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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

風鈴鳴る文豪の旧居、昼食は生簀のある料亭で  【小倉】 8/11

2015年08月30日 12時30分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 稚加榮昼定食  博多料亭「稚加榮」小倉店)

 

■2015/8/11(火)

午前10時とはいえ、蝉の声が両脇の建物を反射し、日差しは肌を突き刺すように痛く熱いもの

小倉・鍛冶町も、魚町続きで夜には飲食店が立ち並ぶゾーン、提灯が連なるOHGAI STREET

 

私が向かったのは先にある市の史跡『文豪・森鴎外の旧居 』

世に文豪と言われる人は複数かいるが、漱石と並んで10指に必ず入る明治の文豪が森 鴎外

 鴎外は、30代後半から40代初頭を陸軍医として3年 ここ小倉で過ごしている。

私の知る限り、それは左遷だったらしいが、この小倉で円熟味を増したとも聞いている。

旧居は、その前半1年半を鴎外が過ごし、ほぼ昔の状態のまま今に残っているというもの

 

▽「森 鴎外」旧居

 

 

 

▽旧居は、ほぼ昔の状態のままだそうだ。

 

▽ここに立つと奥から通り抜けた風が吹いて来て心地よい 

 

▽軍医の仕事を終え、読書文筆  森鴎外は平均睡眠時間は4時間ほどだったとのこと

▽奥から聴こえてくる風鈴 風が通り抜けている

 

風鈴が鳴っていた文豪の旧居 見終えた頃には私のお腹が鳴っていた。

「少し早いけど昼にするか」と向かったのは、ここから近い 博多料亭「稚加榮」小倉店

 

 

 

▽福岡・大名の本店と規模こそ違うが、雰囲気は同じ

目の前には、タイ・しまあじ・いさき・はも・さざえの生簀 臨場感たっぷり 

11時に開店 タクシーで来られたご年配夫婦に続いて私は3番目の客だった。

 

▽運ばれてきた膳は、見るだけで美味しそう

 

刺身

 

天麩羅

 

煮しめ

 

お味噌汁

 

▽無料で置かれている 稚加榮のめんたいつぶ出し

▽めんたいご飯のできあがり

 

食べ終えるころには、店内は満席状態

「はい お待たせしました~」と料理が運ばれるシーンを見てるだけで風情を感じる。

▽ 

 

森 鴎外は、酒は一滴も飲まず、大の甘党だったとのこと ここは私もそれに倣うことにした。

という記述のままでは、正しくない。 本当のところは

日本酒もいいなとメニューを手にしたが、とても値段がお高いのでここでのお酒は見送った。

というのが、正直なところ

 

ここはお酒を我慢して「魚町・湖月堂にでも行って 氷善哉を食べることにするか。」と店を後にした。

 

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(寅)

 

 



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