ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

なかなか見られない東急2000系(3)

2012年06月30日 12時01分00秒 | 写真

 東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線を走る車両で、最も見る機会や乗る機会が少ないものと言えば、東急2000系でしょう。3編成しかなく、東武線に乗り入れない運用でしか使用されないためです。基本的に平日ダイヤの朝夕ラッシュ時に限られます。

 同じく東武線に乗り入れない車両と言えば、東急8590系(中間車は8090系)もあります。元は東横線の急行用として登場したものですが、こちらは田園都市線用が2編成しかないものの、大井町線用の編成であれば二子玉川~溝の口で見られます。

 こうなると、やはり稀少価値の点では2000系に軍配が上がります。何せ、田園都市線でしか見られません。第3編成である2003Fは、登場時から数ヶ月間のみ東横線で使用されていました。しかし、これは暫定的なものであったようで、10両編成化されて田園都市線に移りました。

 上の写真は、2012年6月15日、鷺沼駅で撮影しました。或る事情のため、梶ヶ谷でDSC-WX100を買い、それで撮影しました。

 前回のダイヤ改正時まで、東急は無料で時刻表の冊子を配付していました(たいして分厚くもないのに、今も有料としている鉄道会社があるのは信じられません)。この時刻表冊子を読めば運行番号がわかり(34K以降のKは、東武線に乗り入れない編成)、或る程度ですが2000系を見られそうな時刻などもわかります(あとは8590系の2編成、8500系の8606Fと8642Fの可能性があります)。しかし、今年のダイヤ改正について、東急は冊子の配付を見合わせました。

 最後に、動画を掲載しておきます。


YouTube: 急行清澄白河行きとして運用される東急2000系2001F

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造反有理!?

2012年06月26日 07時32分11秒 | 国際・政治

 私が生まれた頃、日本では学生運動の嵐が吹き荒れ、「造反有理」という言葉がよく使われたようです。元々は中国での文化大革命で紅衛兵が使っていましたが、このところ、日本の政治家が使ってもおかしくないようなものとなっています。

 さて、第180国会はどうなるのでしょうか。最近、会期延長が決まり、実際にそうなったものの、成立した法律は3割程度と低く、重要法案の多くが審議中のままです。まだ提出もされていない法案もいくつかあります。

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東京都港区北青山一丁目にて(4)

2012年06月24日 10時33分21秒 | まち歩き

紫陽花の季節です。

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東京都港区北青山一丁目にて(3)

2012年06月24日 00時01分46秒 | まち歩き

 信濃町へ行く際に青山一丁目駅から外苑東通りを歩くというルートを知ったのは大学生の時です。元々、渋谷と代々木で乗り換えるのが面倒だからということで試してみたのですが、歩くのにちょうどよい距離ですし、季節によって、このような花を楽しんだりできますので、選んでよかったと思うコースです。

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東京都港区北青山一丁目にて(2)

2012年06月23日 00時02分45秒 | まち歩き

 今年度は、日曜日を除き、どの曜日にも講義が入っています。様々な事情によるのですが(曜日を変更したりしています)、やはり大変です。しかも、火曜日と木曜日は、同じ大東文化大学でも違う校舎を行き来しています。火曜日は信濃町→板橋、木曜日は東松山→板橋です。青山一丁目駅から、右に東宮御所を見つつ(いや、こんな表現ではいけません)、北青山一丁目を歩いて、花、緑を見て気力を出しています。

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東京都港区北青山一丁目にて(1)

2012年06月22日 23時45分18秒 | まち歩き

 前期のみですが、法科大学院の講義を担当しています。昨年度までは金曜日の午前中でしたが、今年度は火曜日の午前中です。

 田園都市線を利用していますので、信濃町駅ビルの3階にある大東文化大学法科大学院へ行くにも、半蔵門線の青山一丁目駅から歩きます。外苑東通りを北へ進み、東宮御所(元赤坂)の側を通ることもあるのですが、たいていは港区立青山中学校、都営北青山一丁目アパートの脇を歩きます。権田原交差点付近まで、季節によっては小さな、可憐な花を楽しむこともできます。

2010年の秋以来、メインのカメラとしてカバンの中に入れているDSC-W380で百合の花を撮影してみました。都営北青山一丁目アパートの脇、神宮外苑の手前です。

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希望の泉

2012年06月21日 00時24分30秒 | 旅行記

名古屋市の中心部、栄駅のそばに、久屋大通公園があります。そこに希望の泉という名の噴水があります。Canon EOS Kiss X5で撮影してみました。

本格的なデジタル一眼レフを買ったのが今年の2月のことですので、シャッタースピードなど、知らないことが多く、まだCanon EOS Kiss X5を使いこなせていません。

シャッタースピードを変えるだけで、水の写り具合あるいは表情がこんなにも変わるというのを、遅まきながら初めて知りました。

三脚を使えば、もっときれいな写真になったであろう、というところです。シャッタースピードは、Canon EOS Kiss X5で最も遅くしてみました。

今度はまた速くしてみました。水は様々な表情を見せますので、瞬間の様子を記録しておきたいのです。

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これは珍しい地下鉄駅

2012年06月18日 23時34分16秒 | 写真

名古屋市営地下鉄名城線は、日本で唯一の完全な環状運転の地下鉄です。しかも、山手線や大阪環状線などと異なり、外回り・内回りという言葉を使わず、右回り・左回りと表現します。

それだけではありません。下の写真を御覧下さい。

名城線の市役所駅で、名古屋城に最も近い出入口なのですが、御覧のように城の門のような形になっています。斜め向かいにある名古屋市役所および愛知県庁の建物も、名古屋城をイメージしたようなものとなっています。

また、この駅の名称も独特です。他の都市なら、駅名であれ停留所名であれ「市役所前」とするでしょう。「市役所」としているのは名古屋市だけです。

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久しぶりに聴いて

2012年06月17日 22時56分19秒 | 音楽

 5月6日付の「こどもの日に、渋谷のナディッフ・モダンで買ったCD」でも書いた、Gidon Kremer, From My Homeを久しぶりに聴いています。1997年、ドイツのテルデックから発売されており、その年の夏、六本木WAVEで買いました。とにかく、モノクロームの写真で構成されたジャケットのデザインが秀逸で、一目見て迷わず買い、中身が素晴らしいので、長い間にわたって何度も聴き返しています。

 クレーメルはラトビア出身のヴァイオリニストなので、バルト海沿岸諸国出身の作曲家による作品を録音したのでしょう。どれも20世紀の曲なので、現代音楽と言ってよいでしょうか(いかにも現代音楽という感じの曲もあります)。

 曲目は次の通りです。

 1.Balys Dvarionas (1904-1972, Lithuanian), Elegie for Violin and String Orchestra (1947)

 2.Arvo Pärt (1935-, Estonian), Fratres for Violin, String Orchestra and Percussion (1997/1992)

 3.―7.Vytautas Barkauskas (1931-, Lithuanian), Partita for Violin Solo (1967)

 (3. Präludium - 4. Scherzo - 5. Grave - 6. Toccata - 7. Epilog)

 8.Peteris Vasks (1946-, Latvian), Musica Dolorosa for String Orchestra (1984)

 9.Georgs Pelecis (1947-, Latvian), Nevertheless : Concerto for Violin, Piano and String Orchestra (1993)

10.―11.Peteris Plakidis (1947-, Latvian), Two Grasshopper Dances for Violin Solo (1978)

 (10. Sad Dance - 11. Happy Dance)

12.Erkki-Sven Tüür (1959-,  Estonian),  Conversio for Violin and Piano (1994)

 この中では、何と言っても最初の曲がおすすめでして、私も何かの折にはこの曲をかけて欲しいと思っています(おめでたい席などには合いませんが)。NHK-FMでも、このCDが発売されたばかりの時にクラシック番組で取り上げられていました。

 他に私の好みの曲をあげるならば、2曲目のFratres for Violin, String Orchestra and Percussion、9曲目のNeverthelessですが、いつも聴き通しています。

 最後に、演奏者を記しておきましょう。

 Gidon Kremer, Violin

 Vadim Sacharov, Piano

 Deutsche Kammerphilharmonie

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高津駅構内にある岡本太郎の作品

2012年06月13日 01時00分54秒 | まち歩き

 私生活の中には公開したくない部分もあります。それを公開することになるので嫌な気分にもなりますが、私が普段利用している田園都市線高津駅には、岡本太郎の作品が飾られていますので、紹介しておきたいと考えました。

 これは高津駅の改札口と1番線とを結ぶ階段の途中に架けられています。 今年に入ってしばらくしてからお目見えしました。

 岡本太郎は、1911年に橘樹(たちばな)郡高津村で生まれました。現在は川崎市高津区の溝口や二子などとなっていますが、二子に、太郎の母、岡本かの子の実家があり、そこで生まれた訳です。長らく大貫病院がありましたが、現在は二子二丁目公園となっています。高津駅と二子新地駅の中間です。どちらかと言えば二子新地駅のほうが近いかもしれませんが、高津駅も二子四丁目にありますし、かつての高津村の中心は高津駅の近くですので(江戸時代から続く灰吹屋の本店も高津駅の近くにあります)、この駅に飾られるのが最も相応しいでしょう。

 岡本太郎は世界に名をとどろかせた前衛芸術家であるとともに、名文家でもあったと思われます。絵の下にある説明板にも、彼の文が書かれています。

 そして、彼は東京で育つものの、生涯にわたり(1996年に亡くなっています)、川崎市、そして高津区と浅からぬ縁を持ち続けました。二子神社にある岡本かの子文学碑、高津図書館(溝口緑地)にある岡本かの子歌碑などがその例です。なお、岡本太郎美術館は多摩区枡形の生田緑地の中にあります。

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