小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

娘を描く・未完成の油絵

2013-10-25 15:59:52 | 日記

猛暑の今夏、3人の子供一家11人が集まった我が家。
子供家族がやって来ると
家の中でカクレンボをするのが我が家での恒例遊び。
今年も例年にならって
老いも若きも・・小さな孫も含めたカクレンボが始まりました。

小学3年の孫maaが隠れようと押入れを開けた途端
即「あ!ママだ!」と言うではありませんか。
「違うでしょ?私じゃないでしょ?」とママが否定。
でも孫maa「ママだよ!絶対ママだよ」って・・ 
母子二人でああだこうだと言っています。
それどころじゃないでしょうに・・早く隠れなきゃ!
オニは,10数えたら待ったなしにやってくる4歳の弟なのに・・


絵のモデルは、孫maaの直感の大当たり。 

娘が独身の頃、転勤先の私達両親の所にやって来た時のこと。
油絵教室に通う私が初めて大作に挑んだのが
娘をモデルにしたこのキャンバスF50号でした。
部屋の模様替えのたびに奥に押し込んだり手前に出たり。
今年、たまたま未完成の絵が手前にあって日の目を見たって感じ。

当時は未知の人間・・
まだこの世に生まれてもいなかった孫maaが
15年も前、独身だったママのデッサン画を見て言い当てるとは・・
私・その不思議を割と深く考えましたけど。
絵画なんて全くの未熟、しかも描き上げてもいないものを
「ママだ」と言い切った孫maa。

私が「maaちゃんにはママだって分かった?すごいね!
   おばあちゃんが、まだ結婚していない時のmaaママを描いたのよ」と。

このところ多忙なのに・・
なんとか時間を作ってこの中途半端な絵を仕上げようと
古く固まった油絵の具を手入れをしている最中です。
あまりに大きくて仕上げは思いだけになるか、それとも夢に終る?

あ・あの時のカクレンボはどうなったんだっけ??忘れましたわ  
ずいぶん賑やかな夏休みだったけど・・