かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

トリニータがやってきた

2010年07月31日 | Weblog
トップアスリートから学ぶことができるというのは、本当に貴重な体験です。技術習得とともに、夢や目標を持つことができます。先日学校にトリニータの選手がやってきました


 大分県では、プロなどで活躍するチームの選手たちを中学校の部活動に派遣して、生徒に夢や希望を与えるとともに指導者の育成を図るため、今年度から「プロチームを活用した地域スポーツ普及事業を実施して学校を応援してくれています。


 サッカー部が書面で応募したところ、学校に来てくれるようになりました。


生徒たちも日頃新聞やテレビなどでしかトリニータのことを知る機会はありませんが、直接学校に来て選手が指導してくれることで、楽しみにしていました。以前、今の学校に勤務する前に、一年間一緒に大学の講義を受けていた方も来てくれていました。


 その人は、昨年度までトリニータの強化部長をしていました。トリニータがJ2に降格してからは、地域に出向いていって、このような広報活動をおこなっています。久しぶりに会う機会を持つことができました。


 トリニータのコーチや選手たちは、暑い中、2時間たっぷり生徒たちに教えてくれました。話す言葉、一つひとつが素人の自分でもわかりやすく思えました。プロの方たちだけにやはり、教え方もすばらしかったです。短時間ですが、効率のよい練習を繰り広げていました。


 また練習後の質問コーナーの内容を、帰ってから、すべてパソコンでQ&Aを作ってくださって、その日に、FAXで送ってくれました。ていねいな心配りでした。



 今日の朝刊にこの日の様子が掲載されています。
 サッカー部のみんなは、さらにサッカーが好きになって、これからの練習に臨んでいくことでしょう。8月の後半には大会もあります。それに向けてまたグランドを駆け回ってほしいと思います。これからの活躍が楽しみです。



 トリニータは、今は、J2です。このところ、なかなか勝てない試合が多く続いていますが、ここは、ふんばって、また子どもたちにそして大分に住んでいる人たちに夢を与えてもらいたいと思います。

県総体の応援に

2010年07月29日 | Weblog
昨日から大分県総合体育大会が開催されています。大分市、別府市を中心に熱戦が繰り広げられています。



今日は、別府市に出張がありました。少し早めに学校を出て、柔道の応援に行きました。
別府アリーナには、選手の家族がたくさん詰めかけていました。気合いの入った応援。選手も緊張感の中で、相手にぶつかっていきました。



 思えば、昨年。柔道部は、県で優勝。沖縄で行われた全国大会、佐賀で行われた九州大会に出場しました。さらに連覇を目指す勤務する中学校。



 昨年優勝という重圧も感じることなく生徒たちはのびのびと戦いを繰り広げていました。昨年は、2年生主体のチーム編成でした。その2年生が3年生になったということでさらにパワーアップしていました。



 予選リーグは、全勝で突破。決勝トーナメントでも圧勝をして2連覇をなしとげました。応援席もわきました。学校で見る生徒の姿と畳の上で相手にぶつかっていく姿は、また違ったものがあり、さらに頼もしさを感じました。



 これから、九州、全国大会とコマを進めていきます。大会までにさらに練習を積みながら、いいコンディションで最高の思い出を創ってほしいと願っています。




 生徒たちからたくさんのエネルギーをもらいました。また会場では、以前一緒に勤務した懐かしい先生に会うことができました。夏の思い出の一ページとなりました。




 優勝の瞬間まで見ることができましたが、なんとか出張にも間に合いました。一安心。

さわやかエイティーンたち

2010年07月28日 | Weblog
大分県吹奏楽コンクールが大分市で開催されました。勤務する中学校の吹奏楽部も参加。すばらしい感動を与えてくれました。迫力そして、みんなが一体となった演奏でした


 大分市のグランシアターにおいて、大分県吹奏楽コンクールが開催されました。中学校の吹奏楽部の部員たちは、この日に向けて、一生懸命に練習を積み重ねてきました。勤務する中学校が出演したのは、A部です。つまり、九州大会、全国大会につながるパートです。


 Aパートの1チームの最高の出場可能な生徒数は、50人です。しかし、18人しかいません。Bパートで出るか、Aパートに挑戦するか、部員たちも迷ったようです。しかし、顧問の先生と話し合いを重ねた結果、出た答えは、Aパートで出場。


そこから、みんながまとまりました。


連日のハードな練習。特に夏休みに入ってからは、一日練習です。それに積極的に参加をしながら、生徒たちは、上位入賞を目指しました。


 当日、学校の先生たちと一緒に応援に行きました。



 生徒たちの演奏。こちらまでもが緊張をしました。練習通り、じーんとくるような演奏を展開していきました。みんなが一つにまとまって曲を創りあげていました。曲が終わると、大きな拍手が会場からおきました。



 50人のチームもいます。しかし、18人という一番小さなチームです。しかし、50人のチームに負けてはいませんでした。



 何より、うれしかったのは、終わった後の生徒の表情です。よく涙のシーンを見かけるのですが、みんながいい笑顔でした。終わってほっとして、頑張ってきた緊張感から解放されて・・・いい表情で、ステージから出てきました。満足感が顔からにじみ出ていました。



 さわやかエイティーンです。こんなすがすがしさを見たのは、久しぶりでした。
「よお、がんばったなあ。」
「みんなが頑張っていた姿が感動的だったよ。」
といろんな人から、賞賛の声のプレゼントをもらっていました。



 記念写真をとりました。


 たくさんの保護者の方が大分まで駆けつけていました。
 次の日、「先生、銀賞でした。」
 おめでとう。さわやかエイティーンの生徒たち。



ありがとうの言葉

2010年07月24日 | Weblog
何気ない言葉がうれしいときもあり、気持ちを下げるときもあります。言葉の使い方を自分自身もしっかりと使いこなさなければと思うのですが、まだまだです


 グランドを整備するために、Aさんの家から、廃車になった車をいただきました。十分活用をしています。本当に感謝をしています。ありがとうございました。



 話は変わり、ちょっとした言葉でうれしくなったり、悲しくなったり・・・します。
体育大会に備えてできるだけ草を生やさないようにとグランドを車で整備しています。もちろん、サッカーや野球のグランド整備をかねてです。


 昨日のことです。整備が終わって、車から降りると、野球部の方から、「せんせい~。」という声が聞こえてきました。すると、野球部の生徒が並んで、
「グランドを整備してくれてありがとうございました。」
とあいさつをされました。「頑張って下さい。」という声をかえしました。



 今日のことです。いつも整備をするのは、隣りの席の先生もです。サッカー部の3年生がやってきて、
「先生、いつもありがとうございます。」
という言葉をもらいました。



 きっと先生から指導をされての行動であると思います。でも、自分に対してだけではなく、いろんなことに対して、「ありがとうございます。」「ごめんなさい。」などの言葉を使えるっていうことは、これから生徒たちが生きていく中で、大切であると思います。


 自分自身もそうであるけれど、自分が今活動できていることに対して、いろんな支えがあると思います。生徒にそんなところを気付かせていく先生や親の感性って必要ですよね。


 学校の中でも、ちょっとしたところに花を飾ってくれる先生がいます。ゴミを分別しやすいように、いつも配慮してくれる先生もいます。そんなところに生徒の目をいかせることは、大切な大切な心の教育だと思います。


 そんな感性を生徒たちが身につけるプラス的な行動が生徒に幸せの量も増やせて行くものだと思います。


GOOD賞に

2010年07月23日 | Weblog
デジタルアルバムを編集することが趣味の一つです。WEB上で発表しているものもあります。今日、メールを見ていると、父の俳句と写真を組み合わせたアルバムがgood賞になっていました



 父は、肺を病んでから動くことが辛くなっていました。それでも車はなんとか乗れていたので、孫の塾に向かえに行ってくれたりしていました。


 動きが取りにくくなった父の晩年の趣味は俳句でした。それは、誰かに教えてもらったりとかではなく、独学でした。今でもまだ整理されていない本棚には、父が勉強していた俳句の本や、父が創った俳句のノートがたくさんあります。


 父の俳句を習字で書いてくれた人もいます。大切に父の仏壇の横に飾っています。





父の俳句を自分が撮った写真と組み合わせて音楽付きのデジタルアルバムにしています。姉たちも時々見てくれています。


「お父さんが生きていたら喜んでいるのにね。」確かに。まだ元気な時は、そんなことをしようとか思わなかったのですが、いなくなって父の一句一句の重みや父の思いを俳句から受け止めることができます。病気と闘う父の気持ちを俳句から感じます。

検診・・・その後

2010年07月21日 | Weblog
 検診その後です・・・。ちょっと下ネタ?

先週、検診でした。その副産物・・・下品ではなく・・痛み・・・本当に死ぬ思いでした。



 終業式の午後、生徒が帰ってから、トイレに。検診後、あまり便意がありませんでした。そして、便意が。会議までの間にトイレに。でない。痛い。



「校長先生、ちょっと、下剤を買ってきます。」


「どうしたんですか。」「バリウムが固まっている模様。」


買いに行こうとしたら、お家の方が来校。「ちょっと、子どものことで、相談があるのですが。」



えっ。・・・・・痛かったのですが、でもそれは、真剣に聞きました。


 話が終わった時には、会議直前でした。

「痛いなあ。」



ある先生、「これ使ってみたらどうですか。」
親切にと思いきや、赤いバットを持ってきました。どう使うんかあ

筒は?筒まで持ってきました「ダイナマイトでバリウムを破壊したら?」
人間まで破壊されるわ


校長先生がやってきました。「逆立ちでもしたらどうかなあ。」

効果あるんかい校長先生までよく言うよ。


みんな人ごとです。



隣の席の先生は、「ファイブミニを10本飲んだら、いけるよ。」
買いに行く時間がない。



「牛乳を飲んだら、いいかも。」

 「もし、バリウムがうまくでないときに、飲んで下さい。」という薬を1錠帰るときにもらっていたことを思い出しました。その1錠を飲んで、牛乳を飲んで数時間すると、OKでした。ふーっ。

 

 ちょっとしたことだけど、検査のあと、しっかりメンテナンスをしていないままだったので、苦しい思いを。



 検診を受ける人は、しっかり検査後の注意事項を守りましょう。検査後の苦しんだ体験者より。

夏は暑いけれどもね

2010年07月20日 | Weblog
梅雨があけました。するとどうでしょう。真夏の照りつける太陽が。人に会うと、「今日は、暑いですね。」が合言葉となっています。夏本番となりました

 冬が来たら、寒いので早く春になって欲しい。梅雨がきたら、夏になって欲しい。
夏になったら、秋に・・・季節は、人間の欲がどうあろうと、確実に変化をしていきます。


17日が梅雨明けとなりました。週間天気予報をみると、ずっと晴れマーク。ほんの数日前とはまったく違う気圧配置です。数日前は、全国各地で集中豪雨。多くの大切な命が被災によって、失われました。復旧しようにもどこから手をつけたらいいかわからない状態とニュースで伝えられていました。もし今年の梅雨明けがちょっとだけ早かったら・・・集中豪雨がなかったら、亡くなる人もいなかったかもしれないのに。わずか数日の中での自然の移り変わりが多くの人命を奪っていきました。




 梅雨が過ぎていき、真夏の太陽が出てきました。梅雨の湿り気が残っていて、いちだんと暑さを感じます。中津の最高気温が昨日、36度8分でした。すごい。猛暑日です。



この気温は、今年一番の暑さ。そして、全国一位となっています。今まで、盆地の日田市が全国一位となることが多かったのですが、海辺の中津市が一位になることなんて聞いたことがありません。初めての経験です。これも異常気象?!




 しかし、昨日の一日は部屋にいることが多くて、暑さを感じませんでした。今日ある先生が言っていました。
「最近、クーラーに入っていることが多いよ。昨日、久しぶりにサウナに行ったけれど、あの熱さに耐えられなくなって、すぐに出たよ。毛穴がひらかない・・・。これもクーラーのせいだよ。熱中症や脱水症状など人も暑さに弱くなっているんだ。体がついていかなくなっている。」と熱弁をふるっていました。なるほどと思うことも。


 今日は、外に出ている時間が長かったので、ちょっと日焼け。夏の到来を喜ぼうかなあ。



めいの結婚式

2010年07月19日 | Weblog
めいの結婚式・結婚披露宴がおこなわれました。幸せそうな新郎新婦でした。本当におめでとうございます

めいの結婚式。家族で長崎まで行ってきました。長崎湾の景色を見える素敵な稲佐山のホテルでの式。笑顔いっぱいの幸せそうな新婦の顔でした。長崎のおじいちゃん、おばあちゃんそして、こちらのおじいちゃん、おばあちゃんが元気だったら、この姿をどのくらい喜んだことでしょう。


 大分から、レンタカーを借りて、長崎に向かいました。長崎の街は龍馬ブームもあってかにぎわいをみせていました。

  
 白無垢を着た新婦は、とても美しかったです。

 新郎と一緒に自分たちのアイデアを出しながら、結婚披露宴を組み立てていました。また参加した人たちに対しての心配りがなされていました。



 披露宴の中で、二人が幸せだなあって感じる場面をたくさん見ることができました。とてもうれしく感じました。○○さんのおじいちゃんがちょうど、この日、緊急に入院をしました。孫の新婦をかわいがっていただけに、寂しい思いをされたでしょう。



 式の帰りに姉たちが母のところに立ち寄ってくれました。そして、結婚式・披露宴の様子を写真で見せてあげていました。
「○○ちゃんが結婚したんよ。」
「○○ちゃん、とってもかわいいよ。」
と声をかけながら、写真を見せていました。


 このところ、体調がすぐれない母です。孫をかわいがってきました。しかし、孫が成長したときに老いがぐっと母にのしかかってきます。○○ちゃんの結婚、今までの母への感謝、そして、弱っていく母の姿をだぶらせながら、胸が熱くなりました。



 眼を閉じていながらもきっと母の思いの中では、○○さんに心からの祝福をしていることでしょう。


 おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん・・・いろんな人に支えながら、この日を迎えたことに感謝しながら、これから二人で二人の幸せな家庭を築いて欲しいと心から願います。


 今日の結婚式、本当におめでとう。



思い出を綴りました

2010年07月15日 | Weblog
 今日の夕方、グランドを車で整備をするために行きました。すると、先日一緒に野球の大会に出た卒業生のかっちゃんたちが来て、後輩たちを指導してくれていました。「来年も大会に出て勝ちたいですね。」と言っていました。


 今日の朝刊に、先日の軟式野球の県体予選でのことをつれづれに書いたものが、新聞に掲載をされていました。サヨナラ負けをしたけれど、勝ち負け以上にたくさんの教えた生徒たちと同じチームで一緒にプレイできたことが、うれしく本当に心に残る一日でした。そんなことも先生になってよかったなあって思えることです。一期一会、邂逅・・・これからも大切にしていきたいです。



 そして、新聞に書いてあるバックホームして、捕球をしてくれたかっちゃんが偶然にも今日、学校に来て、生徒たちを教えてくれていました。


 ありがとう。

学校公開日紹介

2010年07月14日 | Weblog
 先日の学校公開日。そのときの様子が、新聞、そして中津市のホームページなどで紹介をされていました。


 生徒にとっても、自分たちの学校が紹介をされることは、励みになります。またふれあいコンサートに来て下さった方にも自分たちの足跡をしっかりとつけることができ、これからのエネルギーにきっとなってくれると思います。



 学校公開が終わって、あさってが終業式となります。いろんな行事の中で、生徒たちは頑張ってきました。なにより、生徒たちが「命」を大切にし、そして、いろんな活動に頑張ってきたことがうれしいですね。



上は、中津市のホームページからです。次ページは三光中学校ホームページと新聞の記事からです。




いざ、検診へ

2010年07月12日 | Weblog
 昨日は、学校公開日。日曜日開催なので、通常は、次の日が休みになります。でも大半の学校は、20日が振り替え日です。つまり、一学期終業式は、16日となります。

 しかし、よーく、考えてみると、日曜日がない週となります。日曜日がない週は、生活リズムがちょっと違う。


 月曜日は、いろんな提出物やまとめる文書類がむちゃくちゃ多いです。あれこれしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。パソコンとにらめっこです。日曜日がなく月曜日に突入。

 という中でしたが、今日は、定期健診を入れていました。朝、学校に行って、それから検診センターに。
 早く行くと、早く終わるのですが、中途半端な時間に行ったので、健診を受ける人でいっぱいでした。



 何項目の健診先々で、うたたねをしながら待っていました。まあつらかったのは、久しぶりの胃透視です。「胃の動きを弱める。」という筋肉注射を肩に。「いたっ。」結構きました。


 胃遠視の部屋に入ると、まず、ヨーグルトみたいなものを飲まされました。「一気に飲んでください。」まあ、朝も食べていなかったので、いけました。
 次に、発疱する小さな粒状のものと水を。スピーカーから、
「げっぷを出さないようにしてください。


 しかし、指示も指示です。最初から、機械に寝かされ、
「はーい。ぐるっと体を右回りをさせて下さい。」
まわりにくいよ。なんとかぐるり。ふーっ。
「はい、もう一度。」えっ。



 それからというもの、右に左にいろいろ動かされながら、撮影。検査する人のあやつり人形状態です。「頭がかなり下がりますよ。落ちないように、しっかり握っていていて下さい。」逆さづり。



 かなりの力がいります。この検査って、何歳の人までできるんだろう。必死でげっぷをがまんしました。まだいける。
 検査が終わり、下剤をもらいました。ありがたく午後からきちんと効果がありました。「おっ、きた。」



 そんなこんなで仕事、検査と・・・たっぷり鍛えられた月曜日でした。


学校公開日でした

2010年07月11日 | Weblog
 中津市の中学校では、今年度より学校公開が行われています。日曜日、地域・保護者・・・に生徒の様子を見てもらいました。


 生徒にとってもいろんな機会に、自分たちの活動を見てもらうことや、取り組みを地域や保護者の方と共有することは、とても大切なことだと思います。



 一日の公開ということで、授業・ふれあいコンサート・PTA講演会と盛りだくさんに企画をしていき、地域・お家の方の参加を呼びかけました。その中で、生徒たちの心が少しでも潤うものになっていったらと感じました。



 特に、ふれあいコンサートでは、2つの演奏グループの方に心からの協力を得ました。


 まず、「ハニカムズ」です。昨年、2人でグループを結成して中津で演奏活動をしています。活動も広がってきています。ピアノ、電子ピアニカなどでの演奏です。素敵な響きを聴かせてくれます。


 生徒たちも間近で、演奏を聴き、「曲がすごくよかった。」という声を聞きました。JPOPからジャズ、そして、なにより、学校の校歌をアレンジしたすばらしい曲を演奏してくれました。このコンサートのためにかなりの時間を費やしてくれていました。忙しい中、勤務する中学校に来てくれて、感謝をしています。



 次に、勤務する中学校出身の大学生です。日本歌曲などを歌う声楽家です。
中学校を卒業してから、大学で音楽の勉強をしています。今日のコンサートの中は、中学校時代の合唱コンクールの思い出を語りながら、歌を披露してくれました。


 中学校時代の音楽の先生との出会い、そして、合唱コンクールで頑張ったことが、今の自分を創ってくれているというような話をしてくれました。日本、外国の曲と生徒たちの心に響かせてくれました。


 伴奏も同級生がつとめてくれました。わざわざ別府から来てくれました。より生徒たちと年が近い中で、頑張っている姿を生徒たちが見て、これからの励みになっていくことでしょう。澄み切った透き通った声が体育館に響き渡りました。


 午後からは、PTAの講演会、期末PTAなどが行われました。PTA講演会では、「携帯電話のモラル」というテーマで講師を中津市の教育委員会がお世話してくれました。偶然にも自分が情報教育やコンピュータ技術などをマスターするときにお世話になった県の教育センターの先生が講師として来てくれました。生徒にとってもわかりやすく話をしてくれました。



 あっという間に時間が過ぎていった一日でした。来ていただいた講師の方、そして、保護者・地域の皆さまお疲れ様でした。

クラス全員の学力をつける~かったかくん流学級経営論・学力論⑬~

2010年07月10日 | Weblog
 このシリーズ、「クラス全員の学力をつける~かったかくん流学級経営論・学力論」~掲載ができるところまで、冊子にまとめています。もし、希望する方がいましたら、送りますね。

 今日は、家庭学習の先生の評価の仕方についてです。



 自主学習ノート(家庭学習ノート)は職員室でチェックしては効果が少なくなります。教室ですることで子どもたちが、どう学習したらよいのか学習できるのです。する限りには、今後の学習につながるものにしていかなければなりません。効率よく評価をしなければなりません。


 わたしは、「なるほどコーナー」や時間がないときは、「給食の待ち時間」を兼用しながら、自主学習のチェックをしていました。



 チェックするわたしのところにグループ全員がノートを持ってこさせるのです。わたしが○をつけているのが見えるところでなければなりません。ノートを見ているときは、マイナス面はあまり言いません。グループ全員のチェックが終わるまで、グループの仲間は、席に戻ってはいけません。


グループ全員のチェックが終わると、次のグループにノートを持ってこさせます。


自主学習の評価(チェック)では、このやり方は、効果が高いです。
「こんな勉強をしてきたんだね。」
「こんな内容をしてきたんだね。」
「すばらしい。字がとてもていねいだね。」


 子どもの学習の内容がいいところを徹底的に褒めながら、○を赤ペンで入れていきます。グループの子どもたちは、それを聞いています。また字がていねいであれば、それも賞賛をします。


 すると、子どもたちは、
「こんな勉強をすればいいのか。」
「字はていねいに書かなければならないのか。」
などを実況中継で見ることができます。見て学ばせるのです。学習の仕方を広げることができます。


 職員室でつけたものを返すだけでは、自主学習は、個人の範囲だけとなります。勉強の仕方の広がりは少なくなります。グループの人の学習法を学ばせることが大切です。またみんなが聞いているので、一人にアドバイスすることがグループの人にアドバイスすることになります。


 30人のクラスだと慣れれば、10分ちょっとで見ることができます。時間短縮の工夫をしなければなりません。自分の番がくるまでに見せるところをすぐに出せるようにさせておきます。



 先生は、「だれが提出していないのか。」など調べなくてすみます。朝、提出をさせる必要もなく、余分な仕事をしなくてもすみます。「してくるのを忘れた。」子どももいなくなります。



 余談な話ですが、今では、社会人として、頑張っている生徒がいます。わたしの家の改築などをしてくれる教えた生徒の、今では、親友とも言えるべき人です。小学校時代、自主学習をしていなく、前チェックをしていない(○をつけていない)ページを出して、見せるときに、そのページをめくりました。


「先生、ノートがあいていたので、ここにしてきました。」
と言いました。でも、それは、内容もずっと前のものです。すぐに、チェックをしていないページだとわかりました。今でも冷やかします。
「先生、よお、そんなことおぼえちょるね。」
まだまだ、頭は健在です。



 ノートを見るときは、赤ペンでノートに○を入れながら、「がんばったね。」と励ましながらもチェックを忘れないようにしておくといいです。


 生徒が学習をしてきた以上は、しっかりとその日に評価をしてあげることが、先生の責任でしょう。またその評価が、生徒の意欲と今後の学習に生かされるものでなければ意味がありません。また、少なくても確実に毎日全員の生徒と会話をすることにもなります。コミュニケーションです。


 そこが、生徒の力がつく、ターニングポイントとなります。

学校が変わっていきます

2010年07月10日 | Weblog
 この間の月曜日に、日田で「道徳教育実践講習会」が開催されました。

 中学校が以前文部科学省の指定を受けたときのものを中心として、講習会の中で発表をしてもらいたいということでした。


 当時の資料、それからこれからの学習指導要領からの資料を整理していきました。このところ、なにかと発表や提案をすることが多かったので、この講習会に関してあまり多くの時間を費やすことができなかったのですが、準備をしていきました。



 日田の総合庁舎に行きました。80人近くの先生方が来ていました。小学校では、来年度から、中学校では再来年度から学習指導要領が大きく改定をされます。教える内容や授業の時間数が大きく変わります。そのために、いろんな教科ごとにこのように講習会や研修会が開催されています。


 早速、来年度から、小学校の学習指導要領が変わります。例えば、算数小学校5年生では、今まで、平行四辺形、三角形の面積を求めるものが、さらに、台形、ひし形まで及んでいます。円の面積が6年生にまわり、そのかわり、体積などが6年生からおりてきます。どのように変化するか関心のある方は、ぜひ、このホームページを見てください。


http://www.shinko-keirin.co.jp/new_shidou/kokuji_shou.html



 道徳の講習会で、かつて日田の中学校で一緒に勤務した懐かしい先生方も来ていました。

 40分くらいの時間だったので、あわただしく説明してしまったので、ちょっと後悔。でも次の実践につなげていってもらえたらと思い、提起しました。一つ終わってホッとしました。


 次は、竹田市で生徒指導のあり方についての研究発表で今年は、いろいろと当たり年になっています。あわただしいけど、でもやっぱり何かをしていると、自分自身が勉強になると感じます。

クラス全員の学力をつける~かったかくん流学級経営論・学力論⑫~

2010年07月08日 | Weblog
「~以上」「覚えてくるまで」の言葉の大切さ



 漢字を覚えるために、「課題学習」の中で、大切なことは、漢字ドリルなどで、
「100字書いてきなさい。」の指導は、初心者だと思います。レベルが上がってくると、
「覚えるまで書いてきなさい。」
でいいのです。


 覚えていない生徒は、「100字では足りません。」すでに覚えている生徒は、50字でもいいのです。時間をかける必要はありません。他の教科や他の課題に時間をあてさせます。


 小テストなどして、結果が出ていな時は、取り組み方の方法を指導します。覚えている漢字は、ほとんど書く必要はありませんし、覚えにくい漢字は、何度も書かなくていけません。それが将来につなぐ学習なのです。


 「100字書いてきなさい。」の指導は、とりあえず、考えなくていいし、とりあえず書けばいいのです。学力をつくことができるかどうかは、ちょっとした言葉で違ってきます。

 だから、かったかくんは、漢字の課題をこのようなやり方をしています。「かったかくん式」です。
 漢字ドリルを用います。

 ドリルの中に、新出漢字が20個あったとします。同じ漢字を何度も書かせる方法はとりません。20個の漢字を続けてどんどん書かせます。そして、覚えたことに自信のある漢字は、「もう書かなくていい。」と言います。書くうちに覚えてきます。そして、書かなくていい字ができて、書く漢字が減っていきます。0になったら終わりです。0になったら、完全に覚えているというのです。

 
 効率的でしょう。


 まして、禁止語は、「掃除をしていないから罰字、漢字100字」
 漢字は罰で書くものではありません。漢字を書くことが嫌いになってしまいます。漢字を覚えるのは、忍耐ではありません。効率が勝負です。