小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

ツリガネニンジン属

2010-10-26 14:59:26 | 日記



10月21日に記事にした、
ツリガネニンジンのようでツリガネニンジンでない・・
ソバナのようでソバナでない・・
そんな感じで決め手もなく・・ここ数日の悩ましいこと・・

今日は、課題だったその植物のあった場所に思いを馳せました。
前回は、根こそぎ全部・引き抜いて持ち帰るのは忍びないので
残したのがあったはず・・で、7キロ先の山野まで。

昨日探検したような薄気味悪い場所ではないけど
クマと鉢合わせはゴメンなので、ただひたすら定めた目標以外に
興味を向けないことを心に誓い、出かけました。

前回は初めて行って偶然見つけたけど、あの場所が分るかどうか不安・・ 
ところがあの後・成長したのか
花が1本だけ咲いていて、そこだけ薄紫に光ってた感じ 
容易に見つけることができました。
花がなければその辺りは、道なりがずっと同じような景色。
家の庭では、ダメになるかも知れないので、全ては掘らずに
花の付いた株だけ掘り起こして持ち帰りました。


ツリガネニンジンの特徴
葉と花は茎に3~5枚輪生するが、
まれに互生・対生するという、変異の大きい植物らしい。
花はソバナより小さく1~2センチ。
ソバナとの違いは、雌しべが花から突出し、先が3つに分かれる。
花はソバナの方が2~3センチで大きい。

それと・・日本西部で見られるサイヨウシャジンとかもあるらしい。
これもツリガネニンジン属だが、花先端がすぼまる特徴あり。
雌しべが極端に長く花から出ている。


前回と同じ場所(40センチ四方内)にあったけど
株は別のもの。なんとなくツリガネニンジンに近いようです。

ここが日本の西にあたるので、サイヨウシャジン?とも思いましたが
サイヨウ・・の特徴である雌しべが極端に長いわけでなく、
サイヨウの花は先端がすぼまるという特徴も見当たりません。

でも前回UPの画像は、葉や花に
ツリガネニンジンの特徴である輪生が見えません。
まれにあった?変異かも?などと・・解釈したり・・

世界には約70種・日本には約15種類のツリガネニンジン属があるとか。
上記3種は、どれもがその中の約15種に入っているようです。
 
ツリガネニンジン属・・一つの花で、結構楽しめるものですね。
・・って、余程の「ヒマジン」ですかねぇ・・私 

今日は強風で、缶が飛ぶ音  や、風が唸っています。
ガラス戸越に見ると庭木の葉も随分落ちてしまいました・・