基本的に新聞は、いつも一通り目を通しているのですが、覚書と云うことでココ壱の創業者の宗次徳二氏の寄稿が出ていたので、内容に触れておきます。
創業経営者はみな必死で働く。自転車操業でやりくりし、遊ぶ暇などなかったが、2代目となり経営基盤に余裕が出てくると、やれゴルフ、やれ海外旅行、やれ接待・・・。「体を壊してまで仕事をしても仕方がないよ」なんて言いだすと、もう危ない。社外に友人(遊人)をたくさんつくるようになり、毎晩のように付き合いが続く。
「経営者は社交的でない方がいい」社交的な社長が社業を伸ばし続ける例は意外に少ない。経営者が現場第一主義でないと、お客さまが離れ、社員はやる気を失っていく。すべては日々の積み重ね。身近な目標をコツコツと達成し、毎日必死に頑張れば、いずれは夢のような奇跡も起きる。
彼の言葉には、スズキの鈴木修会長の「現場主義」や「販売してもらう取引先販売店を大事にする」と共通するところがあります。 うちの社長も社交的ではないですが、行商から店をここまでの規模に育てることが出来たのですから、この経営哲学は間違いないものであり、社交的な社長は経営を破綻させやすいのかもしれません。 ちなみに文面の最初に出ていた某FCの価格競争の触りについては、うちも耳が痛いので、とりあえず草むしりでもしときます・・・・・。日本一の変人経営者 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-11-13 |