山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

無心

2013-07-13 19:16:43 | 日記




本当に信じられない様なお話ですが、
「こむらさき」 がひらひらと家の中に舞い込んできました。
驚いてそっと捕まえ、子供の手に載せました。

「こむらさき」と言えば わりに高い所を舞う蝶なので、
一寸 虫好きの方なら、夢の様なお話です。

しばらくは子供の手の上で
あの瑠璃色の美しい羽を
閉じたり開いたりしていました。

傷一つない 羽化したばかりと思われる蝶に
子供も私も ただ驚き 感動して 見とれておりました。

生まれたての 無垢な蝶と けがれない心の子供。
お互いに安心し合って 信じあって・・・。

不思議な 素敵な ひとときでした。





夏の日差しに煌めくように咲く 「むらさきたかねあおやぎそう」
スーッと伸びた細長い茎の
立ち姿の美しい植物で
大きくなると1m余りあります。
濃い紫の花に 葯が金色に輝いて そのコントラストが何とも美しい花です。
その名前のとうり 高山植物ですが
温暖化で しかもこの猛暑の中、
よくめげずに 咲いてくれると思っています。



桔梗と言えば
お盆になりますと良く仏さまの花として仏壇に飾られますが
「乙女桔梗」 はその一足先に花壇の片隅で咲いています。
真夏の暑い陽ざしの中
お日様に向かって 花達が 「ワイワイ、ガヤガヤ」とにぎやかく
おしゃべりをしているような気がします。

草丈およそ20㎝程の 可愛い花です。 


コメント
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