一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

博多で「天チカ」と言えば天神地下街 小倉で「ちか天」と言えば 天ぷら『ふじしま』 【北九州・小倉】

2016年06月18日 01時45分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 天ぷら定食  小倉魚町『ふじしま』)

 

 

 

小倉での昼食を久々の天ぷらにした日。入口に創業昭和32年と書かれた貼紙

別名小倉の「ちか天」の愛称を持つ 天ぷら『ふじしま』

小倉で知られる老舗天ぷら定食の店だ。

 

 

 

地下を降りて行くこの階段の感じは、

昔の映画館で経験したそれに近いだろうか。

一度も行ったことがなければ ちょっぴり おっかなびっくり 

一番最初、それももし女性一人ならば行くのにかなり勇気が要る店と言えまいか。

 

 

 

地下にたどりつくとそこには昭和のレトロな食堂空間が広がっている。

要するに地上とは、流れている時間が違っていて 昔のままで今に残っているということだ。

 

 

博多で「天チカ」と言えば天神地下街 小倉で「ちか天」と言えば 天ぷら『ふじしま』

前者は、流行を求めて流れが速く、後者は、ゆっくりと流れる時間を感じて

そんな時間の隠し味が、ここの天ぷらの味わいの特徴と言えるだろう

 

 

 

揚げたて天ぷら サクッ サクッ

これが、サク呑みならぬ サク食べ・・・かな ?!

 

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(寅)


奈良の夏、暑さは目玉商品でカツ !!

2016年05月30日 21時15分45秒 | 『食』べる門には福来たる
 
じゃあ 奈良のカツカレーは?  奈良だけど何故か店名は「横浜」  【奈良・王寺】 5/30
( カツカレー目玉  「横浜」)  ■2015/5/30(土) あっさりと30℃超えの奈良 もう夏半ばと思わせるほど本当に近年は、春と秋が急...
 

 

( 復刻ブログ 第五十話 )

 

奈良の夏って関西の中でも相当暑いんです。

カレーを食べることは旨い耐暑方法の一つだと言えるでしょう。

 

(寅)


スパイシーな夏がいいね。

2016年05月30日 20時20分50秒 | 『食』べる門には福来たる
 
大阪だと  たとえば カツカレーはこんな感じ 「KYKのカツカレー」 【大阪・天王寺】
( カツカレー  「KYK」天王寺 ) 処変わって 大阪だとね~ たとえば カツカレーはこんな感じになる。「KYK」は、一時期TVCMまで流していた関西で有名...
 

 

( 復刻ブログ 第四十九話 )

カレーの季節が近づいて来ましたね。

スパイシーな夏もいいものです。

 

(寅)

 

 

 

 


また行きたいな・・・人をエビス顔にする24時間昼夜食堂

2016年05月19日 00時10分50秒 | 『食』べる門には福来たる

■2016/5/18(水)

 

復刻ブログ 第四十六話

 
午前零時のガッツリ飯でエビス顔 『エビス屋昼夜食堂』 【北九州・黒崎】5/2-⑤
( エビス屋昼夜食堂  北九州市黒崎) ■2015/5/2(土) 晴今年の5月2日は、小倉→門司港→八幡・黒崎と結構具だくさんの一日となっ...
 

(寅)


小倉・旦過に出現した地域とつながっている素敵な空間 『Tanga Table』    【小倉・旦過】2/22 

2016年03月15日 00時05分15秒 | 『食』べる門には福来たる

 ( 朝食セット  TangaTable )

 

■2016/2/22

小倉で朝を迎え、朝食をするために寄ったのが、宿泊こそしなかったがカフェダイニングが一体となった小倉のゲストハウス「Tanga Table」

 

ここを初めて利用したのは、昨年11月のこと。  それから1週間ほど後に雑誌「ソトコト」1月号の表紙を飾っていることを関西の書店で知った。さすがに驚いたが、嬉しくて即購入した。

 

 

 

表紙手前の男性 役職は「番頭」とのことだが、その西方さんに長年空いたままになっていた古いビルの活用をコンペで勝ち取ってこのモダンなゲストハウスが生まれたことや床は、鉄道の枕木を再利用していることなど教えてもらった。 

写真 後方左の女性は、料理を担当していたユリエちゃん。 彼女とも少し話をし、足跡を残すノートにイラストとコメントを書いた。ここは皆和気あいあいとした雰囲気で、楽しそうに仕事をしているのが印象的まさに「共感をプロデュースしていく空間」が、旦過市場のすぐ横に出現したわけだ。

 

 

朝食の印象はフレッシュで美味しくいただけた。旅ごころは食ごころを刺激する。

 

窓の外には、旦過市場一帯が見えている。

 

ここは夜にはちょっとしたBarにもなるから 日本酒の地酒も多くはないが置いてあるから 

次は、ここで飲んでそのままここに泊まるというのもいいかもしれない。

 

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(寅)

 


鉄の都 北九州での昼だから 「鉄なべ」ランチ  【北九州・小倉】2/20

2016年03月02日 23時58分55秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「鉄なべ」ランチ 小倉・魚町 )

 

■2016/2/20(土)

阪神百貨店で、前述の日本酒「会津ほまれ」と菓子を手にし新大阪駅へ

既にホームに入っていた10時59分発の西鹿児島行「さくら」に乗り

九州・小倉に着いたのは午後1時30分すぎのことだった。

 

▼2/20~小倉「食市食座」の開催初日

▼笑顔で応えてくれたイベント会場受付

 

 

小倉駅改札を出ると正面広場で福岡県が農業サポーターの募集(登録無料)を

していたので、これも何かの縁だと思い申し込んだ。

手渡された用紙に住所・指名を書いていく。

奈良県・・・と書き始めると県の女性職員から

「明日の北九州マラソンに走りに来られたんですか?」と聞かれた。

「まさか、さすがにマラソン走るような元気はないです。

小倉にはお酒を呑みに来たんですよ。」と応えると

「えー! そうなんですか」と驚きと 笑い混じりで受けていた。

 明日は北九州マラソンの開催日 かなりのビッグイベントのようだ。

おかげで 今夜の小倉の宿はどこも1月も前から満室 仕方なく

海峡を渡った下関に宿をとるという あおりを食ってしまった。

 

登録が終わると抽選でガラガラ抽選 1回だけ回してくださいと言われ

赤玉が出て「おめでとうございます」カランカランと鐘がならされた。 

 

やった~ お米一俵でも当たったのかと思ったら

かわいらしく福岡の特A米「元気づくし」300gを頂いた。

マラソン走るだけの元気がつきそうな名前の米だ。

まずは幸先のいいスタートになった。

 

 

それから魚町に向かって午後2時の遅い昼食、ビールで「鉄なべ」餃子ランチにした。

 

 

さあて鉄分とスタミナ補給したところで ・・・

夜の小倉まで時間はあるし 八幡に寄って、博多へと向かったのだった。

 

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(寅)

 


二十四時間エビス顔になれる名物食堂 【北九州・黒崎】

2016年02月26日 00時45分00秒 | 『食』べる門には福来たる

(  「エビス屋昼夜食堂」掲載ページ )

 

復刻ブログ 第二十四話

 
夜中にしっかり食べてエビス顔 知る人ぞ知る『エビス屋昼夜食堂』 【福岡・黒崎】2/14
(  「エビス屋昼夜食堂」 北九州黒崎 ) ■2015/2/14(土)バレンタインの夜①博多デイトス「住吉酒販」~②博多めんたい「福太郎」~③福岡・別府「...
 

いろんなお客さんが来ていて

深夜二時でも超満席のめし屋 

 

 

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(寅)


トラットリア「ジ メルカート」三輪シェフ お見事4連勝 ! 『シェフ対主婦』 1/8

2016年01月09日 09時20分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( 三輪シェフお見事4連勝  読売TV『シェフ対主婦』)

 

■2016/1/8(金)

読売TV ten『シェフ対主婦』1/8の結果を今回は、早めにお知らせしましょう。

 

今回のチャレンジャーは、なんと京都の老舗酒屋(地酒店)「リカーショップにしむら」の料理上手な娘さん

対戦相手が、老舗地酒店の娘さんなんて 最近日本酒を扱いだした三輪さんとは縁を感じます。

イタリアンの三輪さんに対し、正月らしく得意のもち料理で挑んできました。

 

 

最初にチャレンジャーの紹介

ご実家は、京都でも有名な地酒店 彼女の腕前も自信のほども紹介されていました。

「小さいときからお酒に囲まれて育ちましたからね」と納得のひとこと。

確かに お酒(特に日本酒)の奥行や幅広さがわかってくると

自然とそれに合わせる料理を作ってみたくなるから

腕前は自然と上がるものというのが、

私が飲食店で経験したことであり、

言い得ていると思いました。

 

「料理が日本酒を美味くし、日本酒が料理を上手くする」

 

それでは、画像を取り入れハイライトのご報告です。

▼今回のチャレンジャーは、若い主婦

▼ご実家は、京都の老舗地酒店なんです。

▼これは島根の池月ではありませんか

▼今回の決戦の場は、大阪ガスの運営するキッチンスタジオ

▼三輪さん 大阪ガスさすがです。餅をみぞれにしてイタリアン雑煮を披露

▼デザートは餅を使ったサバイオーネ

▼主婦の餅料理もレベル高い

▼今回作った二人の料理

▼さて 結果は?

奥野史子さんの予想は主婦勝利でした。

一般主婦3名に試食してもらい さて勝利するのは?

3-0で三輪シェフの勝利

 

▼出演のコメンテイターの方々は二人の対決に唸ってました。

 

 

三輪さんに「今回は、負けたかもと思いました。」と言わせた

今回のチャレンジャーは若いながらも強敵のようでした。

結果は、3-0と三輪シェフのストレート勝ちでしたが、

その1票がどれも僅差の印象を受けました。

 

三輪さん本日の勝利で、お見事4連勝

通算成績 12勝4敗となりました。

目指せ!! まずは15勝一番乗りです。

 

今日の豊中・庄内メルカートそして豊南市場は、きっとこの話題で盛り上がっているかもしれません。

 

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(寅)

 


天気上々 そうだ! 京都で 昼ごはんのち日本酒しよう 『つるやこなな』 【京都・六条】12/5

2015年12月07日 00時45分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 豚ロースかつ定食  六条通「つるやこなな」)

 

■2015/12/5(土)  晴

先日、京都のオススメを書いたからでもないだろうが 無性に京都に行きたくなった。

当初の曇り予報も何のその 私の場合、天気予報が雨なら曇、曇なら晴れ、

晴れなら快晴という具合に天気がワンアップする「自称晴れ男」

今日も西大寺を過ぎ、京都に近づくに連れ晴れて来た。 

京都はいつ来ても人が多いな~

 

▼京都のろうそく 京都タワーの上空は青空

 

▼地下鉄五条の案内板はユニーク

 

丁度昼時 ここ五条地下鉄駅から6~7分 六条通りの「つるやこなな」へランチで寄ることに

私の手土産は 「栗薫 芋の香」

 

こななママさんから「先日 九州(小倉)から桃子さん来てくれはったけど

平日お昼の忙しい時で、ちゃんと相手できなくって申し訳なかったです」と開口一番。

「忙しいのがわかってるから 気にしなくて大丈夫ですよ」

 

 

私が入店したのは11時50分で二番目の客も それから10分経ち

正午を過ぎたとたん 店はあっという間に満席になった。

地元の人気店というのがよくわかる。

 

私は、ビールと豚ロースかつ定食を頂いた。

サクサクと美味しい 具だくさんの豚汁も酒粕が効いていて美味しかった。

 

当初はビールだけにしておくつもりだったが、

わざわざ来てくれたのでと「大雪渓」(長野)ひやおろしをサービスして出してくれた。

 

そうなると次に 美味しい特製おでんをアテに 「★旭日」(島根)の2年熟成を頂いた。

 

 度数がかなり高い原酒だったが、これがスッキリしていて 

いい後味を残す酒だった。

「ごちそうさま~」

 

食べ呑み終えてお店を出た時間は、丁度14時 青空が気持ちよく

ここから六条通り一直線の処にある京都で有名な地酒店

 名酒館タキモトを覗いてから北上することにした。 

 

それと 来年5月5日の京都五条のイベントに こななママが

カルメロの生演奏を見事とりつけたということで

来年のこどもの日5月5日の京都五条が

早くも楽しみになった。

 

 

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(寅)


PiEDRAにスペイン・グラナダから新戦力加入 アルバロでーす! 【大阪・西田辺】10/25 

2015年10月26日 23時55分15秒 | 『食』べる門には福来たる

( 謎の仮面 アルバロ  大阪・西田辺「PiEDRA」)

 

■2015/10/25(日) 快晴

快晴の大阪・西田辺 梅田~天王寺~南下 地下から地上に上がったのは丁度11:00

今日の御堂筋線 やけにいろんな応援旗を抱えている人が目につくと思いきや

駅に貼られたポスターで「大阪マラソン」の日だったことを知った。

 

京都・淀では馬が長距離戦を走り、大阪では人々が走るって日

 

そりゃ おてんとうさまも雲なんかに邪魔されずご覧になりたいはず

 

西田辺はこの月末31日 ハロウィンの日に「西田辺バル」

いろんな店の扉に 告知ポスターが貼られていた。

 

 

私は、ランチをしに「PiEDRA」

11:30からのオープンをいつも11:00と勘違いして

長池で釣りをする人を眺めながらひなたぼっこして時間をつぶした。

 

11:30  改めて店に入ると 見慣れぬ外国人

オーナーが紹介してくれた 「彼 新しいメンバーのアルバロです」

 

「ハジメマシテ アルバロデ~ス」

グラナダから日本へ 26歳

 

日本酒を飲んだことあるのか?

聞いてもらったら

グラナダ大との交換留学で立命館大学生とルームシェアしていたから

部屋には梅酒なんかも含めて5~6本日本酒があったんだとか

スペインでは大学院まで出て 日本にチャンスを求めて来日したようだ

 なかなかのスペイン男子 探求心旺盛な印象を受けた。 

(私とアルバロとの2ショット)

 

ところで 以前この店で働いていた コボちゃんは、

日本人の女性を奥さんにしてスペインに戻ってもうパパなのだとか

 

今回は、来日間もないアルバロを中心に写真をとりました。 が

主役のアルバロ 大丈夫かいな? まるで お酒飲みすぎて女性二人に介護されているみたい。

まず活躍の場は 今周末の西田辺バルになるかな しっかり 頼んだよ~

日本酒ファンになってスペインに戻ってもらいたい。

 

さて本日のランチはこれ 伴さんが作ってくれた海鮮トマトソースパスタ

パカッ ごちそうさまでした。

 

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(寅)

 


新しくスペイン料理のシェフを迎え、益々楽しみな『PiEDRA』 【大阪・西田辺】10/3

2015年10月04日 02時05分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( 蛸のトマトソースパスタ 「PiEDRA」)

 

■2015/10/3(土) 晴

 

地下鉄を降り地上に上がってみると想像以上に好天の大阪・西田辺

青空に誘われ、久しぶりに「PiEDRA」で昼食をとることにした。

 

▼ 昼のピークを過ぎた時刻に店に入って席に着くとまもなくオーナーから

三輪シェフの後、昨日より入店の新しいシェフ 伴さんを紹介された。

伴さん、聞けば酒豪県 高知生まれ~愛媛育ちとのことで 

私も高知・愛媛には日本酒を飲みに行ったことがあるだけに、親しみがわいた。

 

スペインのレストランでの勤務経験もあるとのことで

これから西田辺の地で存分に腕を振るってくれそうだ。

 

▼以下は本日の昼食。(まだ伴さんの作ではありません。)

▼イカかと思いきやタコのパスタ

▼10/31 ハロウィンに開催される「西田辺バル」も参加 

西田辺バルは今度で6回目を迎えるが、なんといっても

西田辺バルの集客レコード578名を持っているのがこの「PiEDRA」。 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/130d2dda14f05bf46491d6937c747314 

 

新たに 伴さん(写真左)を迎え、西田辺バルでも頑張ります!!と

ポーズを決めてくれたオーナーと STAFF

 

「西田辺バル」参加店は、過去最多の64店と増え、喜ばしいことだが 

今回もこの店の集客数上位はたぶん間違いないと思っている。

なぜそう言い切れるのか? って

まだの方は、私が説明するよりも

一度店に足を運んでもらえばわかると思う。

 

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(寅)

 


トラットリア「G mercato」FBより  『シェフvs主婦』対決収録は来週だ 9/29

2015年09月29日 23時55分50秒 | 『食』べる門には福来たる

( 読売TVの撮影 庄内トラットリア「ジ・メルカート」)

 

■2015/9/29(火) 快晴

 

先日掲載しました「ジ・メルカート」の三輪シェフ 

いよいよ来週が、料理対決の収録日とのことです。

放送予定は、読売TV (関西エリア) 10/23 (金)か10/30(金) 

17時30分すぎ頃~  。店紹介の撮影にTV局が来られたことが

お店のFaceBookに掲載されていましたからこちらでも紹介させて頂きます。

( 今回のFBは、三輪さんが書いたもののようです。)

 

▽トラットリア「ジ・メルカート」フェースブックより転載

「今日はテレビの撮影に来ていただきました。
かれこれ6年ほど前から、読売テレビ『TEN』の料理バトルシェフ🆚主婦に出させて頂いてますが、今回からはg-mercatoからの出演ということになりますので、新しいプロフィール映像の撮影をしていただきました。
本番の収録は来週です。 放送日はまた後日に報告します。」

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三輪シェフが西田辺「PiEDRA」から庄内「g mercato」に移籍後初戦

目の前の豊南市場で働く人たちや市場に買いに来られるお客さんに 

「すご腕シェフ 庄内市場前にあり」と印象に残る名刺代わりの白星を

期待してますよ! 三輪シェフ。

 

 

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(寅)

 


今週オープンしたイタリアン トラットリア『ジ・メルカート』で日本酒昼呑み 【大阪・豊中】9/12

2015年09月13日 16時00分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( トラットリア「ジ・メルカート」 豊中・庄内銀座通り )

 

■2015/9/12(土) 晴

本日は、この9月9日にオープンしたばかりの トラットリア「ジ・メルカート」

晴れ男の私が、まるで太陽と暑さを引っ張ってきたかのような汗ばむ陽気

豊中・阪急庄内駅前に降り立ったのは、11時10分のことだった。

 

買い物に行く人 買い物から帰る人、おいちゃん、おばちゃんが乗った自転車が、

ひっきりなしに目の前を横切って行く。昼前の豊中市場の南口

「豊南市場」は、関西にその名を知られるマンモス市場

 

めざす店「ジ・メルカート」は、庄内銀座通りの市場西口前にある。

▽外側を黄橙色に塗り替え・イタリアの国旗が垂らされた店の入口。

開店は11時30分。まだ準備中(開店20分前)のため、シャッターは半開状態。

入口には、沢山のお祝いの花が飾ってあった。

 

▽店の入口を入ればワインセラー上に私のお祝い(熨斗箱)が飾られていた。

 

開店準備中のところ 店に入り、三輪シェフと山ちゃん(山地さん)にご挨拶

( 山地さんと三輪幸治シェフ )

 

日本酒は、「想天坊」じゃんげ・「梅乃宿」純米大吟醸「吟」生・「五橋」トラタン

ちょっと面白くてイカシタ日本酒四合瓶が並んでいる。

 先日私がお祝いで渡した「伯楽星」ひやおろし は、近くの飲み屋のご主人から

絶賛されたと喜んでいただていた。

 

 

従来の銀座食堂の雰囲気を残したアットホームなイタリアン食堂の印象だ。

店内はこんな感じ、写っていないが、右手前にもう一つテーブルと

左サイドに向かい合わせの席が2つ 全部で20席になるだろうか

それと左手前には、買い物帰りの荷物置きにも 

待ち客用の椅子にもなる腰かけ台がある。

 

▽豊南市場の鮮魚店と西入口が店の目の前

 

11時30分の開店まで10分ほど 道の先まで散策してみた。

▽大賑わいの精肉店のミンチカツ・コロッケコーナー

 

▽なんの看板もない 普通の家の土間みたいなところに

丸椅子・テーブルみたいな立飲屋さんとキムチ店

ちょっとしたディープ感が漂っているところは、とても私好み

 

11:30を廻ったので店に戻って、カウンターの一番右端に腰かけた。

開店前から並ばれていたおじさんに続いてその日二番目の客 

まずはグラスビールからスタート

 

 

そして ワンプレートランチを頂くことにした。1日限定5食・市場の新鮮な食材を元にした三輪シェフのワンプレートで昼から日本酒とは、なんて贅沢なことだろう。

 

▽海の幸・山の幸 ちょっと贅沢な日本酒のアテ

 (三輪シェフの1日限定5食 メルカート・ワンプレートランチ)

 前菜・特選お肉料理・生ハム・カルパッチョ・スープ・サラダなど 10品 小さなパスタ 

▽ワンプレートには「オイルソースパスタ」(小)が付いてくる。

 

「伯楽星・純米吟醸」「三井の寿・ポルチーニ」「想天坊・じゃんげ」の日本酒を三酒頂き、どれも美味しく料理が頂け、お酒も美味しいと思えるもので、大満足。

お店の方は、15分もすれば 買い物帰りのお客さん、子供連れファミリーで、すぐに満席になった。 

これは、白ワインではなく「三井の寿」ポルチーニ

 

梅田まで行かなくてもこの店にくればいい日本酒が味わえて市場の新鮮食材を活かした美味しいイタリアン料理が背伸びせず気軽に頂ける。(足を伸ばす必要もなければ背伸びする必要もない)それが私の理想形だが、三輪さんの考えもそう離れてないものだと思う。

ブログの中にも私がよく使っている「いい日本酒」とは、名前が売れすぎている酒でもなければ、値段が高い酒でもない 本当に料理を引き立て、料理がその酒の味をひきたててくれるという意味だ。

例えば、小倉の魚町「和酒ばる田村本店」で飲んだ際「これ、かなりいい酒やん」と反応していた酒(鍋島・王禄・山の壽など)は、そういう意味なのだ。

 

三杯目の日本酒は想天坊「じゃんげ」 料理の味を邪魔しないドライテーストな味わい

 

結局 11:30~14:30の3時間、食事と日本酒を楽しんだ。  

今日受けた私の印象をワンフレーズにするなら

「日本酒も喜ぶ 三輪シェフの料理」

 

食べ終わって清算される際に近づいてこられたお客さんに料理の感想を伺ってみた。

「以前からこの店には来ていたけど 改装しているのは知ってたけど 

パスタがとても美味しくてびっくりしました。また、来ま~す。」

「すごいシェフがお店に来ると聞いていたけど これからもずっと 

ここの店で料理作ってくれるのかしら えっ そうなの

 

 夜になるとワインや日本酒が、黒板メニューに書かれ出てくるのだそうだ。

「豊中にスゴ腕のイタリアンシェフが居て、美味しい食事と

美味しい日本酒を提供してくれる店ができたんだって」

そんな噂が広まって、これまで梅田に出て行っていた豊中の人たちも

充分この店で満足してもらえるに違いない。

 

読売TV tenの「シェフvs主婦」に出演し、店が紹介されるようになると

 予約しないと座れない店になるだろう。

 

豊中のこの店から、新たな日本酒ファンの輪が拡がるといい。

 

近いうちにまた機会を見つけ、昼だけでなく夜に訪問して

イタリアンで日本酒を楽しみ またブログでご報告したい。

 

 

 

 

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(寅)

 

P.S 帰りは、梅田行に乗ったのに 着いたところは雲雀ケ丘

梅田での折り返しに気づかず、眠っていたというオチまでついた。 

 

 

 


風鈴鳴る文豪の旧居、昼食は生簀のある料亭で  【小倉】 8/11

2015年08月30日 12時30分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 稚加榮昼定食  博多料亭「稚加榮」小倉店)

 

■2015/8/11(火)

午前10時とはいえ、蝉の声が両脇の建物を反射し、日差しは肌を突き刺すように痛く熱いもの

小倉・鍛冶町も、魚町続きで夜には飲食店が立ち並ぶゾーン、提灯が連なるOHGAI STREET

 

私が向かったのは先にある市の史跡『文豪・森鴎外の旧居 』

世に文豪と言われる人は複数かいるが、漱石と並んで10指に必ず入る明治の文豪が森 鴎外

 鴎外は、30代後半から40代初頭を陸軍医として3年 ここ小倉で過ごしている。

私の知る限り、それは左遷だったらしいが、この小倉で円熟味を増したとも聞いている。

旧居は、その前半1年半を鴎外が過ごし、ほぼ昔の状態のまま今に残っているというもの

 

▽「森 鴎外」旧居

 

 

 

▽旧居は、ほぼ昔の状態のままだそうだ。

 

▽ここに立つと奥から通り抜けた風が吹いて来て心地よい 

 

▽軍医の仕事を終え、読書文筆  森鴎外は平均睡眠時間は4時間ほどだったとのこと

▽奥から聴こえてくる風鈴 風が通り抜けている

 

風鈴が鳴っていた文豪の旧居 見終えた頃には私のお腹が鳴っていた。

「少し早いけど昼にするか」と向かったのは、ここから近い 博多料亭「稚加榮」小倉店

 

 

 

▽福岡・大名の本店と規模こそ違うが、雰囲気は同じ

目の前には、タイ・しまあじ・いさき・はも・さざえの生簀 臨場感たっぷり 

11時に開店 タクシーで来られたご年配夫婦に続いて私は3番目の客だった。

 

▽運ばれてきた膳は、見るだけで美味しそう

 

刺身

 

天麩羅

 

煮しめ

 

お味噌汁

 

▽無料で置かれている 稚加榮のめんたいつぶ出し

▽めんたいご飯のできあがり

 

食べ終えるころには、店内は満席状態

「はい お待たせしました~」と料理が運ばれるシーンを見てるだけで風情を感じる。

▽ 

 

森 鴎外は、酒は一滴も飲まず、大の甘党だったとのこと ここは私もそれに倣うことにした。

という記述のままでは、正しくない。 本当のところは

日本酒もいいなとメニューを手にしたが、とても値段がお高いのでここでのお酒は見送った。

というのが、正直なところ

 

ここはお酒を我慢して「魚町・湖月堂にでも行って 氷善哉を食べることにするか。」と店を後にした。

 

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(寅)

 

 


夏をギューっと味わって。半夏生の日に届いたのは伊万里牛  7/2

2015年07月02日 23時57分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( クール便で届いた伊万里牛)

 

■2015/7/2(木)

夏至から数えて11日目を雑歴で半夏生(はんげしょう)といい

この頃には、どくだみ科の半夏生の白い花が咲き

地域によって豊作を願い食べ物を食す日。

福井は、「焼き鯖」を食すらしい。

ここ奈良・葛城は「蛸(たこ)」

 

蛸の吸盤のように大地にしっかり根が張り豊作を願う

 

 

昔は、そんな話題がNHKニュースで流れ紹介されたものだが、

今晩珍しく葛城が映り全国に映像が流れたと思ったら

消防ホースの真鍮ノズルが盗まれている

という嬉しくない内容のものだった。

 

さてそんな半夏生にK先輩から贈り物が届いた。

開けてみれば、佐賀・伊万里牛。

全国で仙台牛に次いで

認定基準が厳格と言われる佐賀牛(ルーツは但馬牛)

全く同じ基準スペックで、JA佐賀管轄が佐賀牛、

JA伊万里管轄で育った牛が「伊万里牛」と名付けられる。

近年、伊万里焼と共に全国に知られるようになった高級黒毛和牛肉

 

 

 

こんな霜降り肉をま近に見たのは、いつ以来だろう?

思い出した。飛騨高山で舩坂酒造が経営するレストラン

「味の与平」で頂いたすき焼きの飛騨牛(A5ランク)以来だ。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/7f79867e3c8d9d4e790efebac78cb5ff 

 

トレーサビリティ・個別識別番号を畜産センターHPに打ち込んでみると

履歴が一発で映し出された。

黒毛和種

取引された日が、大分の玖珠市場で11/11のエンゼルナンバーの日とは嬉しい。

 

宇佐で生まれ玖珠で競り落とされた仔牛が、伊万里で育てられ

今年の5/25 福岡でお肉になったことがわかった。

 

 

牛肉を買わない・食べない我が家、だから私が牛を食べるのは外食でしかないが

今度の日曜日は、岩塩と粗びきコショーで味付けして上手く焼いて、

お気に入りの酒でいただくことにしよう。

 

お酒は、こんなところでどうだ。

古伊万里醸造の「前」(さき)

 

 

半夏生 夏をぎゅーと 味わえり

半生の夏 日本の夏 いよいよ到来

K先輩「あわび」に続き、また高級品をありがとうございました。

 

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(寅)