ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

昨日のレッスン

2008年07月30日 18時19分53秒 | 音楽&トランペット&レッスン
昨日はひさびさ旦那さまと昼から一緒だったので、ブログお休みしてました!

そうそう!昨日の御徒町の小学校のレッスンについて!
勝手に書いておくのだ!


なにせ、おととい心の中が軽く玉砕したので、あまり気が乗らない感じもしていたのですが、そこはお仕事!バチッと決めて子供達に金管をやることの楽しさを教えねば!と意気込んで学校へ!


今日は音楽の先生がプール当番だったので、代わりに4年生のクラス担任でホルンをやってたことのある先生が来てくれました。

とは言っても、先生もあちこち忙しいらしく気がつくといなくなってるって感じだったのですが、
とにかく今日は、細かいことや譜読みをさせるのではなく、ガンガン何回も合わせてその中で曲を覚えてもらおう!と言う作戦に!


一応クセをつけるために、音階のロングトーンとタンギング練習をホンのちょっとだけやって…


「今日は校歌からやるけど、何回か練習しようよ!何回にする??」

こども「わ~!!500回!!」

「う~ん、いいけど、きっと時間内に終わらなくて後悔するよ!じゃあどうする?!」

こども「じゃー、10回」「3回!」「5回がいい!!」…

てわけで、
「じゃあ5回やろう!」



こんな調子で、合わせていった。その中で、どのパートが一緒に吹いているかなどをちょっとずつアドバイス。
ここはこんな風にハモるとか、こんな音になるとか…とにかく吹いて聞かせまくる。

で、また合わせてみる…


構えるタイミングもほっとくとダラダラやるので、

「オット!みんな何秒で構えられるかな?0.0001秒だとすごいなぁ!」

とか言いまくると、勝手に構えるスピードアップ!
だらけが減ってくる。

そんな調子でかなり強引に3曲を合わせまくった。

月曜日にすぐにやる気をなくして、ひどい姿勢になっていた男の子も、
そのうちには、
「頑張るッ!」なんて言っちゃって、すっかり張り切っていた。

3人組のちょっとすれた感じだった4年生も、気がついたら乗せられて何回も吹いて、しかもこの日は来てくれた5年生の譜読みしていない『こんにちはトランペット』が練習済みだったので、ちょっと得意げに吹いていた。

というわけで、全体的にはダラけるヒマを与えず、しかも自分達で回数決めたからやるしかないって感じで、頑張った。

帰りに「次私が来るのは8月8日だけど、みんな、この調子で練習しようね!この曲は運動会だって!」

と言うと

こども「えー!!!じゃあ明日からどうやって練習するの?明日は来れないの?
運動会は来る?4日は何やってるの?」…

「明日からは音楽の先生が見てくださるから、今日やったことでできてないところをできるように練習だよ!」



金管を吹くのがそんなに嫌ではなくなったみたいだし、できる気がしてきてるんだな!と思うとちょっとホッとする。


でも、1人だけ心配してる子がいる。
アルトホルンで、水泳が得意だって言ってた子。月曜に逸れてヤダヤダ言ってた2人のうちの1人。
もう1人のコルネットの子は、態度はイヤイヤだったけど、音がちゃんと出てきてて音階もちょっと得意げに吹いていたのでまあ大丈夫だと思う。
でもアルトホルンの子は、一発の音はとてもいいのだが、なにせ、何の音がどう出てるのかが分からない。でも頑張ってみようという態度を見せられない感じなので、吹いてみようとしない。だからどうにもしてあげられなかった。
それに担任の先生がそばでフレンチホルンを吹きつつ指導してくれていたようだったから、彼女が座っている方をあまりマークしてなかった。

そしたら、帰り際に 「つまんない!!!」

って。目が恨めしげだった。寂しそうという感じより、恨めしげと言うほうが当てはまる。

つい、「本気出してみないと楽しくならないよ!遊びは本気でやるから楽しいでしょ?!」と言うくらいしかできなかった。

「本気も出したくないし!!」って。


もっと見てあげたらよかったなぁ…。みんなが出来てきて楽しくなってくると、きっと余計に距離を感じてつまらなさが増していただろう…。

次は8月8日…その日も来てくれたらいいなぁ。
今度はなんとかホンの少しでも自分にも出来るという感じを味わって欲しいな…。
コメント (2)
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