一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

師走・一の日に何思う? 大人になりきれない自分に今夜は 『十九』 12/1

2016年12月01日 23時55分35秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「十九」紅葉・生酒  尾澤酒造場(長野) )

 

■2016/12/1(木)

大好きな12月に突入した。師走ついたち、今年も残すところ30日とわずかになった。

そして自身は、あと20日すれば あまり欲しくもない齢(よわい)を重ねることになる。

昔から誕生日のケーキは、クリスマスケーキ そしてクリスマスイブにもクリスマスケーキ

子供時代、十二月は最低でも二つのケーキを食べる月なのだと思っていた。

今、思えばこどもだった。 ある意味ピュアな食いしん坊だったわけだ。

 

いつの間にか年齢を重ね 「こんなとこまで来てしまったのか・・・いくら齢を重ねても」

というのが、案外自分だけでなく、多くの人が誕生日を前に思うことではなかろうか。

 

先日 『大人になったと思うのはどんな時か?』という難問があった。

ほとんどの人は 「それは二十歳(はたち)になった時よ」と答えたが、

果たしてそうか!?   二十歳になった瞬間に 馬鹿なことをする人間も多い。

私などは「大好きな日本酒をはばかることなく呑めた日」と答えてしまっていたが、

この難問をわずか5歳の男の子が解いてみせた。

「それは、子供に戻りたいと思った日でしょ」 

こんなピュアな答えにくたびれている自分を思い知らされる。

 

なるほどな・・・  子供の時、退屈な授業を受けながら窓の外を見て 

早く大人になりたいと思っていたが、今では、こども時代が一番よかったな

な~んて思っている。

 

そんな今夜 ついたちに呑みたい気分だと冷蔵庫から出してきた、信州の酒「十九」

師走・一の日 大人(二十)になりきれてないと感じる自分にぴったりの日本酒だ。

 

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(寅)