ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

8両編成化された東急3000系3101F

2023年01月31日 23時26分00秒 | 写真

今回は、東急新横浜線開業を前にして8両編成化された東急3000系の3101Fです。

 東急3000系は、東急目黒線用として、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線および都営三田線への乗り入れ用として、1999年から製造された車両です。最初の編成は東横線で8両編成として運用されていたこともありますが、程なく6両編成となりました。そして、長らく6両編成として活躍してきました。

 しかし、東急新横浜線の開業、および相模鉄道の路線との直通運転を前にして、順次8両編成化されています。南北線や埼玉高速鉄道線の各駅は、元々8両編成に対応する長さでしたし、三田線や目黒線のほとんどの駅もそうでした。しかし、6両編成であったのは、各路線の需要によるのかもしれませんし、奥沢駅の構造の関係によっていたのかもしれません。

 6両編成から8両編成に改められるとともに、改番も行われています。上の写真は田園調布・日吉側(下り側)の先頭車であるクハ3800形のクハ3801ですが、6両編成時にはクハ3100形のクハ3101でした。同様に、目黒側(上り側)の先頭車両は、6両編成時にはクハ3000形でしたが8両編成となってクハ3100形となっています。

 3000系の全てが8両編成化された訳ではないので、まだ6両編成も見られます。

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条文の読解ができていない

2023年01月30日 07時00分00秒 | 受験・学校

 このブログにも何度か記したことを、再び記します。

 先日、行政法の期末試験を行いました。

 2月に追試があるので、ここでは期末試験の内容を明かすことはできませんが、試験の場だから焦ったりしているのか、それとも普段から条文を読む習慣が付いていないのか、条文の読解が全くできていない学生が少なからず見受けられます。

 私は、別に試験問題に地雷を仕掛けていません。普段からしっかりと読んで勉強していれば理解できるはずですし、しっかり読めるはずです。

 しかし、「どのようにすればそのような読み間違いができるのか?」と思えるような解答が頻発しました。どう考えても「その場面の話ではないだろう!」、「明らかに●●のことを規定しているのであって、問題文にある▲▲のことではないぞ!」と言いたくなるようなものばかりなのです。条文を読む習慣が付いていないこと、法律学における基礎中の基礎の概念を理解していないこと、その双方がリンクしているのです。

 私は、講義の場において、「◆◆法第▼▼条はこのように読む」、「□□法○○条と◎◎条とを比べれば、○○条にいう『★★』の意味は『**』である」と言います。私は、大事な点は何度でも繰り返します(「一度しか言わない」という教員の方も少なくないかもしれませんが、私自身の経験からして、そのような意地悪はできません)。

 普段から条文を読む。

 法学部生にとって、非常に大事なことです。

 今から10年以上前に書いたものですが、「法律学の勉強の仕方(その2) まずは条文を読む」もお読みください。

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二子玉川ライズで

2023年01月28日 22時00分00秒 | 写真

二子玉川ライズでAUDIを見ました。

時々、自動車販売会社がここで展示などをしていますが、今回は様子が違っていました。

 

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渋谷は宮益坂で

2023年01月23日 07時00分00秒 | まち歩き

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2023年1月19日付朝日新聞朝刊28面13版掲載の「論壇」 私が何年も前に書いたことが

2023年01月19日 11時20分00秒 | 国際・政治

 タイトルが長くなりましたが、「論壇」に「ふるさと納税」についての記事が掲載されていました。中央公論1月号に掲載された、葉上太郎さんによる記事の論評のようです。

 私は、もう15年ほど前から「ふるさと納税」は根本的に誤っている制度である旨を書いてきました。返礼品についても批判しましたし、制度を廃止すべきであるとも記しています。

 「論壇」の内容は、私がこれまで書いてきたこととは異なりますが、基本的な趣旨は私の意見と同じです。

 地方財政、さらには地方自治を歪ませるしか効果のないような制度は、すぐにでも廃止すべきです。

 

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小田急8000形8061F+8261F

2023年01月18日 00時00分00秒 | 写真

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小田急3000形3260F

2023年01月17日 16時00分00秒 | 写真

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池上線戸越銀座駅で「緑の電車」

2023年01月14日 21時00分00秒 | 写真

 東急池上線および東急多摩川線は、東横線や田園都市線などと異なり、18メートル車のみが運行されます。

 池上線は、元々が池上電気鉄道という、東急の母体となった目黒蒲田電鉄と競合関係にあった会社の路線であったためか、長らく旧型電車ばかりが運行されていた路線でした。東急と言えばステンレス車ですが、池上線にステンレス車が入ったのは1984年で、鉄道線では最も遅く、車両限界の関係もあって7200系しか入れなかったのです。1992年に1000系が池上線で運行を開始した際には64年ぶりの新車などと騒がれたものです。

 その後、初代7000系を改造した7700系、7200系を改造した7600系も運行されましたが、現在は1000系の他、2代目7000系、1000系1500番台が運行されています。

 起点である五反田駅から下り電車に乗ると、二つ目の駅が戸越銀座駅です。有名な商店街の名前を冠する駅名ですが、所在地は品川区平塚です。2016年に「気になる」ならぬ「木になるリニューアル」が竣工し、ホームの屋根などに木材が使われています。しかも、この駅の改札口は何処かの老舗の店のような屋根が架けられている上に暖簾のようなものまで設けられています。

 商店街というと「●●銀座」という名称が多いのですが、ここはその発祥の地であり、東京で最も長い商店街でもあります。

 今回取り上げるのは1000系の1013Fです。勿論、ステンレス車で、東急のコーポレートカラーである赤色の帯を巻いていましたが、2019年秋から「緑の電車」となりました。これは池上線活性化プロジェクトの一環であり、池上線や目蒲線で走っていた旧3000系の緑色(初代5000系に由来するものです)のラッピングが施されたのです。側面には「T.K.K.」も書かれています。

 元々、1000系は東横線と営団日比谷線との相互直通運転用として製造されたのですが、この1013Fなど何編成かは東横線と目蒲線の両方で使えるように4両編成で登場しました。1000系の先頭車のデザインは、本来であれば9000系と同じく非対称ですが、4両編成の制御車の一部は左右対称になっています。これは、4両+4両=8両で東横線および日比谷線で運用するためです。その後、編成が組み替えられ、1013Fの下り側先頭車がデハ1312になり、編成で先頭車の正面のデザインが統一されました。

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札幌へのオリンピック招致に多くの市民が反対 それはそうでしょう

2023年01月08日 14時00分00秒 | 社会・経済

 Yahoo! Japan Newsに「2030年冬季五輪招致 札幌市民の67%が『反対』 本紙世論調査」という記事が掲載されていました。今日(2023年1月8日)の5時付で、基は北海道新聞社の記事のようです(https://news.yahoo.co.jp/articles/7040a00de463ad2d04ed7cb094f410c5c10e8bd2)。

 北海道新聞社が2022年12月16日〜18日に、18歳以上の札幌市民を対象として世論調査を行ったそうです。また、北海道全体を対象とした調査も行ったとのことです。

 まず、札幌市民のほうですが、反対52%、どちらかと言えば反対15%、賛成12%、どちらかといえば賛成21%です。

 次に、北海道全体ですが、反対42%、どちらかと言えば反対19%、賛成16%、どちらかといえば賛成23%です。

 この種の調査は何度か行われているようですが、サンプル数が限られているとは言え(記事には書かれていません)、札幌市民の間では招致反対の意見のほうが多くなっているようです。北海道全体についても同様です。反対の理由を見ると、結局のところ経費がかかりすぎるというのが多いようです。一応は2020、実は2021年の東京オリンピックは様々な観点からして大失敗に終わり(見方によっては最初から失敗していたと言えます)、おまけに事後処理は刑事事件という、洒落にもならない結果になってしまいました。大金が費やされて嘘まみれ、結局、多くの国民には一文の得にもならないどころか、使われもしないような巨大な施設の維持管理に無駄金が注ぎ込まれるのです。

 日本では長野冬季オリンピックという好例がありますが、世界的に見ても、オリンピックの後は開催国が不況に見舞われることが多いようです。意外に語られることがないのですが、1964年の東京オリンピックのすぐ後に証券不況がありました。また、先進国ではオリンピック招致反対の意見が強くて招致を断念したという都市もいくつか見受けられます。

 イベントは所詮イベントです。一瞬の引き上げにはなるかもしれませんが、持続的効果を期待するならば、何らかの別の方策が必要なのでしょう。

 2025年に予定されている大阪万博も、早くも失敗の匂いが漂っています。

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高津バス停で東急バス高津営業所TA1917を

2023年01月06日 07時00分00秒 | 写真

 高津小学校のそばにある高津バス停で時間調整している回送のバスです。おそらく、高津駅前バス停に向かうのでしょう。

 高津バス停は、国道409号(府中街道)と神奈川県道14号鶴見溝ノ口線(大山街道)が交差し、かつ神奈川県道14号鶴見溝ノ口線の終点である高津交差点の近くにありますが、行き先によって場所が違います。東急バス溝02系統の溝の口駅行きと新平瀬橋行きのバス停は溝口3丁目の国道409号にあり、東急バス溝02系統の小杉駅前行きと川31系統の川崎駅ラゾーナ広場行き、川崎市バスの溝06系統の向丘遊園駅南口行きおよび登戸駅行きのバス停は溝口3丁目の神奈川県道14号鶴見溝ノ口線にあります。これに対し、上の写真の高津バス停は溝口4丁目の高津小学校のそばにあり、他のバス停から少し離れています。東急バスの溝02系統小杉行きが発着することもありますが、それは朝の早い時間帯に数本ある新平瀬橋始発の小杉駅前行きだけで、主にここに停まるのは川崎市バスの溝06系統の溝口駅前行きまたは井田営業所行きです。

 また、溝口4丁目高津バス停には、COVID-19の感染拡大によって運休したまま、2022年7月31日をもって廃止されてしまった東急バスの深夜急行バス(ミッドナイトアロー)の渋谷駅発溝の口駅行きの便が発着していました。但し、高津バス停ではなく、高津駅入口という名称でした。

 〔なお、溝口駅と溝の口駅との表記が混在していますが、川崎市バスにおける表記は溝口駅、東急バスにおける表記は溝の口駅です。川崎市バスの場合は行政地名によるために鉄道の駅名の表記とは違うことが多いのです。その例が向丘遊園駅(小田急小田原線の駅名は向ヶ丘遊園)、新百合丘駅(小田急小田原線および多摩線の駅名は新百合ヶ丘)、梶ヶ谷駅(東急田園都市線の駅名は梶が谷)です。ちなみに、東急田園都市線では溝の口駅ですがJR南武線では武蔵溝ノ口駅です。〕

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