goo

3月1日 春なのに




日本の友達のお子さんが今日、高等学校の卒業式を迎えられた。

誇らしく、希望に満ち、そして切ない季節。

普通の卒業式がなくてお気の毒に思うが、何年かしたら2021年はあんなイレギュラーだったね、と笑って思い出せるようになっているはず。


わたしは、柏原芳恵の『春なのに』が好きだ。
女子校だったため(娘も)、遭遇することのなかった高校の男子先輩という人物像に憧れる。青年に特有のりりしさのある、事大主義でなく、他者に敬意を持って接し、親切で正直な。春風のようにさわやかな。


......


欧州の春を告げる水仙、15本ほどで1ポンドなり。
今回の5束は中がオレンジ色。

前庭のラッパスイセン群ももう咲きそろいそうだ。

英国のロックダウンはまだまだ続く。
春なのに、花を見に行くことはおろか、ローカルエリアから出ることもできない。

英国は昨日、少なくとも一回目の新型コロナウイルスワクチンを摂取した人のトータルが2000万人を超えた。ほとんど人口の3分の一に迫る。つくづく高齢者社会なんだなあとこの数字を見て思う。
そろそろ自分の順番が回ってくるかな。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )