一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

〆は夏の「三連星」と「屋守(おくのかみ)」の前掛けでした。 【大阪 大正】8/16

2014年09月07日 19時50分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 女将さんが広げて見せてくれた「屋守(おくのかみ)」の前掛け )

 

■2014/8/16(土)

 

やがて二人の若者が入ってきて席を二つ左に詰めた。

お酒の眺めはこんな感じに変わった。

 

 

お二人、大学生かと思えば社会人4年目と言ってたかな・・・

名前は、井吉さんと本門さん

信州の山登りをしてきた井吉さん、女将さんに信州の銘酒「七笑」のお土産を

渡していたので、「信州の酒もいいよな~」と言えば

「信州松本に行くことあれば「東家」という宿がりおすすめです」と教えてくれた。

  日本酒に興味を持ち始めたという二人

 井吉さんから、このブログをフェースブックで紹介させてほしいとのことで快諾。

 

 

さて、この日印象に残った酒は、実は三重県の酒ではなかった。

この夜印象に残ったのは

滋賀県甲賀市の美冨久の夏の「三連星」山田錦・純米大吟醸

(それにしても最近大雨警報でテロップに名の上がる甲賀市大丈夫だろうか?)

 

 夏の「三連星」は、日本酒イベント「愛酒でいと」にも出場していた

あの美冨久の四代目蔵元が

前三代に敬意を評して立ち上げたブランド

 

会場では、口にしなかった酒 まさかこんなに美味い酒だとは思ってもなかった。

女将さんは、「アテのいらない酒」と言っていたが、まさしくその通り。

 

テントウ虫のいるグラスがしゃれている

( 山田錦純米大吟醸「美冨久」夏の三連星)

 

 本日の女将さんは、 屋守(おくのかみ)の前掛けをしていて

外して見せてくれた。

ほとんどの人は東京と聞いて日本酒のイメージがほとんどないから 

どうしても地酒と言えば地方の酒をイメージしがちだが

これがどうして。 今に残る東京の酒は、どれも美味い。

 地酒ファンの盲点と言えるかもしれない。

 

 

東京東村山の酒 この「屋守」は大好きな酒のひとつ

 

実に400年以上の長い酒造りの歴史

もともとここの蔵の銘柄「金婚」は、神田明神に菰樽が飾ってあった憶えあり

この酒が現代に伝わる 鏡割りの元祖 「蕎麦で日本酒」のルーツともいわれる。

 

いずれ「屋守」(おくのかみ)の会を大阪で開こうと思っているのとのこと

タイミングさえ合えば是非私もその会に加わりたい銘柄だ。

 

 http://blog.with2.net/link.php?1601745

(寅)

 



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