西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

思い出話67 【雪にまつわる思い出】(追伸あり)

2016-11-23 20:33:31 | 思い出話
こんばんは。

今日は、夜の仕事の日です。
雨が降りだしました。今夜、朝方にかけては寒くなるとか。

今日は、今シーズン初めて、ダウンのジャンパーを着てきました。それと、まだ使ってはいませんが、ミニサイズの携帯カイロ、バックに入れてます。

明日は、東京で11月としては53年ぶりに雪になるかも、との事ですね。
全国的に冷え込んで、雪になるところも多いようですから、お気をつけ下さい。

【豪雪】
私が、福井で生まれたのが、1957年(昭和32年)です。その6年後の昭和38年に『38豪雪』というのがありました。

当時、私は5、6才ですね。
覚えているのは、とにかく2m以上積もった事です。雪の上の、普段あり得ない高さのところを歩いた記憶があります。


もう1つが、『56豪雪』。
大学を卒業して、大阪の私立男子高校の商業科教員になって1年目の正月に、福井の実家に帰省しました。雪が多い年でした。

それで、年が明けて、確か3日に大阪に戻ったのですが、翌日、福井駅を出た大阪行きの特急が、雪の吹き溜まりに突っ込み、立ち往生して、数日、復旧しなかったと思います。
とにかく、3日に戻っておいて、良かったと思いましたから。

私が記憶のある豪雪は、この2回です。

【子供の頃】
子供の頃は、福井市内でありながら、分校に通っていました。四年生までが分校です。

本校は、田んぼの中に建っていました。その周りを田んぼが取り囲んでいます。

12月頃でしょうか。ものすごい雷の日があり、雪のシーズンに突入となります。
福井の雪は、ぼたん雪。重い湿った雪です。
大きさが、1、2cm 四方の雪が、音もなくしんしんと降ります。

一晩に30cm 積ることもありました。

そうなると、本校までの田んぼは、一面雪で真っ白の世界になります。

通学路は、農作業で使う道なので、雪のシーズンは、朝は誰も通っていません。
集団登校で、時には、分校の1年から4年までを連れていくときもあります。
長靴に、カッパのズボンをはいて、雪が入らないようにして。

高学年が、交替で、先頭に立って、誰の足跡もない雪道を、縦一列になって歩きます。

先頭は、膝上まで雪に足が埋まりながら、雪をかき分け、その後が踏み固めて、小さい子も歩けるようにします。


これが、2月頃になると、硬く凍った状態になり、その上を歩ける時があります。
もちろん、高学年だけの時ですが。

この時ばかりは、本校をめがけて、出来るだけ直線で歩きます。
つまり、田んぼの上を歩きます。

時々、ズボッと足がはまりこむ事もあります。
気を付けないといけないのが、水路。
用水路、排水路で、橋の場所を覚えていないと、水路に落ちる危険があります。

それでも、周囲の集落から、みんな、直線に通学してきます。


そして、2月の終わりか、3月始めだったと思いますが、また、すごい雷の日があって、雪のシーズンは終わりました。

私の子供の頃は、豪雪でなくても、50cmから1mくらいは積もったんですけどね。
だんだん、少なくなりました。


53年前に、11月に東京で雪が(8ミリの積雪だったそうですが)積もった年は、全国的に大雪だったそうです。

59の私の53年前は、6才。
そうか、きっと『38豪雪』の年だったんですね。
なんだか、話がつながったようです。


とにかく、寒くなり、雪になるところもあるそうですから、お気をつけ下さい。

では、また。

追伸
東京で11月に初雪が降れば、54年ぶりでした。訂正します。
昭和37年の11月以来だそうです。
で、翌年が38年で、やはり『38豪雪』(サンパチ)ですね。

では、また。


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