かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

新しい年度の始動

2016年03月31日 | 大分県
昨日の離任式。ひとつのけじめがつきました。1日からは新しい先生方もやってきます。

それでも今日から、いろんな会議が入ってきています。
 

午後からは、学校関係の総会が開催されました。


新年度の役員さんなどが承認をされたり、いろんな役が決まっていきました。また年間の計画なども提示されました。


別れの雰囲気が一気に、新しい年度の取り組みに、打ち消されていくような感じがしました。


人の気持ちに左右されることなく時間は容赦なく進んでいきます。
 


今日の朝、1年間、感謝の気持ちを込めて?今年度最後のグランドの整備をしました。朝陽にあたる桜の花がとてもきれいでした。グランドの向こうに見える渓石園の桜の花が眩しく見えました。整備が終わってからちょっと行ってみました。
 

渓石園を流れる水。赤い橋。そして白、ピンクの桜。朝のちょっとひんやりとした空気に鮮やかな色が映えていました。


朝陽に照らされる桜の色は柔らかいものがあります。最高の色です。また芝生に長く伸びる桜の木のかげにも趣を感じます。
 

いつもとは違って、渓石園から学校を見ます。桜の向こうに見える校舎に味わいがあります。渓石園の桜。山移川をはさんで対岸にも桜が咲いています。この遠近感の桜の彩りが心をはずませてくれます。

贅沢な風景です。
 

桜の木の下の散策する道に水仙の花が可愛く伸びています。四季に応じて、たくさんの草木の姿に感激します。
 

学校に戻ってから、渓石園の話をすると、見に行った方もいました。ぜひぜひ、週末訪れてみたら如何ですか。


でも週末の天気は「桜散らしの雨」と予報されているのが、残念です。天気予報が外れることを期待しています。
 

秋の紅葉、初夏の若葉と耶馬溪はきれいですが、桜の季節もスポットがいくつもあります。
 

見頃は今です。2015年度も終わり。そして明日から2016年度の始動です。

桜のお見送り~離任式~

2016年03月30日 | 大分県
「梅の花が満開の中で・・・」と卒業式の時に話をしました。ちょうど梅の花の香りが校舎を包んでいた頃でした。
そこで3年生とお別れをしました。
 

今日は離任式でした。学校までの道すがら、菜の花や桜の花の美しさに心が和みます。離任式には、3年生も駆けつけてくれていました。

「卒業式には、梅の花が・・・と言いましたが、今日は、桜の花が美しく咲いています。そんな中で、3人の先生方とお別れをしなくてはいけません。」


と冒頭話をしました。別れと出会いが生きていく中ではついてきますが、日本を象徴するような花が咲く頃には別れの季節が待っています。
 

朝、職員室で先生方の別れの会を行いました。1年間一緒に勤めると、「あの日、あの時」のことを思い出します。寂しさが募ってきます。
 


その儀式が終わってから、生徒たちが待機している多目的教室での離任式に臨みました。


卒業してからまだわずかな期間ですが、3年生の顔を見ると、懐かしさを感じさせられます。


転任する先生方の「お別れ」の話を聴くと、それぞれに思いがあって、ぐっとくるものがありました。永遠に一つの学校に勤務することはありません。仕えるものにとっては、異動は宿命です。


新任地に行ってもまた子どもたちといい関わりをしていって欲しいと願っています。

 


花がきれいに辺りを包む中で、年度末、年度初めに別れと出会いが、生徒たちのそしてわたしたちの心を揺さぶります。そのことがみんなをまた成長させていくものだと思っています。


夜もお別れ会。こうして、離任式の一日が終わります。

春のごちそう~たけのこ三昧~

2016年03月29日 | 大分県
春爛漫。外の景色を見ればいろんな花が咲いています。今日も朝学校に行くときも、ちょっとだけ遠回りをして、その美しさを堪能しました。桜、菜の花の色がふるさとを輝かせています。

とても素敵な朝となっています。今日は朝の風景も入れながら、徒然に。


春の贈り物はまだまだあります。一昨日、近所に地区の花見の集金に行っていると、

「明日、かったかちゃんの山でたけのこができていたので、たけのこご飯にしてもっていっちゃる。」


と近所のYさん。なかなか竹の山まで行き着きません。毎年のことで、いつも感謝しています。ありがたい話です。いつも行ってもらっています。


たけのこが出てくるのを見てもらって・・・掘ってもらって・・・皮をむいてもらって・・・ご飯になって来る。ぜいたくな話です。
 


たくさんゆがくことができる大きな釜で、焚き物をたきながら、ぐつぐつゆでます。そんな釜を持っていることだけでもすごい。大きな釜でゆでるだけに、たけのこも食べるときはとてもやわらかく歯でかんで、喉を通過します。美味しい。


昨日、家に帰ってから電話があったので、取りに行きました。


すごい。たけのこご飯、たけのこの煮付け、たけのこの刺身、山椒の酢味噌・・・などなどたけのこ三昧をいただきました。

最高の春の料理です。
「もう、今日の夕飯は他に作らんでいいよ。」
とYさん。まったくその通りです。
 

帰って、いただいたものを食卓のお皿に並べて、春の豪華料理を食べました。春の快感です。


しかし、今は、年度終わり。あと数日すると年度初めとなります。昨日まで一緒に勤務していた先生が、一日経つと、がらっと変わってしまうというなんとなく不思議な時期でもあります。


昨日は、異動されてくる先生があいさつに来た方もおられました。ほどよい緊張感が学校の中に漂ってきます。
 


しっかり山菜を食べてエネルギーをつけています。春の息吹で活力をつけて年度終わり、年度初めを乗り越えていこうっと。

あやちゃんのコンサート

2016年03月28日 | 大分県
今日の朝は空から春の陽差しが降り注いでいました。気持ちのいい朝となりました。校庭を歩くと、桜の花がきれいに咲いていました。
 

25日に、正式に教職員の異動が発表になりました。今年は、異動がありませんでした。気持ち新たにまた来年度も母校でもある今の勤務場所で頑張りたいと思います。

しかし、離任されていく先生もいます。

今の職場ではいませんが、かつて同じ職業人として頑張ってきた先生が退職していきます。寂しくもある人事異動の発表でした。異動される先生が片付けをしている姿が別れの3月を象徴しています。
 


昨日は、第7回iichico グランシアタジュニアオーケストラの定期演奏会が「iichico グランシアタ」で行われました。会場は、たくさんの方でいっぱいとなっていました。
 


オーケストラをやってみたいという小学校3年生から20歳までの方たちが集まってiichico グランシアタジュニアオーケストラが結成をされています。
 

かつての教えた生徒のあやちゃんが最後の出演をします。この春音楽大学に進学をしていきます。これまでも何度か、この定期演奏会に参加させてもらいました。あれから何年経ったことでしょう。


月日の経つ早さを感じさせてくれます。
 


お家の方もスタッフとして活動をしていました。
1 連作交響詩「わが祖国」より 第2曲「モルダウ」
2 ピーターと狼 作品67
3 交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」

の3曲、演奏されました。

60人以上のオーケストラです。
 

ステージ場のあやちゃんの姿は、中学校の頃とはまたいちだんとたのもしくなっています。落ち着いたしぐさの中で、演奏する姿は経験してきた年月を物語っています。中学校からふるさとを離れ、技術、心を磨いてきました。

きっとわたしたちが想像する以上に厳しい練習、つらい時期があったことでしょう。それを粘り強く乗り越えて高校卒業の春を迎えました。
 

モルダウを、あらためてオーケストラの演奏で聴くと、響きの美しさを感じます。クラッシックの中で、馴染みのある素敵な曲です。激しい曲想の場面もありますが、モルダウの流れの清らかさと穏やかな風景がイメージされます。メロディの流れがアルファ波を出させ、非日常の心地よさを出させてくれます。うとうと。うとうと・・・。周りを見ると、聴衆のみなさん、しっかりと聴き入っています。ここは、聴かなくてはと、心で言い聞かせ・・・。
 

交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」を第1楽章から第4楽章まで聴く機会はあまりありません。「苦難を乗り越えて喜びを求める」というベートヴェンの生き方が曲となっています。優しさと強さが曲の中に入りまじっています。

下をクリックして聴いてみてください。夜のクラシックもいいですよ。


 

素敵な2時間の定期演奏会でした。心のリフレッシュできました。可能な限り、この定期演奏会に通い続けてきましたが、最後と思うと寂しさが募ります。
 


また次のステージでも力をつけて、自分自身の成長とともに、音楽を通して、たくさんの人たちの心を揺さぶる、感動を与える人になって欲しいと願っています。活躍を期待しています。これまでありがとうございました。またそう遠くない日のレベルを高めた演奏を聴きたいと思います。

スポーツの春の開幕

2016年03月26日 | 大分県
スポーツの春?昼間は中津市や他市の先生方とのスポーツ交流。

中津市からの参加が少なかったので、世話人の立場から、責任を感じ・・・?朝6時過ぎに起きて行きました。


行けば行ったで、いろんな方とも知り合いになり、楽しく気分もリフレッシュできましたが、「緊張」と「疲れ」。



夜は、所属する野球チームの総会がありました。年間の練習、試合などの年間の活動計画などが了承されました。

半ば強引に?いつしか広報担当になっています。


「かったか、新聞をはよ出せよ。」
うむ・・・。?かされて、せかされてえんやっと、ついに今日、創刊しました。


老若選手が5月から楽しく練習を行っていきます。いつまでできるのかわかりませんが、かつての教えた生徒たちとも一緒に野球ができるのがうれしいです。今ではせがわれる立場になっています。

たくさんのかつてのお家の方たちもいます。


立場逆転です。


大会初戦は、7月となります。「選手」に「広報」にがんばりましょう。


春になり、スポーツも本格的になってきました。


そして家にゴールイン。疲労がどっと出ました。

♪はるですねえ、ちょっと気どってみませんか♪

2016年03月25日 | 大分県
春がやってきました。今日は、桜とスカイブルーがまぶしく感じられた朝でした。
自然の草木は春に気どっているような感じです。



ゆっくり外に出て、のんびりとしたい気分でしたが、サーフボードに乗って、押し寄せてくる波をすべっているような感じでした。

時折眺める外の景色に癒されました。

きれいなふるさとの自然に和んでください。今日は、これに和みました。








耶馬溪「新日本三景」100周年

2016年03月24日 | 大分県
朝、生徒たちがいない校舎。静かに生徒たちが登校してくるのを待っています。夜明けも早くなって、春の空気が教室にも流れてきます。


教室と桜の花の高さが同じです。少し薄暗い教室が何となく淡いピンク色になっています。
 

ちょっといいムード。
 

外に出て、生徒たちが登校するのを待ちました。歩道橋を見ると、「祝 耶馬溪「新日本三景」100周年」と横断幕があります。日本三景は、広島の「宮島」、京都の「天の橋立」、宮城県の「松島」です。


ところで、新日本三景とは・・・。



「1915年(大正4年)、日本三景にならって実業之日本社主催による日本新三景の選定が行われた。全国投票の結果、1916年(大正5年)に以下の3つが選ばれた。1918年(大正7年)にはこの3地に「『婦人世界』創刊10周年記念日本新三景碑」も建てられた。

・大沼(ポロトー・・・北海道亀田郡にある堰止湖。北海道駒ヶ岳を借景する。

・三保の松原・・・静岡県静岡市にある砂嘴。富士山および伊豆半島を借景する。2013年(平成25年)、富士山の一部として世界遺産に登録された。

・耶馬渓 ・・・大分県中津市にある渓谷。本耶馬渓・深耶馬渓・裏耶馬渓・奥耶馬渓などからなり、中津市(本耶馬渓町・耶馬溪町・山国町)の他に日田市・宇佐市・玖珠町・九重町を含みます。」

 


選定が行われ、「新日本三景」に選ばれてから、100年目ということです。先日、OABの昼のテレビでそのことが紹介をされていました。三保の松原を含めた三景の中の一つということがすごい。
 


この美しい自然の財産を有するふるさとをアピールしながら、もっと大切にしていきたいものですね。

小学生の旅立ち

2016年03月23日 | 大分県
桜がどんどんと開花をしています。この間までの冬のあの厳しい寒さが嘘のようです。同じ風景でもほんの少し前までとこんなにも違うのかと驚かされてしまいます。
 


桜・菜の花・たんぽぽ・・・何もかもが美しく気持ちを晴れやかにしてくれます。
 


そんな中で、今日は小学校の卒業式でした。


中学校の校区には4つの小学校があります。先生方と分担をして出席をしました。山移小学校の卒業式に参列をしました。卒業生はわずか2人です。在校生も2人。



あたたかい地域に包まれての卒業式でした。たくさんの来賓の方が来校していました。地域に溶けこんでいる学校です。


卒業生の一つひとつの動き、言葉、しぐさに多くの地域の来賓の方が涙を流していました。
 


卒業生のいないところで、感動ある卒業式にするために、たくさんの練習を重ねてきたのでしょう。2人の在校生も司会、呼びかけと感謝の思いをしっかり込めての取り組みを行っていました。その姿にも感動をしました。



学校の先生は、校長先生と担任の先生の2人だけです。担任の先生は、開式の言葉、閉式の言葉・・・BGM担当、生徒の進行を支援する担当・・・と一人で何役もつとめています。


そして、なんと言っても主人公の卒業生の担任です。
 

お別れの言葉では、卒業生と在校生の心が通じていることを実感することができました。家族的な学校です。


校長先生もたくさん心に詰まった子どもたち4人との思い出を胸に、あいさつをしました。


校長先生の頬を伝わる涙は、子どもたちへの愛情を感じました。

来賓のあいさつの中で、

「時代の変化のスピードは今までにないものがあります。」

と話しておられた方がいましたが、だからこそ、このような学校の存在は大きいものがあると思いました。
 


校長先生は、今年で退職をされます。以前も書きましたが、同じ時代を子どもたちに向き合ってきました。先輩として頼りにするところも大きいものがありました。


昨年度は、先輩の先生の「死」という別れをしました。この小学校の先生は、定年です。


「死」での別れではないので、おめでたいのですが、それでも最後の勇姿、教師として最後に見る姿になるであろうと思うと、惜別の思いがつのってきました。
 

中学校では、それぞれの小学校に行った先生方も同じような時間にもどってきました。「卒業生や在校生の姿に感動をした。」という言葉を伝えてくれました。
 

小学校6年生にとって、節目の日でした。
 

わたし自身も教師生活を送っていく中で、立場的に直接子どもたちへの関わりは、以前よりぐっと少なくなっていますが、子どもたちを思う気持ちは、誰よりも負けないように、先輩方の姿を追いかけていきたいと思います。

花粉症との格闘の日々

2016年03月22日 | 大分県
春の季節。桜が開花してきました。学校の歩道橋の近くの桜の木が朝陽に照らされ、白く輝いています。


この3連休の間、つぼみがとけて、美しい花びらへと変化ではなく、変花しています。


いよいよ春爛漫といった華やかな装いになっています。



そんな春の風情をしり目に今、花粉症とのせめぎ合い。この数年は、過去の苦しみが嘘のように、せめぎ合いに勝っています。かつては、鼻水はとめどもなく、だらだら出てきます。


夜寝るときは、鼻が詰まって、息ができません。眠りも浅くなりがちです。


目はかゆくて、ついつい、目をかいてしまう。そのうち、目がはれぼったくなる。病院に行くと、「結膜炎」なんて言われることもありました。



いろんな手をうちました。この薬がいいと言えば、購入もしました。「杉のエキスがいいよ。」と言われると、飲んでもみました。が・・・なんとなく良くなった気がしても、しっかり元の症状にもどります。


今は、ある方の紹介をうけて、花粉症のシーズンの前から、薬を飲んで、対策をとっています。夜一錠飲むと、24時間程度、効き目があると言います。


「眠たくなったら悪いので、夜飲んでおくと、いいですよ。」
なるほど。それといろいろと対策をとっています。だいたい5月の中旬くらいまで、症状があります。
 
今は、鼻水が出そうになってきた時には、薬が切れる頃です。たしかに言われるように、鼻水が出そうになるのは、24時間たったときくらいです。


「あっ、これで、症状の強さが薬の効能を上回るか。」
と思っても、薬を飲むと、症状がおさまります。



そんな繰り返しの毎日を送っています。だから、数年前に比べると、かなり緩和されてきています。楽になってきています。


「薬ではなく、年とったき、体の反応が悪くなったんと違うん?」


と言う人もいますが・・・そうではなく、薬のおかげです・・・であると思っています。
 


朝、あいさつ運動に外に立っているとき、たくさんの車が通過していきますが、マスクをして運転している人がかなりいます。「防粉」?対策をいろんな人たちは講じています。


花粉症を発症してから30年近く。とめどもなく毎年毎年、症状と格闘しています。


あと、5月の中旬まで一ヶ月とちょっとの辛抱。どうか、このまま推移していくことができますように~~~。

春のウェディング

2016年03月21日 | 大分県
3連休も最終日。青い空がどこまでも広がっている一日でした。春の陽射しが暖かく大地を包みこんでいました。風景に目をやると、春の花が至る所に美しく咲きほこっています
 

そんな中、今日は、宇佐神宮で開かれた結婚式に参加させてもらいました。


宇佐神宮は、昼から、春の催し物があり、EXILEのパフォーマーとして活躍をしたUSAさんや宇佐高校の書道部員の書道パフォーマンスがあるということで、境内も人で賑わっていました。
 


宇佐神宮の上宮祈祷殿で執り行われました。幸せな二人の様子を見ることができました。何度か上宮祈祷殿に訪れたことがありますが、雅楽が鳴り響くと、厳粛な気持ちになります。



厳かな神前式となりました。


式が終わると、その奥にも入ることができました。きれいに輝く朱色の廊下を歩くと、気持ちも引き締まるような気がしました。
 


青空のもとでの結婚式。幸せな家庭を築いていって欲しいと願っています。とても素敵な結婚式でした。

お別れ会の連続

2016年03月19日 | Weblog

今日は、朝刊に関係機関の異動が新聞に掲載されていました。異動の季節となっています。
 

年度末になっているということは、昨日書きましたが、ほとんど毎週このところ、送別会などの連発です。

今日は、送別会の意味を込めて、朝から「ゴルフ」でした。老若の20人近くが集まって楽しみました。


スコアは相変わらずで、順位もしっかり定位置という謙虚な姿勢です???いつもはいろんな場所で頑張っている人たちが「送別」という思いを込めて、集まる場があるのもまた大切なことかも知れません。
 

夜は夜で、また送別会。3月は別れの季節感でいっぱいです。


出会いがあるから別れもある。別れもあるから・・・出会いもある。悲喜こもごもの季節です。

年度末のほっとしたこと

2016年03月18日 | 大分県
久しぶりの雨。菜種梅雨とも言うのでしょうか。しかし、あの冬の厳しい寒さを乗り越えて一歩ずつ一歩ずつ春の盛りを呼び込んでいます。


 
しかし、今は、年度末になっています。いつもの年度末なりのさまざまな出来事や処理をしなければならないことがたくさんあります。
 


今日は、朝、いろいろお世話になった方が、任務が終わったということで、あいさつに学校に来てくれました。
「かったかさんに伝えておきたいことがある。」
と言って、これまでの仕事上のことをまとめた冊子を下さいました。しばらく懐かしい話に華を咲かせました。あっという間に時間が経ちました。
 

ある職を離れていく寂しさを感じますが、たくさんのことを話せる時間が持てたことが、とてもうれしく思いました。
 


会議のために出張に行って戻ってみると、机の上には、どっさりと書類の山。さすが、年度末です。



しかし、ほっこりとした書類がありました。どの学校にも送ったと思うのですが、忙しい中でもちょっとした心遣いがうれしいです。

異世界

2016年03月17日 | 大分県

今日の感激。朝の太陽。校舎の向こう側から昇ってくる太陽の光がとても眩しくさしてきました。また広がっているスカイブルーの美しさが何とも言えない、いい心地にさせてくれました。

上着も一枚少なく着こなして通勤しました。重い・・・体も軽く・・・感じられます。春ですね。


 
一日のほとんどが、学校の中で過ごしている中で、時折、学校とは違う世界を見ることができます。 

旅行業界のとおるさん。世界をまたにかけています?パワフルなエネルギーで仕事に頑張っています。こんな風に人に接していかなければならないのか、こんな思いをもって仕事に臨む必要があるのかなど、とおるさんから学ぶことが多いです。
 


しかし・・・。とおるさんがわたしの気持ちを折ることもあります。ときどき送ってくる写真。




 「今、グアムにいます。」


 「今、マカオにいます。」
きれいな風景。うらやましがらせ、心を惑わせます??
 


まったく。いらない。やっぱりいります?


おいおい。
昨日もマカオからということで、写真をメールで添付してきました。こらこら。
 



でもこうして風景や、考えなど学校とは違う雰囲気を感じさせてもらえるのもうれしいですね。
 
でも、ここは、この写真で我慢します。スペシャル&まぶしい光線、うらやましいでしょう??ちがう?

 
昨日は夕闇が迫ってから、「先生いますか。」とやってきました。

見ると、Hさんでした。学校に立ち寄ってきました。いろいろ今の様子などを話してくれました。


Hさんは、学校に勤めていますが、他の学校で臨床心理士の資格をもったスクールカウンセラーとして活躍をしています。臨床心理士の資格とはすごい。


「今日は、フランスに住んでいる日本の友だちが来るので・・・。」
など、またここでもいろんな話を聞かせてもらいました。
 

話の一つひとつが輝いて見えました。

 
学校とは違う世界に触れてみるのも興味深いものがあります。


 
はい、現実にもどろう。現実にがんばろう。


春の草原にならないように、がんばって、グランド整備しよう。はいっ。



人と人とが言葉でつながったとき

2016年03月16日 | 大分県
縁あって?某先生の言葉にのって、「菊池省三先生の価値語日めくりカレンダー」を購入しました。それを校長室の入り口のところに掲示しながら、毎日見ています。
 

15日・・・『コミュニケーション力を高めよう』(人と人とが言葉でつながったとき、自分も相手も成長します。)本当にそう思います。自戒も含めて言葉が少ないときには、誤解などを生じたり、思いが相手に伝わらなかったりします。
 


今の学校に勤務し始めたときのことです。まだ九州北部豪雨の水害のために、鉄橋が崩壊していました。多くの生徒たちがバス通学をしていました。


朝、赴任してまもない頃、道路に立っていると、懐かしい中学生時代を思い出す光景に出くわしました。


「忘れたらだめじゃないか。」
と言う怒号です。どこから聞こえてきたかというと、バスの中からです。生徒の2~3名が定期を忘れてきたのです。
 


おっ、思い出す。わたしも忘れたことがよくありました。


当時は、耶馬溪鉄道で通学をしていました。柿坂駅で、改札を通過するためにカバンを開けると、定期がない。家に忘れている。改札口で、
「定期、忘れました。」
と言うと、
「きちんとお金を支払って下さい。」
と厳しい声。もちろん、お金など持ち合わせていません。
 


さんざん、怒られた末に、通過させてもらっていました。子供心には、「いつも通っているんだから、そんなに言わなくても。」という思いがあったと思います。

しかし、営業からすると、人数がいるので、本当に、列車通学の生徒かどうかもわかりません。忘れたら、お金をというのが鉄道会社のルールだと思います。
 


怒号があった次の日から、サイクリングロードが開通するまでの間バスを降りてくる生徒をバス停で迎えました。そこでのあいさつ運動です。次の日・・・また忘れた生徒がいました。


社会のルールを簡単に考えている生徒にきっと運転手さんも憤りを感じていたのでしょう。

当然です。
「せんせい、どんな指導をしているのですか。」
とにかく一緒に謝りました。

「忘れました。」の一言に「本当にすみません。明日から絶対に忘れません。」とかいうほんのプラスワンの言葉を付け加えていたら、きっと場が乱れることはなかったと思うのです。


わたしの中学時代の反省も踏まえて、痛感しました。


「忘れました。」とぶっきらぼうに伝えて降りようとすると、それは、運転手さんの怒りを買うことになります。
 


それ以来、忘れてきた生徒がいたら、開通の日まで一緒に謝り続けました。生徒も「すみません。」と言葉を出してくると、トラブルがなくなりました。

今でのあの時の生徒との「謝罪」の出会いがあり、朝立っていると、「プッ。」とクラクションを鳴らしてくれるバスの運転手さんもいます。
 


何事も失敗から始まります。

子どもたちに、言葉でつながっていくことの大切さを伝えていけたらと思います。


わたしは、これだけは、確実に守れています。それは・・・。