ゆるーいブログのあとに、思い出したので書くことにします。
昨日、聴いたことないモノって話を書きましたけど、
これね!!!きっと今はYouTubeがあるから、自分が今やってる曲なんかはチョチョイのチョイって調べられるから、それを「参考音源」として聴いてるんじゃないかなー?!
昔の吹奏楽キッズ&オケキッズは、そういうの無かったから、お金が許せばCDとかレコード買う。お小遣いピンチの場合は、カセットテープとか買ってAir Checkよね、ラジオを録音するの!!!
そうすると、CDなんかだとカップリング曲っていうのかなー。狙った曲にちょっと別の曲も入ってたりするし、買う時も「外すまじ」的な意気込みがあるからね、めっちゃ選ぶじゃない?それに買ったからには、しゃぶり尽してやろう!!みたいなw
エアチェックは、曲を狙う場合は、新聞のラジオ欄をガン見よね。で番組全部録音しちゃうと、テープもったいないから、めっちゃ曲が始まる瞬間逃すまじってんで、録音ボタンをクイズの回答ボタンのような集中力でスタンバイ!
そして、タイトルや指揮者、オーケストラ名がアナウンスされたあと、間を感じ取ってオリャッ!とスイッチ押す。
そんなわけで、聞き逃すまじ、録り逃すまじ、ストップも間違うまじ!!!という全てにおいて集中w
で、カセットテープのインデックスも間違えずに書きたいから、指揮者やどこのオーケストラかも聞き逃してはならなーい!!
そんなことをしてるから、耳がオケと指揮者を覚えます。
それがトリガーになって、次の曲のときに「あ!この指揮者、この前の!」とか「あ、このオケであの曲聞いたな!」とかなっていく。
だから、知らないうちに曲を「参考音源」としてではなく、広く関連性を持って聴いていく感じになります。
そこが便利すぎるゆえに、アリガタミが薄くなっちゃって、その分、味が薄くなっちゃうってのかな~。。。やっぱり一長一短ってのかな、メリットデメリットあるもんです。
1つ1つの味わいを深く噛みしめるのも必要ですなー。
それとね、
今めっちゃ思ってるのが、音楽におけるテレパシー(そう書くとなんかカルトっぽいなぁ、、、共感?共有?意思疎通?以心伝心??なんかそういう意味よ)っての、能力がないんじゃなくて、使う機会が少ないかもしれません。
トップダウンで技術として楽器を習っちゃうと、人と音を合わせる感じとか、一緒に演奏し始めるときの阿吽の感覚とか、そういうのが「誰かの合図に合わせる」っていう、従属的なモノになっちゃってる。
ホントはこの一緒に出るとか、一緒に終わるとか、そういうのって、みんなめっちゃ持ってるんですよ。
例えば、「よーぉッ ポンッ!」って一丁締めですか?!あれ、日本人ならズレる人、まーずいませんよね?
あるいは、「じゃんけんポン」が人に合わせないとできません、なんて人もいませんよね。
必ず持ってるんです、その何というか「間」をとらえるセンスっていうか感覚ね。
でも、いつも12341234ってやってると、その感覚より何かに合わせるっていうセンサーの方が優位になっちゃって、いろんなことがお留守になっちゃう。
これはアンサンブルするなら絶対育てなきゃダメなヤツですねー。。。ホント最近気付きました。
アインザッツを出す、とかそういう以前のね。
子どもと一緒にロングトーンとかハモリとかを練習すると、音を聞くことや相手を感じることにめっちゃフォーカスするので、本来奏法的に要らない力みなんかが取れたりします。
感じることに集中するから、余計なこと考えてられなくなるんですよねー。
極端に緊張してる生徒は、こちらが別の音に進んでも聴いてなかったり、出や長さを感じるゆとりがありません。ホントに聞けないんです。ビックリするよ。
そこまでの緊張じゃない場合は、徐々に相手との呼吸やハモリや消え方にフォーカスして行くから、なかなか良いです。
良く聞ける子は、音が合うようにこっちが寄せていくと、その感じをしっかり感じて、何拍伸ばすよとか全くいう必要なく、合ったところで一緒に吹き終わるってことができます。なかなかのセンスだぞ!!
こういう遊びのような練習を通じて、集中力とか耳とか吹き方とか覚えて行けたらいいな!と思います。
ということをシェアして、、、、
寝まーすw
それでは、またねー(^▽^)/
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