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let's do london




12月から継続中のイングランドのロックダウン、段階的に解除中。

4月には飲食店の屋外サービス、不要不急の商店、美容室などが営業を初めた。
そこで昨日はロンドンへ...12月にロイヤル・オペラ・ハウスにバレエを見に行ったのが最後だったので、5ヶ月ぶりだった。

何より、家庭料理でない食事ができたことが、わたしにとっては新鮮!!

屋外席を確保して営業している店は少ない上、限られたテラス席はすぐに予約で埋まってしまうので、第一希望は取れなかったが、ベルグレイヴィアのPantechniconのルーフトップのスカンジナビア料理のレストランへ。




この建物全体が、スカンジナビア・日本コンセプト。

おしゃれな和食店は営業停止中だが、日本の雑貨のあるセレクトショップや、カフェ・キツネは開いていて、日本の雑貨を見ながら強烈にホームシックになる。




ロンドンの人出はコロナ前に比較するべきもないが、想像したより人は多く、観光客にしか見えない方々もちらほら...


先日ロンドンは7ミリオン・ポンド(10億円)をかけて、ロンドンを取り戻す事業に打って出る計画、Let's Do London を明らかにした。

わたし自身も、三度の食事より好きな、美術館、バレエ、クラシックのコンサートなどに以前のように出かけて Let's Do London! ...の気持ちは満々だ。

厳しいロックダウンを経て、ワクチンも1回目接種をした人がほとんど55パーセント、2回目を受けて完了した人がほとんど30パーセントに近く、6月下旬には全ての規制を解除する予定もあり、この夏はいい夏になるかもという期待で胸は膨らむ。

しかし、ここに来てインド変異株の広がりが...(あれほどインドからの入国者を止めるように国民は言ったのに)

今日のロンドンの灰色の分厚い雲のように、悪い予感も広がるのだった。

四回目のロックダウンはもう精神的に無理。
イングランドのロックダウンは生半可でなく、出社しないのは当然、スーパーしか開いていない、エクササイズもローカル、同世帯以外の人とは合えないと超タイトなのです...


・・・・・・


英国では、政府のコロナ対策を検証する調査委員会が来年発足する。
独立調査機関が政府の対策を精査し、問題点や改善点が浮き彫りになる。
この報告によって国民は政権の良し悪しを判断できるだけでなく、将来にも役に立つ。

当然こういった調査は忖度なしで行われ、公文書が確実に保存されていなければならない。民主主義には不可欠のプロセスなのである。

英国にも問題点は多くあるが、こういうところは、わたしは評価している。
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