( 「十九」紅葉・生酒 尾澤酒造場(長野) )
■2016/12/1(木)
大好きな12月に突入した。師走ついたち、今年も残すところ30日とわずかになった。
そして自身は、あと20日すれば あまり欲しくもない齢(よわい)を重ねることになる。
昔から誕生日のケーキは、クリスマスケーキ そしてクリスマスイブにもクリスマスケーキ
子供時代、十二月は最低でも二つのケーキを食べる月なのだと思っていた。
今、思えばこどもだった。 ある意味ピュアな食いしん坊だったわけだ。
いつの間にか年齢を重ね 「こんなとこまで来てしまったのか・・・いくら齢を重ねても」
というのが、案外自分だけでなく、多くの人が誕生日を前に思うことではなかろうか。
先日 『大人になったと思うのはどんな時か?』という難問があった。
ほとんどの人は 「それは二十歳(はたち)になった時よ」と答えたが、
果たしてそうか!? 二十歳になった瞬間に 馬鹿なことをする人間も多い。
私などは「大好きな日本酒をはばかることなく呑めた日」と答えてしまっていたが、
この難問をわずか5歳の男の子が解いてみせた。
「それは、子供に戻りたいと思った日でしょ」
こんなピュアな答えにくたびれている自分を思い知らされる。
なるほどな・・・ 子供の時、退屈な授業を受けながら窓の外を見て
早く大人になりたいと思っていたが、今では、こども時代が一番よかったな
な~んて思っている。
そんな今夜 ついたちに呑みたい気分だと冷蔵庫から出してきた、信州の酒「十九」
師走・一の日 大人(二十)になりきれてないと感じる自分にぴったりの日本酒だ。
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(寅)