい」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/98/37506872761050d92968621e340360ef.jpg)
ははは!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/459484526731397279e98069a45335d6.jpg)
初冬の空に、健太の笑い声が響き渡った。
まだ自分は完全に終わったわけじゃない、笑い声に潜むのは、そんな一縷の望み‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<はぐれ者達の会話>でした。
アレッ?!時計の弁償額、学費レベルとな!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
調べてみましたら韓国の大学の一年間の学費が60万くらいだそうなので、そのくらいってことですかね‥?!
プラス佐藤先輩へのPC代‥。健太、確かにピンチ!(しかし自業自得‥)
そして直美がすっかりはぐれ者に‥。一応科代表なのに‥。
この二人が徒党を組んでこれから何かしでかすんでしょうか‥。うーん波乱の予感!
4部38話はここまでです。
次回は<不可の烙印>です。
☆ご注意☆
コメント欄は、><←これを使った顔文字は文章が途中で切れ、
半角記号、ハングルなどは化けてしまうので、極力使われないようお願いします!
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