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ダイヤモンドとサファイヤの冠




ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館からの案内、昨日は、不覚にもおおっと声が漏れてしまう、このような冠の紹介が動画で。

Queen Victoria’s sapphire and diamond coronet

七つの海を支配し、植民地化を進め、世界に冠たる「大英帝国」の繁栄を象徴するヴィクトリア女王と、アルベール王配の婚礼は1840年に行われた。
その年に、アルベール王配自らがヴィクトリア女王のためにデザインした冠。

伸縮性があり、ティアラとして飾るのはもちろん、サークレットとしても使え、ヴィクトリア女王自身はシニョンに巻き付けている肖像画が残っている。


冠、他のジュエリー、例えばどんなに豪華なネックレスよりも、特別感がある。

ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(現在は三回目のロックダウン段階的解除中につき、閉館中)にはジュエリー・ギャラリーがあり、わたしは小さいお子さん連れや、美術館に特には興味のない方をご案内するときはこちらのギャラリーをルートに組み込んでいる。

冠のコレクションだけでも数多く、さまざまなデザインを見ながら妄想の世界へ。

宝石には価値がある、キラキラしている、デザインが優れている、権力の象徴である、というだけでなく、冠は存在そのものが魔法。


(写真はヴィクトリア&アルバート博物館のサイトより拝借。この博物館は写真撮影自由だが、ジュエリー・ギャラリーだけは禁止されている)
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