河北新報より転載
<震災4年11カ月>除染廃棄物 山積み
廃炉作業用の大型クレーンが並ぶ福島第1原発。手前は除染廃棄物が積み上げられた双葉工業団地=11日午前11時20分ごろ、福島県双葉町上空から撮影
東日本大震災から4年11カ月となった11日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県大熊、双葉両町を上空から望んだ。
廃炉作業が進む第1原発の原子炉建屋付近は大型クレーンが林立する。かつて雑木林が広がっていた南側には、汚染水タンクが所狭しと並んでいた。
原発から3キロほど離れた双葉工業団地。除染廃棄物の中間貯蔵施設建設に向け、県内から搬入された廃棄物の一時保管場がある。クレーンを使った積み上げ作業が行われていた。
沿岸部に目を向けると、県警や消防が月命日に合わせ、行方不明者の一斉捜索に当たっていた。一帯は帰還困難区域。一時帰宅は認められているが、住民の姿は確認できなかった。(写真部・川村公俊)
<震災4年11カ月>除染廃棄物 山積み
廃炉作業用の大型クレーンが並ぶ福島第1原発。手前は除染廃棄物が積み上げられた双葉工業団地=11日午前11時20分ごろ、福島県双葉町上空から撮影
東日本大震災から4年11カ月となった11日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県大熊、双葉両町を上空から望んだ。
廃炉作業が進む第1原発の原子炉建屋付近は大型クレーンが林立する。かつて雑木林が広がっていた南側には、汚染水タンクが所狭しと並んでいた。
原発から3キロほど離れた双葉工業団地。除染廃棄物の中間貯蔵施設建設に向け、県内から搬入された廃棄物の一時保管場がある。クレーンを使った積み上げ作業が行われていた。
沿岸部に目を向けると、県警や消防が月命日に合わせ、行方不明者の一斉捜索に当たっていた。一帯は帰還困難区域。一時帰宅は認められているが、住民の姿は確認できなかった。(写真部・川村公俊)