遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

冠雪してました

2021-10-24 23:36:10 | BIONEWS

穏やかな晴天でした♪ 白山が冠雪してましたよ(上の写真)。
gooニュース
今日24日(日)の天気全国的に穏やかな晴天一日の気温差に注意

ラニーニャ現象 12月をピークに予想される 寒さの見通し (tenki.jp)
大倉だけでの地上練習、フライヤーがたくさん来てました。
やはり、この冬はラニーニャになるようですね。大雪かぁ・・・ orz

嫌なスクリーニングだ・・・
牙のない雌ゾウが増加、密猟への遺伝的な反応で モザンビーク (CNN)

〈以下引用〉
アフリカ・モザンビークのゴロンゴーザ国立公園で、牙のない状態で生まれてくる雌のゾウが増えている。科学者はこれについて、15年に及ぶ内戦で象牙目当ての密猟ががまん延したことへの遺伝的な反応との見方を示す。
公園内で活動するゾウの専門家がこの現象に気づき始めたのは、1992年の内戦終了後だ。現場のデータや古い映像の解析の結果、牙のない雌ゾウの割合が1972年から2000年にかけて3倍以上に増えたことが判明。〈中略〉
今回の分析では、牙のない雌のゾウは牙のある雌に比べ、上記の28年間での生存確率が5倍あまり高かったことが判明。従って、こうした適応は偶然の出来事ではない可能性が高い。
〈中略〉
牙のない雌はX染色体の特定の領域に遺伝子変異が起きていることが分かった。
「雌はX染色体を2本持つ。牙のない雌ではそのうち1本の染色体が『正常』で、もう1本では情報が削除されている」とロング氏は説明。「牙のない雌ゾウが雄の子どもを妊娠すると、その雄は半々の確率で問題のあるX染色体を母親から受け継ぐ。『正常』な染色体を受け継いだ場合、その雄は無事に生き延びて、牙の形成に必要な遺伝情報とともに生まれてくる」と解説する。
しかし、雄のゾウの胎児が遺伝子変異を持つ染色体を受け継いでいる場合、牙のない雌を生み出す変異は雄にとっては致命的となるため、その雄は子宮の中で死ぬ結果になるという。

三毛猫の話とか、男子の色覚異常とかの例で話されてきた性染色体に関わる遺伝学のエピソードが一つ増えたことになる。牙のない象の方が生存確率が高いというのはわかるけど、こんなに早く選択圧がかかって牙のない雌個体が増えるとは人間のやってることの罪深さといったら・・・ 俺なんか、BgII断片をヴェクターのBamHIサイトに入れるだけでも酷く苦労してるのにな・・・あ、関係ない話です・・・

コシのあるうどんを出す店が生き残るから讃岐うどんにはコシがあるんだよ♪
gooニュース
うどんに「コシ」があるのはなぜ?香川県の企業が発売した「うどんのコシ自由研究キット」が人気

「うどんのコシ自由研究キット」が売り出されたのは夏休みの自由研究用だそうです。子供にコシのあるうどんの製法を教育するのは良いことです。しかも研究になるという・・・実験には対照サンプルが必要です。ぜひコシのないグダグダの博多のうどんで・・・いやいやいやいや
自由研究セットとして発売されたのだが、「通年買える商品にしてほしい」という要望が多く通念買えるようになるかもです。

本日の酒:KIRIN 一番搾り 〈黒生〉 + 高知栗焼酎 ダバダ火振 地下貯蔵 


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2 コメント

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おはようございます (orai)
2021-10-25 10:13:07
昔は毎年白山へ登っていました。
十代~三十代の間に20回ほど登ったと思います。
今は平地専門ですが(笑)
すごいですね (いでんや)
2021-11-01 21:43:15
白山、登ったことありません。
空から眺めるのが精一杯です。

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