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福島第1原発事故 被災者糖尿病リスク 事故後、6割増 南相馬・相馬

2016-02-07 16:34:25 | 震災
毎日新聞より転載

東日本大震災

福島第1原発事故 被災者糖尿病リスク 事故後、6割増 南相馬・相馬

毎日新聞2016年2月7日 東京朝刊

 東京電力福島第1原発の事故後、福島県南相馬市と相馬市の住民が糖尿病を発症するリスクは、事故前より最大6割も増えたとする研究結果を、英インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院や東京大などのチームが英医学誌に発表した。原発事故に伴う生活習慣や職場など生活環境の変化が影響したとみられる。被災住民の生活習慣病の長期リスクが確認されたのは初めて。


 調査は、南相馬、相馬両市の住民延べ約2万人が対象。採血や問診などの健診データを使い、原発事故が起きた2011年から14年までの年ごとに、生活習慣病の糖尿病や高脂血症、高血圧を発症した住民の割合が、事故前の08〜10年の3年間と比較してどう変化したか解析した。

 その結果、原発事故に伴い仮設住宅などに避難した住民が糖尿病を発症する割合は、事故前より13年は55%、14年は60%それぞれ増加。避難していない住民でも13年は33%、14年は27%増えていた。

 高脂血症の発症割合についても、避難住民は13年30%、14年20%それぞれ増加。避難していない住民も13年は12%、14年は14%増えていた。高血圧患者の割合は事故前後で大きな変化はなかった。

 調査した東大の坪倉正治医師は「脳卒中や心筋梗塞(こうそく)、がんの発症につながる糖尿病が増えているのは大きな問題。生活環境が変化し、糖尿病など生活習慣病になりやすい住民への対策が急務だ」と指摘する。【河内敏康】


声)認知症、介護者の疲弊理解して

2016-02-07 11:54:12 | 介護
朝日デジタル

声)認知症、介護者の疲弊理解して

2016年2月7日05時00分

 介護職員 西浦あゆみ(新潟県 50)

 認知症の高齢者が起こした事故の賠償責任を介護してきた家族が負うべきかについて、最高裁が初めての判断を示すそうです。

 私が働く介護施設でも問題が起きます。目を離した隙に外に出てしまう。立ったらすぐ転ぶ。入れ歯をトイレに流す。画びょうや洗剤を口に入れる。他の利用者に殴りかかる。

 その度に原因を分析し、介護職員は責任を問われ、再発防止策に努めます。職員が賠償金の支払いを命じられることはないものの、昇給や評価に影響することもあり、事故がないことを祈る日々です。

 徘徊(はいかい)や転倒リスクの高い高齢者の事故を防止するため、車いすやベッドにベルトなどで固定する「身体拘束」は、悪者にされがちです。しかし、高齢者の安全確保と介護者の負担軽減を考え、認識を改めるべきではないでしょうか。

 介護する側が戦々恐々とし、表情が険しくなり、言葉づかいが荒くなっては、介護される側にとっても不幸なことではないでしょうか。認知症の方々の「尊厳」に縛られて、介護者が疲弊する構図は見直す時期だと思います。

<あなたに伝えたい>叔父の眠る村へいつか私も

2016-02-07 11:33:37 | 原発
河北新報より転載

<あなたに伝えたい>叔父の眠る村へいつか私も

     
「カメラが苦手だった」という昇さんの数少ない写真を見詰める直子さん=福島市


 阿部 昇さん

◎阿部直子さん(福島市)から昇さんへ

 直子さん 昼食を持って部屋に入ると、背を向けて座椅子に座っていました。「これから支度するから」と声を掛けても反応がありませんでした。
 子どものころ祖母の家で一緒に暮らしていました。口数の少ない人でしたが、実の兄のように頼りにしていました。村を離れても、盆や正月には迎えに来てくれました。
 12年夏、結核にかかり、ヘルパーの生活援助が必要になりました。1人暮らしの男の部屋を訪れる人はまれで、近所付き合いもほとんどなかったようです。
 亡くなる1カ月くらい前から「もう村に帰れないなら死んだっていい」と言うようになり、気力を失ったように見えました。私が帰ろうとすると、いつも窓から見送ってくれました。寂しかったのでしょう。
 「少し酒を飲んでいる。変わったことはない」と電話で言われたのが最後の会話になりました。体調を崩し、連絡を取れなかった2日間のうちに亡くなりました。「あの日会いに行っていれば」と悔いが残ります。東電に孤独死の損害賠償を請求していますが、手続きがなかなか進みません。
 避難指示の解除に向け、村の自宅を補修しようと仮設住宅に大工道具を置いていました。村の墓地に納骨したので、きっと今は安心していると思います。
 村には、月命日ごとに帰っています。いずれ村に戻ろうと、自宅の修理を始めました。1人になってしまいましたが、叔父が眠る村で暮らしたいのです。

<子どものころから実の兄のようだった>
 阿部昇さん=当時(68)= 東京電力福島第1原発事故で福島県飯舘村から避難し、伊達市の仮設住宅に入居。次第に引きこもりがちになり、2014年6月8日、福島市に住むめいの直子さん(55)が部屋で亡くなっているのを見つけた。死因は急性心不全だった。


関連ページ: 福島 社会 あなたに伝えたい.

2016年02月07日日曜日

TPP署名式で赤っ恥 “坊ちゃん議員”高鳥修一副大臣の評判

2016-02-07 11:13:22 | TPP
日刊ゲンダイより転載

TPP署名式で赤っ恥 “坊ちゃん議員”高鳥修一副大臣の評判 2016年2月7日


浮きまくっていた高鳥副大臣(左から2番目)(C)AP

 4日にニュージーランドで行われたTPPの署名式を見ていて、ギョッとした人も多かったのではないか。甘利明前経済再生担当相に代わって、日本の代表として出席した高鳥修一内閣府副大臣(55)が、和装姿で登場したからだ。参加12カ国の閣僚らがスーツ姿で集まる中、1人だけ浮きまくっていた。

 しかも、自身のブログで、署名式後の車内の写真をアップし「私1人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からヘリコプターが警護に付く厚遇でした」と警備体制を暴露。あげく、「ブルーチーズは美味しかったです!」と感想を漏らしているから、呆れてモノが言えない。

 和装した理由について、高鳥副大臣は「日本の文化の発信のため」と説明。事務所によると、ニュージーランドは真夏のため、わざわざ夏用の着物を地元・新潟県十日町市から取り寄せたという。

 高鳥副大臣はもともとTPPに「断固反対」の立場だった。にもかかわらず、晴れの舞台にやる気満々で出席しているから、見ているこっちが恥ずかしくなってくる。元外交官の天木直人氏はこう言う。

「典型的なパフォーマンス。国際会合の場では“ドレスコード”はありませんが、通常はスーツです。今まで和装だった人は見たことがない。かなりの違和感です。ただ、甘利氏と違って高鳥氏は全くの無名。他国の人も眼中になかったでしょう」

 安倍首相のモノマネもする高鳥副大臣は“安倍親衛隊”のひとりだという。一体、どんな人物なのか。自民党関係者はこう言う。

「新潟6区選出で当選3回。3代にわたる世襲で典型的な“お坊ちゃん議員”です。極右で、安倍首相とは第1次政権時代から仲がいい。『マスコミを懲らしめる』発言が出た自民党の勉強会にも出席していたようです。郵政民営化の時も最初は反対していたが、執行部から公認取り消しをちらつかせられ、すぐに賛成していました。調子がよく、言うことがコロコロ変わるんです」

 ただでさえ、甘利氏の金銭授受で世界に恥をさらしたのに、高鳥副大臣の行動は恥の上塗りでしかない。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない