( 「ゆきの美人」雄町 大阪市長居「ちょび」 )
■2012/11/16(金) 快晴
今日は、その日付11.16から「いい色」の日なのだそうだ。(NHKラジオ)
奈良は、今がイイイロで見頃。 錦秋の古都奈良はおすすめだ。
そして今日は、「失われた時を求めて」という
プルーストの超長編小説が
発刊された日らしい。
別名 挫折の小説とも言われるこの書物、これを読破した人は、
アイガー北壁を制したのに値するのではなかろうか。
それほど難解・ぼんやりこのうえない
わたしも挫折した口
私はその口に、ただマドレーヌ1つ食べれたらそれでよいのだ。
そんなイイイロの日は、私が好きなフライデー
今夜は、大阪・長居の炭火美酒処「ちょび」で、ちょびっと日本酒
まずは、静岡・磯自慢の本醸造をいただいた。
さすが、味よし、キレよし、アテもよし
そして、ここのマスターが大好きな日本酒「ゆきの美人」
もちろん私も2年前の東広島・西条の酒祭りで、
東北ブースで好きになった日本酒のひとつ。
他に印象に残ったのが、長野の「ダイヤ菊」と山形の「米鶴」だった。
マスターは先月28日に行われた、大阪きき酒会に行ったとのことで、
パンフレット資料を見せていただいた。
麓井・黒龍・扶桑鶴・旭菊・初亀等の名前が連なっていた。
( 「ゆきの美人」のページ )
それにしても今晩の酒は、「ゆきの美人」では超レアな雄町
美人&雄だからか恋のような華やかな味わいがある。
時代劇張りに、美人に「ちょいと お待ちよ」などと一度は言われてみたい。
雄町の酒も「ゆきの美人」にならこうなるんだ~ と感じる印象だった。
久しぶりに雄町の酒に、「美味い」と言った。
大山地鶏の鍋をつついて温まったが、外に出るとやはりヒンヤリした空気。
寒空に浮かんでいる、今夜のきれいな三日月は、
なんだか切れ長美人の目元に似ていたな~
(寅)