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patinage




ブルージュのマルクトにはもうスケートリンクが出ているだろう...
あの、ロケーションは申し分ないのにどうにもこうにもしょぼいやつ。

11月に入るとどこからともなく器材が運び込まれ、毎日牛の歩みで設置が進む。
特に人けのまだ少ない早朝、やりかけの現場を通りかかると、ああ今年も終わりかという気持ちでいっぱいになるのだ。


ロンドンでも洒落たロケーションに何カ所もリンクが出る。
さすが世界の都市、ブルージュとはスケールが違う。

写真は週末のサマセットハウス。
去年はここと、ロンドン郊外のハンプトンコートで滑った。今年もサマセットハウスではぜひ滑りたいと思っている。

何年か前にはグリニッジの旧海軍学校や自然史博物館でも滑ったことがあるが、まだまだ他にもハイドパーク、ロンドン塔、カナリー・ワーフと素敵なところがたくさんあるので少しずつ制覇するつもり。

ウインタースポーツが苦手なわたしもスケートは好き。気持ちだけはバレエ「パティナージュ」のつもりで服装も優雅に。



先日、日本の友人に冬の英国旅行に関して相談を受けた。
彼女は英国ミステリゆかりの地を中心に訪れたいとのことで、田舎の「雪」の状態を心配していたが、わたしは田舎に行くなら雪よりも「暗さ」の心配をするべきだと思う。
この時期、午後3時を過ぎたらもう暗くなり始め、それゆえ田舎の散策には時間と行動範囲が限られる(日本人が考えるより人通りがないし、街灯もない)のではないか。
逆にロンドンなどの大都市は日が暮れても人通りは多いし、明るいし、また出し物やイベントも多く、冬でも、特にクリスマス前のこの時期は楽しめると思う。
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