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harry potter studio tour in london







まず、結論から述べよう。
おもしろかったです(笑)、ハリーポッター・スタジオツアー。





わたしがこれまでに見たハリーポッターの映画はたった1本だけ、登場人物の名前も、重要な背景も知らないにもかかわらず。
おそらく大道具や小道具、仕掛け、設計段階のファンタジーなど技術面を中心に展示してあるからで、このお話に関心がなくても、職人さんの技の数々にはずるずるひき込まれる。
ファンの目には「夢の国」に映ることは疑いない。





わたしはハリーポッターのお話が嫌いだ。
なぜならば登場人物の全員が揃いも揃って吐き気がするほどのステレオタイプだからだ。
しかしハリー・ポッターを英雄神話の亜流のひとつと考えるならば、ここに登場するキャラクターの内面の貧しさは「物語の類型」に吸収されるもの(つまり大切なのはキャラクターそれぞれの厚み深みではなく、物語の基本構造なのである)で、まあ取るに足らないものなのかもしれない。





スタジオは「ロンドン」と名乗ってはいるが、これは「東京」ディズニー・ランドのようなもので、ロンドンだと思って行ってはいけない。
ロンドンの郊外北西約36キロ、日本から来られる方にはツアーが便利なのではないだろうか。地方への小旅行と合わせるなら(たとえばロンドンからはオックスフォード/コッツウォルズ方面の途中にある)レンタカーもいいと思う。
ちなみにうちからは車で片道50分ほどだった。






時間を設定して予約訪問する方式。
わたしたちは4時半からのツアーを申し込み、20分前の到着がお約束で、そこから列に並んで30分は待たされた(日曜日で比較的混雑していた)。
100人程度ずつのグループで入場させられ、初めの3部屋(最初の部屋と2番目の部屋は映像、3部屋目は実際のダイニング・ルームのセット)でガイドの説明があり、以降はスタジオ内を自由に見学をする。入場者数に関しては結構計算が行き届いていて、スムーズに見て回れる。
魔法のほうきに乗って写真を撮ってもらったり、パネルや映像などもじっくり見学して回ると3時間以上かかるようだが、わたしたちは2時間程度で満足して終了。
ショップも大きく、わたしは日本へ送るためにチョコレートでできた魔法のツエを購入。
あ、スタジオ内のカフェ(屋外)でバター・ビアも飲める。味はキャラメルのサイダー割り。激甘。

娘とお友達は興奮して帰りの車の中でも大騒ぎだった。
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