かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

仲間たちとの再会

2008年08月31日 | Weblog
本耶馬溪の小学校勤務時代の同級会というか食事会が先日行なわれました。毎年、1.2回開かれています。今回は、盆や正月の時期ではなかったので、地元にいる人を中心に集まりました。お酒を飲んだり食事をしたりしながら、楽しい時間を過ごしました。

 教えてから20年近くが過ぎています。しかし、その中でもこうやって、気軽にみんなが集まって、いろんな話ができることがうれしく幸せに思います。今回は、先生は、自分ひとりでしたが、いろいろ担当をした先生方も来ます。

 もうすぐ、彼らは30歳になります。小学校から今まで、みんなは本当に頼もしく成長を遂げてきました。しかし、この月日の中で、挫折・悲しみ・・・小学校の時とは違ったいろんなドラマがあった人も多くいます。そんなときに、この仲間がいました。みんなが心配をしたり、声をかけたりしながら、その壁を乗り越えていきました。みんなの心がとってもあったかいのです。すばらしい仲間たちです。

受け持ったときは、

「この子たちは、授業中も立ったりするからね。」

元気いっぱい。でもエネルギーの高さを感じました。パワフルな学年でした。日を重ねていくうちに、そのパワーが学習に生活に生かされていました。みんながまとまって前向きに頑張っていきました。

 「たいせつなもの」の一巻に載せましたが、ちょうど、かったかくんが、小学校5年生の時に担任をしました。校舎改築で夏過ぎからグランドで遊ぶことができませんでした。クラスメートの保護者の方が田んぼを貸してくれたりもしました。遊ぶためのスペースです。一人ひとりにいろんな思い出があります。かったかくんがけがで、入院をして、6年生の担任から外れました。修学旅行の行くとき、病院の前を通りました。みんながハンカチをバスの中から振ってくれました。

「先生も修学旅行一緒に行けんやったからね。」

という理由は、だしですが、みんなで来年は、二回目の修学旅行に行く計画も出ています。

 バスの運転手も決定をしています。今日、幹事の人から、「昨日、帰ってから、『「じゃらん』で行くところも調べたからね。」すごい早さ。

 みんなと出会えたことの幸せを感じるとともに、また会える日を楽しみにしています。

ソフトバンクの試合観戦から

2008年08月30日 | Weblog
 日田の人たちと福岡ドームに野球の観戦に行きました。

 ソフトバンク対オリックスの試合でした。楽しくドライブをしながらの旅行でした。この日の試合は、北京オリンピック大会で、女子ソフトボールで金メダルをとった上野選手が来ていました。始球式などで投げる子どもをマウンドまで連れて行ったり、インタビューを受けたり会場を盛り上げました。今旬の人を間近で見ることができました。

 ソフトバンクの先発は、新垣渚投手でした。試合に出ては、暴投をしたり自滅から荒れたピッチングになってしまうので、勝ち星から見放されていました。しかし、この日の試合は違います。ストレート、コントロールともよく、8回を2点に押さえました。2点目の入れられ方が、ワイルドピッチ(暴投)からだったので、負ける雰囲気でしたが、攻撃側が奮起をし、逆転勝ちをしました。8月での一勝となりました。

 新垣投手は、ヒーローインタビューで感激の涙を流していました。上野選手をはじめ、新垣投手などのアスリートにとって、ずっとコンディションがいいときばかりではありません。コンディションの調整、けがの戦いが続きます。まして、有名になるほど、調子が悪くなると、マスコミからたたかれます。苦しい思いをします。でもそれに負けずにスランプからの脱却をはかるために努力をしてきたのが、新垣選手だったと思います。

 あの涙から感動をもらいました。先日のしゃべらん会のレジメの中に、こんな詩がありました。

「夢の途中」

 「夢を叶える旅」には
トラブルがつきもの。
誰でも一度くらいは、
「もうだめだ。」と
絶望するときがあるだろう。
 でもそんな旅であればあるほど、
ゴールを迎えた時の感動は大きい。
 あきらめず、逃げ出さずに!
 最高の旅をつづけるために!

しゃべらん会

2008年08月26日 | Weblog
 今日の夜は、昨年に引き続いて、母親部主催の「しゃべらん会」が行なわれました。お母さんたちが、お互いに子育てについて、話をしながら学習をしていく会です。
 校長先生が用事で出ることができなかったので、参加をしました。コーチングの学習をしながら、子どもたちにどう接していったらいいのか、子どもとのコミュニケーションの仕方はどうあればいいのか、答えはありませんが、みんなで考えていきました。
 コーチングとは、(レジメのカンニングですが)ちょっと難しく言えば、

コミュニケーションを通して、相手が成し遂げたいことを見つけ出し、どうすれば実現できるかを探求することによって、自発的な行動をうながし、実際に結果を創りだすコミュニケーションスキルです


 いろんな演習にも取り組んでいきました。
 その例として、感謝のワークがありました。ペアになります。家族の一員に向けて、家族がしてくれたことなどに対して、ありがとうを10個、ペアに教えてあげます。10個聞いた後、聞いた中で特に輝いていたものを一つ相手に伝えます。そして、話す側と聞く側が交代をします。

 何気ないことでも、よく考えてみると、家族に対してたくさんのありがとうがあります。ありがとうっていうような感謝の心をもって、ポジティブに相手に接することの大切さを体感できました。自分自身に大いに欠けているものであると思います。

 上の写真の図のAとBはどちらの図が気になりますか。かったかくんは、ずばりBです。やっぱり欠けているからですね。参加者のほとんどの方もBでした。進行役の先生が言いました。

 Bが気になる人は、マイナスを気になる人が多いということです。相手の欠けているところ、良くないところ、悪いところが目につくというのです。確かにそうかも知れません。楽しいこと、素晴らしいこと、自分以外の方の素晴らしいところ・・・いろんなプラス的思考で歩いていけば、きっと人生が楽しくなることでしょう。子どもに対して、

「ありがとう」
「あなたって、なんて素晴らしい子なんでしょう。」

という気持ちが言葉で出なくても、そう思って接していれば、きっちりと伝わることでしょう。

それだけで、子どもたちは、まっすぐに成長を遂げていくことでしょう。
 こういう演習もしました。物を相手に渡すときの渡し方です。

①片手であげる。②両手であげる。
③物を大切に抱きしめてから、相手に物を渡す。


どれに心がこもっているか、考えればわかりますよね。片手は、相手を見ることなく渡すことができます。両手で渡すときは、相手と向き合わなくては渡すことができません。

  向き合うこと・・・心をそえること・・・気持ちがこもること・・・

ということになります。
 いろんな演習をしましたが、しっかりと相手を認める、見つめる、大切にしていくことが、相手との距離を縮めるということを検証しました。

 明日から、実践できるかどうかはわかりません。しかし、その気持ちは、大切にしたいと思います。

 きっと、学んだことのいくらかでも家庭の中で生かしていけば、子どもたちは、安心感の中で家庭での生活を送ることができるであろうし、お家の方に対して敬う気持ちも芽生えてくることでしょう。

 母親部では、毎年、夏休みには、このようなしゃべらん会を行なっています。秋には、つくらん会を実施し、実際に料理を作りながら、健康について考えていっています。本当に中味の濃い、五馬伝統のすばらしい行事です。昨年は、麹を使った料理作りを行なっています。みんなで食から子育てを勉強しています。

 あっという間に時間が過ぎていきました。最初は、緊張気味だったお母さんたちも終わりごろには、みんな心も打ち解けていました。

テニスを楽しみました

2008年08月22日 | Weblog
 かったかくんとテニス。似ても似つかぬものです。
 朝、テニス部の副顧問の先生が、「今日、2年生の学年登校日なので、部活に出ることができません。顧問もいないので、1年生の扱いはどうしましょうか。」ということだったので、最近、運動不足そして、メタボ対策ということで1年生と一緒に部活をしました。

 1年生と言っても3人しかいません。そのうち、一人が病気で欠席をしていたので、2人の部活動でした。

「えーっ、先生がくるんですか。」どういうこと?まったく。かったかくんが行ってから邪魔なんだ?!


 「先生より遅くグランドに出たら、グランド10周。」と伝えて、急いで、コートに行きました。この言葉にさっきの会話とは違って、さささあーと2人も、負けじとグランドに下りて来ました。

 練習メニューは、顧問が作ってくれていました。3人でそのメニューをこなしていきました。 ワンバウンドさせてからのボール打ち。上からのサーブ、カットサーブ・・・いろんな練習の流れを考えてのメニューをこなしていきました。

 夏休みに入ってから、1年生は、本格的にテニスを始めました。今までは、3年生を中心とした練習でした。新チームになってわずか一ヶ月の間ですが、この夏休みの練習でとても上手になっています。

「だめだめ、先生、サーブは、こうして打つんですよ。」
「しっかりボールを拾ってください。」
「握り方はこうですよ。」「コートチェンジのときは、こういう風にコートにあいさつをして下さいね。」まあ、一つ一つの動作に注文をつけてきます・・・。どっちが先生か、わからない。

「先生、試合をしたいです。」2対1か。3試合、楽しくゲームをすることができました。1年生も試合を進めていく中で、ラリーも出るようになりました。カンが鋭いです。

 新人戦は9月の19日です。

 1年生も出場しなければ、団体を組むことができません。外は、だいぶ暑さが和らいできました。2人と気持ちよく、久しぶりに体を動かすことができました。2人とも一生懸命でした。生徒たちと交流をすることができました。

 これからも子どもたちの心と生徒と過ごす時間も大切にできるように心がけたいです。

お気に入りの散歩道

2008年08月19日 | Weblog
 日田の量販店に夕方行きました。レジの近くに造形のもみじやコスモスなどがたくさん売られていました。本物そっくり。レジの近くに秋を感じました。
 
 かったかくんも日田の生活では、二度目の夏が過ぎようとしています。あっという間の時間でした。生活も慣れてきました。アパートが五馬の台地に登る入り口なので、日田市内に住んでいますが、信号機もなくあっという間に学校に着きます。その代わりに、学校が終わってから、外食するために、アパートを通り越して食べに行く気にはなかなかなりません。ほとんど自分で作っています。生協の週配を重宝しています。

 ご飯を食べてから、時間があるときに、三隈川のほとりを歩くのがとても趣があります。アパートの近くの小渕橋からホテル街までオレンジのライトが三隈川に沿って、きれいに照らされています。

 高台から見ると、オレンジ色に染まった三隈川の水面がゆれています。5月の川開き祭の時には、花火が絵のように、きれいに川面に映ります。遠くには、遊船が川に浮かんでいます。風情があります。9月には、船上観月祭があります。以前勤めていた学校の先生たち5人と行くようにしています。舟から月見会席を食べながらのお月見です。

 今は、夏の暑さも和らいで、心地よい川風が頬にあたります。風が日田の地に秋を呼んでいます。

 のんびり歩いていると、うなぎ料理で有名な「戸山のうなぎ」の店屋さんの前を通ります。食欲をそそる匂いが道路まで漂ってきます。一度だけ食べに行きましたが、とてもおいしいうな重を食べることができます。うなぎのきもの汁物もついています。さらに行くと、写真のような「あゆやなば」に着きます。「やな」は竹を川にせきのように設置し、泳いでくる魚を捕るしかけです。やなばでは、炭火焼きで20センチを越える美味しいアユの塩焼きを食べることができます。 営業は10月中旬までです。

 それ以上歩くと帰るのが大変になるので、川に下りて、川に沿った歩道を戻っていきます。向こう岸にはサッポロビール工場のライトが光っています。

 時間を忘れさせるそして、静かにエネルギーを与えてくれる散歩道です。

由布山からの手紙

2008年08月18日 | Weblog
 今日、学校に行くと、机の上に封筒が置かれていました。すでに封が開けられていました。

 差出人は、大分県玖珠郡九重町の老人夫婦の方からでした。宛先は、五馬中学校2年生のAさんあてでした。

 中を見させていただきました。

 4月の歓迎遠足でのあまがせフラワーパークからの「ひまわり風船」のことでした。

「こんにちは。初めまして。こちらは、玖珠に住んでいます70代の夫婦です。(この手紙は、孫が代筆をしています)5月のはじめに由布山へ山登りに行ったところ、林道に手紙のついた風船を見つけました。さっそく帰って、種を植えたところ、ぐんぐん大きくなり、7月の終わりには見事なひまわりが咲きました。写真の通り、元気に庭で咲いています。

 こんな風におもしろい出会いもあるので、これからも高齢ながら頑張って登山をしようと思います。Aさんも元気に勉学に励まれますように。今回は、ご縁があってうれしく思います。それではさようなら。」


という内容でした。 読んでいると、心が温かくなるような、幸せになるような手紙でした。
 きっとこのご夫婦の家庭は、みんなが助け合いながら、明るい家庭を創っているのだろうと想像がつきます。

 まずは、「この手紙は孫が代筆をしています。」というところです。おじいちゃんやおばあちゃんがああがいい、こうがいいといいながら会話をする中で、二人で文章を創ったものをお孫さんが文章を書いています。優しいお孫さんですよね。二人は、高齢と書いていますが、年をとってもカップルで山歩きをするなんて、仲のいい夫婦です。

 また種を拾ってから、すぐに植えてくれていました。大事に大事に育ててくれたのでしょう。咲かせた喜びの中で、写真を送ってくれました。二人の心がとてもおしゃれに感じます。子どもたちの手から離れて飛んで行った種が異郷の地で花を咲かせているなんて、なんとなくロマンチックです。

 宛先人の本人にはまだ夏休みで会っていませんが、きっとこの手紙を読んで喜んでいるに違いありません。このような夢のある体験を毎年させてくれているあまがせフラワーパークの方々に感謝をしています。そして、またこれからもご夫妻には、元気で仲良く山歩きを続けて欲しいと願います。

老いること

2008年08月17日 | Weblog
 今日は、次男の友だちが次男のすんでいるところから遊びに来るというので、北九州まで迎えに行きました。お盆は、なんとなくゆっくりした時間を持つことができています。

 友だちには、次男が住んでいるところに行ったときには、いろいろとお世話になっています。温かみのある人で、接していても家族のようです。次男とは本当に仲がいいです。北九州空港に帰りに寄りました。喫茶店でいろいろと会話を楽しみながら食事をしました。長男も友だちが来るというので、仕事が終わってから、中津で会うようにしました。みんなでボーリングに行きました。

 話は全然、変わるのですが、前任校時代、教頭先生で国語の担当をしていた先生が、詩の話をしたことがあります。「お父さんと相撲」という詩です。その中で、「お父さんと相撲をした。勝った。寂しかった。」というある少年の詩があることを紹介してくれました。父に相撲で勝った少年。しかし、少年は、ずっと父と相撲をして勝てなかった。真剣勝負で勝ったとき、ふと父の老いを感じた・・・ことを書き表したのでしょう。

 この話を聞いたあと、長男と家で相撲をしたことがありました。自分を投げ飛ばしました。仰向けになりながら、「お父さんと相撲をした。勝った。寂しかった。」の詩のことを言いました。「どう思う?」と聞くと、「別に何とも思わんよ。」まったく。長男が中学校後半からかったかくんも勝つことができなくなっています。

 自分も父が病気になってから、寂しく思ったことがあります。それは、父を風呂に入れるときのことです。風呂まで歩いていくことができなかったので、おんぶをして風呂まで連れて行っていました。最初、父をおんぶすることが何となく気恥ずかしい気がしていました。父を初めておんぶをしたときのことです。父としての大きさ・強さをずっと生まれたときから感じていました。父をおんぶするということなど考えたことなどありませんでした。

 父をおんぶしたこと、そして、何より寝たきりの父をおんぶしたときに、筋肉が落ちて、おしりを持ったときに、父のおしりの骨が手にあたったことがとてもショックでした。背中でぜいぜい言う父の息を感じながら、風呂場まで連れて行きました。父が老いたこと、父が病気で弱っていることを体で感じました。「ありがとう。」という言葉に胸がつまりました。

 特に長男から風呂に連れて行ってもらうことを喜んでいました。自分の老いもいつかどこかで子どもたちが感じることもあるでしょう。

 やっぱり老いは感じます。スポーツをしているときに、体の動き、バランスの悪さを感じます。でもまだ負けないものがあります。ボーリングです。まだ子どもたちに負けたことがありません。昨日も勝負をしました。友だちも入れてみんなでボーリングを楽しみました。

 211を記録しました。投げるボール投げるボールがねらったところに行きました。まだまだのものがありました。

 夕飯のあと、みんなで長崎に行ったときのビデオや子どもたちの赤ちゃんの頃のビデオを見ながら友だちと楽しみました。

 今日は、友だちと次男はまた戻って行きました。長男も同僚の方が交通事故をおこし入院をしているというので、見舞いに行くために外出をしたので、一気に家は寂しくなりました。

 夏の終わりも感じました。外はひぐらしが鳴き始めました。

思いがけない訪問

2008年08月15日 | Weblog
お盆の一日目、学校での勤務でした。さすがお盆だけに、来客なども少なく、ちょっとのんびりとした一日でした。学校便りを作ったり、健脚祭(体育大会)の準備をしました。健脚祭では、来賓の案内や保護者の案内を作りました。また今月の20日に健脚祭のためのPTA運営委員会があるので、そのレジメを作ったりしていきました。

そんな中で、携帯電話を見ると、昨年の卒業生で、大分市の高校に進学をしていったYくんから電話がかかっていました。かけなおしてみると、かかりません。
するとまもなく、学校に、同級生のKくんと遊びに来てくれました。Kくんとは、昨日、出口の夏祭りで再会し、久しぶりに話をすることができました。


 Yくんは、駅伝で大分県の強豪の高校に進学をしていきました。練習は、きびしいものと思いますが、しっかりと頑張っています。無名な選手が都大路の駅伝大会に出るチームに入ることは、きついこともあると思います。しかし、チームにいることの弱音を吐かないことまた、いろんな会話からも今精神的にもしっかりとして、目標を持って頑張っていることを感じました。

 直入のカントリーロードでの練習もあったそうです。毎日、何十キロという道のりを走っています。故障もしていなく、中学校にいるとき以上にたのもしく成長していることを感じました。親元を離れての生活、高校では入学時には、友だちが一人もいない中での生活でした。しかし、それを乗り越え、今はとても充実して輝いているようです。


 Kくんは、地元の高校に進学をしました。今は、進学高校は夏休みも一年生からほとんどありません。18日からは、学習がスタートするようです。その中で、憲一くんも陸上部に入っています。Yくん・Kくんともに中学校時代バスケットボール部でした。そこで鍛えられた体と気持ちの強さで、種目は変わりましたが陸上部に所属をしています。Kくんは、走り幅跳びの選手です。6メートル目指して練習を積み重ねています。


 二人に新校舎の案内をしました。「すごいなあ。」の連発。「中学校はなつかしいなあ。」の声も。いろんな中学校時代の思い出、高校に入ってからのドラマも聴かせてもらいました。久しぶりにゆっくりと楽しく話すことができました。五馬中学校で生活したことを基盤に、さらに高校でも活躍をして欲しいと願いました。

出口の夏祭り

2008年08月12日 | Weblog
 今日の夜、五馬の出口小学校校区の夏祭りに行ってきました。すでに出口地区については、ブログや「たいせつなもの」の中で紹介をしていますが、もう一度、出口の素晴らしいところなどの紹介から・・・。

 まず、校区がとても広いです。杖立温泉にあるひぜんやのホテルの半分が大分県で半分が熊本県なのです。その半分の大分県のところは、出口小学校校区です。出口校区の熊本県に近いところは、買い物は、小国に行くことも多いそうです。30分もかからなくて、小国に行くことができます。

 出口には、10月に伝統行事のくにちがあります。くにちは、今まで見たこともないほど、勇壮な行事です。武士に扮装した中学生を含めた青年たちが雄雄しく地区を練り歩きます。夜は、劇団が来て演劇が体育館で開催されます。是非、一度出口のくにちを見に来てください。感激をします。今年も見に行こうと思っています。

 出口の子どもたちの様子は、郵政公社のCMにも最近まで出ていました。

 さてさて、夏祭りのことを忘れていました。中学3年生たちが、

「先生、お店を出すので、夏祭りに来てね。」

と言っていたので、見に行きました。というのは、この夏祭りで、中学校3年生が店を出すのです。このことが伝統になっています。3年生がこの祭りに合わせて準備を進めていきます。出口小学校のグランドに着くと、中学3年生が、フランクフルトの店と、ゲームの店を出していました。ゲームの店は、鉄砲にコルクの玉をつめて箱を倒す懐かしいものです。倒せば、花火などがもらえます。いろいろアイデアを出しています。

 ある生徒は、積極的にグランドを歩き回って、地域の方々フランクフルトを売っていました。売れ行きも調子がいいようで、すぐに売り切れたようです。3年生も生き生きと活躍をしていました。学校とは、また違った姿を見ることができました。かったかくんも楽しい時間を過ごしました。

 ステージでは、カラオケや踊りなどでにぎわっていました。日本舞踊をならっている五馬中学校の生徒が出演。見事に披露をし拍手を浴びました。過疎化が進んでいく中で、出口の地域・保護者・生徒・・・とまとまりを感じました。卒業生にも会うことができ、懐かしい話に花が咲きました。

 ふるさとの良さが消えていく中、出口では、しっかりと地域の灯りが輝いています。

OB戦お疲れ様でした

2008年08月11日 | Weblog
懐かしいメンバーが集まって、8月10日(日曜日)に中学校OB戦を実施しました。17歳から21歳までのメンバーを中心に40名近く集まりました。

 先日も書いたように、この日のために、グランドの借用、各学年への連絡、人数の集約など、こと細かく準備をしてくれたのは、中学校時代兄弟で主将を務めてくれたW兄弟でした。たくさんの人たちを集めてくれました。みんなが集えたことに対して、Wくん兄弟に感謝をしています。この日のスケジュールは、

◇ 野球の試合 2試合
◇ ボーリング大会

です。1時30分から中学校グランドで実施をしました。お家の方も来てくれていました。暑い中での野球の試合。暑さから遠ざかっている生徒も多く、交代をしながら、野球の試合をしました。高校生組VS高校卒業生組の試合を行いました。かったかくんも高校卒業組(はるか遠くに卒業をしたのですが・・・)に混じりました。ちょっと会っていないだけでも生徒たちはすばらしく成長をしています。それぞれの顔を見ると、頼もしい限りです。みんないい感じになっています。


 試合は白熱したものになりました。2試合行ったのですが、かつての汗と泥にまみれながら、歯を食いしばった時と違って、笑い声と歓声がこだまする中楽しい野球をすることができました。時間が経過しても、このように学年の枠を超えて集まることができるまとまりを感じます。

 夜は、ボーリングを楽しみました。かったかくんも北京オリンピックに行った福田首相に負けないくらいアクティブな一日でした。朝は、法要。午後から2試合OB戦の野球の試合。その後、野球部のメンバー何人かと夕食を兼ねて教えた生徒がアルバイトをしているマックに。そして時間になったので、ボーリング場に。途中で、中津の教員チームの野球の試合で人数が足りないという電話。福岡県の吉冨のグランドに。決勝点になるセーフティスクイズを決めました。終わり次第、再びボーリング場に。これを充実しているというのでしょう・・・?! 

 でも楽しい一日でした。明日は、筋肉痛か。帰ってから念入りにストレッチをしました。 

 次回は、12月にまたみんなが集まるそうです。そのときまで、みんなが健康でそれぞれの生活のなかで目標に向かって頑張って欲しいです。入試のある生徒や就職試験の生徒もいます。吉報を待っています。

再会

2008年08月10日 | Weblog
 このところ、ふとしたところで懐かしい人と出くわします。

 何年も会っていなくて久しぶりに会い、昔の話をするとその時代に戻ったような気にさせてくれます。再び会えることも縁なのでしょう。

お寺にて
 昨日、お寺の法要がありました。毎年9日に行われています。お寺に家のお墓があります。お墓まいりとともに、法要に参列しています。法要のあと、おせがきをいただき、お墓に飾ります。たくさんの門徒の方々がお堂に集まって、お経を聞きました。そのあと、お堂で食事です。お経を聞いたあと、ある女性の方が、

「先生。」

と話しかけてくれました。最初は、どこかの学校の先生だと思いました。見ると、豊田小学校時代のお母さんでした。
 あれから、25年以上経ちます。教えて以来の再会でした。

 25年以上たっても覚えて下さっていたことにありがたさを感じます。小学校から剣道を続けていました。学習にもスポーツにも活発に頑張っていました。
 入試などでつまずいたこともありましたが、自分の力でそれを乗り越えていきました。その頑張りは、いろんな風の便りで伝わっていました。お母さんは、ピアノの先生で、何かにつけて未熟なかったかくんに協力や応援をしていただきました。
 今は、教えた生徒は、北九州の企業で活躍をしています。わずかな時間でしたが、お寺で再会をしてお話ができ、20代前半の懐かしい時代のことを思い出しました。


初盆まいり 
 前の学校でお世話になった方です。その学校に勤務する前は、福岡の建設会社で役員をされていました。退職して、故郷に戻ってきました。
 そして、学校の環境整備をしてくれていました。

 2年間、席を隣りに過ごしました。話をしていると、学校の先生とはまた違う感覚で、周りの雰囲気も大切にしながら、いろんな話をしてくれました。ちょっとした言葉の一つひとつに学ぶことが多かったです。今日、一緒に前の校長先生の家の初盆に行きました。久しぶりに車の中でいろんな話ができました。

 今の勤務が始まった時に、
「先生、もう起きましたか。」
など電話をくれていました。またあまり行くことができませんでしたが、学校の野球部の試合日程などを教えてくれました。


 人との出会いのうれしさを感じるとともにその大切さを感じます。

講演会で学びました

2008年08月10日 | Weblog
 先日、五馬中学校の地区懇談会が夜行われました。地区懇談会では、講演会と地区懇談会が行われます。

 校舎が移転されて初めての行事です。五馬中学校のこけら落としといったところでしょうか。講演会は、日田杉の香りがただよう多目的ホールで実施しました。やっと校舎も少しずつ片付いてきました。

 講演会の講師は、中津市からお呼びしました。講演をお願いした時に、快く引き受けていただきました。中津からは遠い五馬の地です。

 道に迷ったということですが、早めに来てくれました。

 「今、伝えたいこと」というテーマでお家の方と先生たちに話をしていただきました。神戸の少年Aの事件、佐世保の少女殺傷事件にふれました。今、子どもたちは、予想もしない事件を起こしたり巻き込まれたりします。いとも簡単に人の命を奪う事件が多発しています。

 私たち大人は、欠損体験をさせてはいけないということを提言しました。

 自然体験、勤労体験・・・その中で、家庭の絆や地域の絆の中で、子どもを育てていくことの大切さを具体的な話題で訴えました。特に社会教育施設に勤務して時の話が印象的でした。子どもたちが海辺で遊んだ時にかにを瓶などにつめて部屋に持ってくるそうです。子どもたちが帰った後、かになどの死骸が部屋に残っていることが多かったのです。

 先生たちは、香々地の海辺でのかにの出産の話などを子どもたちにしました。7月の新月の日、一斉にかにが水際で体を震わせながら、産卵をします。しかし、そこには、たくさんの魚が集まり、産卵したばかりの卵をえさとして食べます。海辺のかには、奇跡的に残ったわずかの卵から生まれたものなのです。

 そんな話をすると、子どもたちは、けっしてかにの命を粗末にはしなくなったそうです。ちょっとした話や大人の姿が子どもたちの生き方に大きな影響を与えます。この他にも命の大切さについての話をされました。お家の方の中には、涙を流しながら話を聴いていました。

 五馬の地で有意義な時間が過ぎていきました。


 

楽しい時間の共有

2008年08月07日 | Weblog
 8月4日は、校舎移転の次の日であわただしい一日でしたが、途中休みをもらって、天瀬公民館に行きました。館長の先生の手伝いで、「子ども夏休み体験事業」で小学生のレクリエーションの指導をしました。

 夜明公民館・大鶴公民館・三花公民館・五和公民館・天瀬公民館(たぶん、この公民館でよかったと思うけれど・・・)から子どもたちが天瀬公民館に集まってきました。80名くらいの小学生だったと思います。そこで、1時間20分くらいの時間、レクリエーションタイムで指導をさせていただきました。

 中学校に勤務して部活を担当してから、レクリエーションの指導もしていませんでしたが、部活をやめてから少しずつ、保育士の方々の研修会などで指導をさせてもらっていました。

 日田市の各地から集まった子どもたち。お互いに初対面の子どもたちがほとんどです。みんなが体を動かして楽しみ、ちょっとでも仲間を増やすことができたらいいなあと思いながら、時間を進めていきました。
 とっても純粋な子どもたちでした。


 指導をしているこちらが楽しんでレクリエーションをすることができました。それぞれの公民館には館長さんや主事さんがいます。館長さんや主事さんたちがふだんから、いろんな活動を通して、子どもたちと関わっているからだと思います。そういう意味において、公民館活動の充実を感じます。

 今回は、夏休みに熊本の芦北で活動をするための事前研修の一環の時間でした。地域の中で、このような企画をしてもらって子どもたちも充実しています。かったかくんは、その中で、指導をするだけでいいのですが、事前研修・キャンプの企画・・・と公民館の方々も一生懸命にお世話をしています。それぞれの公民館の先生方と子どもたちがまとまっていました。


 現代の子どもたち・・・お互いの関わり方が苦手になっている傾向があります。学校の中にいると、そのような場面に出くわすことが多く見ることができます。また、先日学校の中で、教育委員会主催で子どもたちの生活実態調査をしました。一日の中で、ゲーム機を使う時間が2時間を越えている子どもが多かったです。一人で楽しむ時間が増えて、他の子どもたちとコミュニケーションがとりにくくなっています。そのようなことを考えれば、地域の中で地道にこのような活動をしていることに素晴らしさを感じます。


 今回は、レクリエーションのあとに1200段ある顕徳坊というところにみんなで登る予定でしたが、雨のために中止になりました。子どもたちも笑顔いっぱいでした。かったかくんの誕生日の楽しい思い出のひとときでした。

 写真は、かつて教えた生徒たちの笑顔いっぱいの写真です。

うれしいメッセージ

2008年08月05日 | Weblog
 エイトフォー・・・84・・・8月4日・・・かったかくんの誕生日でした。??回目のの記念の誕生日。年をとるのは、ちょっとかなしい?!かな?でも、今日は、とてもうれしい日でした。というのは、いろんな方からメッセージなどをもらいました。素敵なプレゼントでした。校舎移転で、なんとなくあわただしい時間を過ごしているけれど、すべて払拭できる一日でした。ここまでこれたこと、いまあることに感謝をしています。

 メールなどをそのままにしておくと、消えてしまうので、コピーにして、ノートに張っています。ときどきそれを見ながら、頑張っていきたいです

校舎完全移転

2008年08月04日 | Weblog
今日は、五馬中学校の仮設校舎から、新校舎への引越しの作業が行なわれました。天気もよく(でも、暑さは、すさまじいものがありました)

また、保護者の方、きょうだい・・・たくさんかけつけてくれました。80名以上のお家の方が参加をしてくれました。PTA役員、生活環境部の方々が、作業がスムーズにいくために、今までしっかりと準備も進めてくれていました。もちろん、先生方も何度も話し合いを持ちました

 学校は、いろんな荷物があるので、学校の引越しとなると、やっぱり大変ですね。運び込む順番もあります。それを間違えると倉庫などに荷物を全部収納できません。またどこの出口から荷物を出して、どこの入り口に荷物を入れるのか・・・だれが受け取るのか・・・今日は、お家の方を対象に移動の前にオリエンテーションも持ち、確認をしていきました。

お盆前の大変忙しい時期でしたが、協力的に作業をしていただきました。いったん作業が始まると、さすが、お家の方です。臨機応変に作業をしていただきました。新校舎で荷物を出すお家の方。車で荷物を新校舎に運搬をする方、新校舎で荷物を受け取り、所定の場所に置く方・・・終了は4時の予定でしたが、2時30分にすばらしいフォーメーションで作業を終わらせることができました。


 荷物の移動だけでなく、今は、きちんと分別をしておかないとごみなどは、処理場が受け付けてくれません。それも大切な作業です。分別も確実に行なっていただきました。明日の午後は、処理場にごみなどをもって行きます。スピーディな日程です。というのも、2.3日後には仮設校舎の取り壊しがあるからです。

 何よりもうれしかったのは、事故がなく、全日程が終わったことです。みんな元気に作業に取り組むことができました。今まで賑わっていた仮設校舎は、がらんとして、抜け殻となっています。兵どもの夢の跡となっています

 新しい校舎で、生徒たちは、明日から生活をしていきます。その新しい伝統を創るとき、この歴史の一歩のときにいられるというのは、貴重な思い出であると思います。生徒たちが大人になったときに、きっと今日の作業のことについて、次の世代に話をしていることでしょう。本当に、暑い中、たくさんのお家の方が来て下さり、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました