
( 稚加榮昼定食 博多料亭「稚加榮」小倉店)
■2015/8/11(火)
午前10時とはいえ、蝉の声が両脇の建物を反射し、日差しは肌を突き刺すように痛く熱いもの
小倉・鍛冶町も、魚町続きで夜には飲食店が立ち並ぶゾーン、提灯が連なるOHGAI STREET
私が向かったのは先にある市の史跡『文豪・森鴎外の旧居 』
世に文豪と言われる人は複数かいるが、漱石と並んで10指に必ず入る明治の文豪が森 鴎外
鴎外は、30代後半から40代初頭を陸軍医として3年 ここ小倉で過ごしている。
私の知る限り、それは左遷だったらしいが、この小倉で円熟味を増したとも聞いている。
旧居は、その前半1年半を鴎外が過ごし、ほぼ昔の状態のまま今に残っているというもの
▽「森 鴎外」旧居
▽旧居は、ほぼ昔の状態のままだそうだ。
▽ここに立つと奥から通り抜けた風が吹いて来て心地よい
▽軍医の仕事を終え、読書文筆 森鴎外は平均睡眠時間は4時間ほどだったとのこと
▽奥から聴こえてくる風鈴 風が通り抜けている
風鈴が鳴っていた文豪の旧居 見終えた頃には私のお腹が鳴っていた。
「少し早いけど昼にするか」と向かったのは、ここから近い 博多料亭「稚加榮」小倉店
▽福岡・大名の本店と規模こそ違うが、雰囲気は同じ
目の前には、タイ・しまあじ・いさき・はも・さざえの生簀 臨場感たっぷり
11時に開店 タクシーで来られたご年配夫婦に続いて私は3番目の客だった。
▽運ばれてきた膳は、見るだけで美味しそう
刺身
天麩羅
煮しめ
お味噌汁
▽無料で置かれている 稚加榮のめんたいつぶ出し
▽めんたいご飯のできあがり
食べ終えるころには、店内は満席状態
「はい お待たせしました~」と料理が運ばれるシーンを見てるだけで風情を感じる。
▽
森 鴎外は、酒は一滴も飲まず、大の甘党だったとのこと ここは私もそれに倣うことにした。
という記述のままでは、正しくない。 本当のところは
日本酒もいいなとメニューを手にしたが、とても値段がお高いのでここでのお酒は見送った。
というのが、正直なところ
ここはお酒を我慢して「魚町・湖月堂にでも行って 氷善哉を食べることにするか。」と店を後にした。
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(寅)
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