( 舩坂酒造「四ツ星」 ) 2011/8/11
■2011/8/11(木) 晴 猛暑
東日本大震災から丁度五か月を迎えた。 その東日本もここのところ猛暑なのだそうだ。
このブログでも以前載せたが、昨年末に先輩から頂いて大事にしていた飛騨高山・舩坂酒造の特別大吟醸「四ツ星」をようやく今夜開封した。 9ケ月近くも瓶のまま寝かせていて、夏の夜に眠りから起こしたことになる。
先輩はいつも「旅館平野屋」と共に「飛騨高山の酒蔵巡り」を私にいつもすすめてくれるのだが、なかなか気持ちに余裕が無いというのが現実だ。 せめてお酒だけでも味わって、来たるべき機会を待つしかないといったところか。
「夢にみました この酒を 夢に花が 咲きました」と書いた平岡誠治(杜氏)の自慢の酒で、この1本で日頃私が飲んでいる純米吟醸酒が、3本買えてまだお釣りがくるという40%精米の高価な酒。
今まで飲んできた大吟醸とは味とタイプがまるで違うと思った、 芳醇でコニャックのような何層もの厚みと重さを感じる大吟醸酒だった。
秋から冬に温泉につかった後、飛騨高山の郷土料理と共に味わいたい酒。 いずれ行くしかなさそうだ。
(寅)