かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

運動会のあいさつ

2020年09月30日 | Weblog
4月、今の学校に転勤が決まって、Tさんに会いました。
小学校4年生と6年生の時に担任をしました。


社会の一線に立って仕事に活躍をしています。地域を支えています。
また、PTA会長をしています。PTAのリーダーです。


よくケーブルテレビに、商工会青年部で新1年生に鉛筆を配っている映像でTくんを見ることがありました。
地域のリーダーとして活躍をしています。
 


災害がおこったところにボランティアに駆けつけ、被災者を支援しています。
すごいアクティブな人です。
 


運動会の時のPTA会長さんのあいさつをずっと楽しみにしていました。
 


かつて、Tさんが小学校2年生の時に、神社で野球をしたことがあります。
いつかも書いたように、その2年生がすごかったです。
6年生とソフトボールの試合をして、勝つのです。
今までそんな小学校2年生を見たことがありません。
 



神社でソフトボールをしたときに、Tさんが解説者で、ビデオを撮りました。
ある意味、有名な?動画です。


見たことがある人も多いと思いますが、その動画も今では大切なたからものです。
その解説の声と同じ声が、運動会のPTA会長あいさつで流れていきました。



内容も聴きながら、いろんな方に配慮してのあいさつでした。
子どもたちに対して、先生方に対して、保護者・地域の方々に対して、心を込めてのあいさつでした。


感激をしました。
口調もあのときのままです。



思わず、デジカメで写真を撮ろうと思いました?
あとで気づいたのですが、それは動画だったのです?
ボタンを押し間違えました?

しかし、この動画も大切なたからものとしてとっておこうと思いました。
今日、ブログを更新しようと思いました。
手が滑って、ブログに動画をアップしてしまいました?

一応、了解は取りました~。


あ~~どうしようと思いましたが?あとのまつりです。
では、動画を見て下さいね。
誠実な人柄そのものが表されています。


「子どもたちに伝えるもの」

2020年09月29日 | 大分県
明日の学級通信の内容です。お家の方と一緒に考えてみたいと思い、綴りました。


昨日の朝、運動会の解団式を行いました。これで、運動会の起承転結の「結」です。
校長先生から次のような話がありました。心に残る話でした。


(1)チームワーク
 人にはだれしもが長所と短所があります。人の悪いところをみて活動をするのではなく、良さを見る、良さを伸ばすことが大切です。短所は、みんなで補い合うことが大切です。それがチームワークです。「ONE FOR ALL・ ALL FOR ONE」(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)


(2) ノーサイド
「赤」「白」の戦いが終わりました。これから色ごとではなく、一つになってがんば
ります。それを「ノーサイド」といいます。
「赤」「白」でつちかった力を一つにして、活動を行いましょう。




といった内容です。「大運動会」での得たエネルギーを「学校生活」に戻せることが、運動会の意義だと思います。


校長先生が言われるように、「ノーサイド」のホイッスルが鳴りました。
3年生のみんなはどういう生活をするのでしょうか。
 
それを校長先生の話を受けて、学活の時間に、クラスの中でも話し合ってみました。
『「運動会を通して成長したな。」と思うところはどんなところだろう。』


校長先生の話から考えました。
わたしたちは、人のどの部分を見るのだろうと。



今、コロナウィルス禍の中で、学校生活も変化しています。
・マスクをする
・手洗いをする
・給食時間は話すのを避ける
・歓迎遠足、リレー大会等各種行事の中止
・修学旅行の行く先の変更
あげればきりがありません。


子どもたちは、決してプラスの方向ではない状況の中で、対応をしています。
 


さらに追い打ちをかけるように、社会に影響をもたらすような方が自死をしています。
子どもたちの上に、決して青空だけが広がっている状況ではありません。
 

家庭生活も同じであると思います。
 


それだけに校長先生の話にもあったように、わたしたちは、マイナスの方向をみて生きていくのではなく、今ある現状の中で、ポジティブに前向きに生きていく力が不可欠です。


それが運動会であったのだと思います。
平日半日開催という縮小された中でも子どもたちは最大限に力を発揮して、頑張り抜きました。



生き方も、人の短所を見るのではなく、長所を可能な限りみて過ごすことが大切です。
そしてコミュニケーション力です。


否定的な思考、ネガティブな思考は、負のスバイラルに陥ります。
その結果「子ども鬱」にさせたり、心身の成長を妨げたりもしていきます。


プラスに考えると、コロナ禍の中だからこそ、子どもたちが「生き抜く力」を養える時だと思います。



数日前に、女優の竹内結子さんがお亡くなりになりました。
子どもたちに「今必要なものはなんだろう」とすごく考えました。
みんなあったかい生き方をしていきましょうね。


「青空のもとでの運動会」

2020年09月28日 | 大分県
雨で2回延期になっていた運動会。3度目の正直です。
青空が広がり、空気も澄み切った中での運動会が行われました。



「せんせい、飛行機雲がきれいだよ。」
入場門から上を見ると、一直線に飛行機雲ができています。
機体も見えます。
いやいや。
「早く並ぼう。」
 


それくらい気持ちのいい秋晴れの中の運動会になりました。
 


朝、学校に行くと、PTAの会長さんも見えられて・・・子どもたちが来る前に、一緒にテントを立てたりしてくれました。
 


平日半日開催ですが、充実した時間を過ごすことができました。
子どもたちにとっても、新年度になってから、活動の姿を地域やお家の方に見せる機会が失われていました。
今日が新学年の初顔合わせです。
お家の方と話をしながら、
「〇〇ちゃん、大きくなったね。」
など前の学年とは、また違う頼もしさを見せていきました。
 



また、平日半日開催になっても、6年生にとっては、最後の運動会です。
随所に、最高学年としてのプライドを見せてくれました。



「南中ソーラン」「開閉会式」「全校リレー」などでリードオフマンとして、下級生のいいモデルになってくれました。
 


コロナウィルス禍の中でいろんな制約がありましたが、短時間の運動会を終えることができました。
受け持っている子どもたちも、4年生から教えてもらった屋形太鼓を披露しました。
また来年は、今の2年生に引き継いでいきます。
 


月曜日で参観できなかったお家の方も多かったと思いますが、家庭で、運動会の話の華を咲かせてほしいと思います。
 


午後からは、4~6年生は、片付け。
1~3年生までは、「運動会の振り返り」を行ないました。


これまでの取り組みと運動会で心に残ったこと、そして、お家の方に向けての「感謝」のメッセージの作文を書きました。
 


そして、太鼓を使用したものの、片付けは、4~6年生がしてくれました。
そこで、みんなで4~6年生までの教室に行って、お礼を言いました。
「感謝」と「恩返し」ですね。
どこかで聞いたセリフ。
 


いろんな人たちから支えられての運動会でありました。
子どもたちが主役となった運動会でした。
 



そして、これから秋は深まっていきます。

「だれが雨男?」

2020年09月27日 | 大分県
スーパーに美味しそうな林檎がありました。
店の果物も夏とは違った種類になっています。
秋を感じさせます。



明日は、3度目の正直になるであろう運動会の予定です。
雨が降らないことを願っています。




今日は、来週のOB大会に備えて、夕方、本耶馬渓のチームの最後の練習が行われました。
土曜日は、この間の続きで、県の大会の3回戦・4回戦。
そして、日曜日は、OB野球と連戦です。



K太郎やK一郎がいましたが、運動会が2度、延びたことで、その2人が、
「せんせい、雨男やろ。」
む、むっ。
言い返しはしませんでしたが・・・?


心の中では、
「雨男は、ぜったい、おまえやろう~~~。」
と思っていました・・・?!


ぜひぜひ、晴れて、スポーツの秋を堪能したいものです。
子どもたちがグランドで躍動する姿を見ることができることを期待しています。

「運動会の花火の合図」

2020年09月26日 | 大分県
今日は、朝、6時に花火の音がしました。


住んでいる地区の小学校の運動会が開催するという合図です。
だんだんと花火をあげる学校は少なくなってきていますが、
「運動会だな。」
と思わせる花火は、子どもたちにとっては、うれしいものがあると思います。
 



自分の幼き頃を思い出させます。
「まだかなあ。」
と思い、6時を待っていると、バーンバーンという音に、
「いよいよ運動会。」
と気持ちも高まっていきました。


母の作るお弁当の作業もあわただしくなります。
期待に胸膨らませ、わくわく。




教員になって、花火をあげる立場になると、その道の「花火の大家」がいます。
あざやかなあげ方です。



かつては、だいたい3発あって、1発が朝の開催合図。
2発目は、開会宣言の後。
最後は、閉会宣言の後です。
 


うまい人は、
「ただいまから、〇〇小学校の運動会を開催します。」
とたいてい教頭先生が言いますが、言葉のあと、間髪いれずにバーンバーンと打ち上げる人が上手いです。
花火の大家です・・・。 



「ただいまから、〇〇小学校の運動会を開催します。」
と言った後、
「あれ~~、まだあがらないの?」
と思わせ、子どもたちが空を見上げて待っている時間を創る花火師は?イマイチです。


修行が大事です。
花火の玉がどこに落ちるかなあと思って、子どもたちが行方を見ていると、それはそれで怒られるというよくある風景です。




今日の運動会は、都合で行くことはできませんでしたが、今日の朝方まで降った雨を散らすように子どもたちは、グランドを駆けまわったことでしょう。
勤務先の運動会は、雨のために、月曜日に延期になっています。




月曜日こそ、三度目の正直といくことを願っています。

「エールを見ながら」

2020年09月25日 | 大分県
実りの秋となっています。
先日、家に帰って、畑の方を見ると、栗が実っています。

今が旬と言ったところでしょうか。
家に入らず、栗を拾おうと、畑に行きました。
 


確かに実がたくさん落ちているのですが、畑に入ると同時に、やぶ蚊が襲ってきます。
無防備だったので、退散をしました。
 



そんな中で、先日「ちいちゃんのかげおくり」のことを少し書きました。
久しぶりにこの物語に出逢うと切なさも感じます。


「死」などの言葉を使ってはいませんが戦争の悲惨を改めて感じます。
かげおくりが、出征するお父さんとの記念写真になりました。
 


今日、NHKテレビ小説「エール」で福島3人の音楽の先生の出征シーンがありました。
家族が見送る場面がありました。
 


帰ってくる保障がない戦争に見送る気持ちは、言葉とうらはらの想像しがたい思いだったでしょう。
 



たしか・・・どこかに・・・と思いながら、本棚を探しました。
今勤務している学校の近くにあった耶馬溪線の「洞門駅」からの出征の写真が掲載されている本です。
 


見つけました。
 
駅は、
「駅で家族が兵隊を見送り、戦争末期に遺骨を受け取った。ある意味で駅は戦争の玄関口となった。」
と書かれています。
 



一度しかない、今生きていっている道が、「戦争」という悲惨さで塗りつぶされない世の中を、これからも守っていかなければなりません。

「運動会の順延」~でも躍動していきます~

2020年09月24日 | 大分県
学校での昨日の帰り。雨雲予報を見ていると、夜からしっかりと雨が降るような雨雲の動きになっていました。
でも奇跡を願って、朝を迎えました。
 

しっかりと雨が降っています。
『運動会順延』
のメールが入りました。

残念。

しかし、これだけは仕方がありません。
管理職や体育担当の先生方は早くから勤務してきて、PTA役員さんとも話をして決定をしています。
 


明日、天気が回復してくれることを願っています。
 


昨日、練習がピークでした。部活の大会でもよくあることですが、ピークをさせて、延期になった時の「集中の切れ」を避けさせなければなりません。
 


中学年は、1時間目の全校練習をメインにして、あとは授業を行いました。
昨日は、ダンス、ランニング、団体競技の作戦会議などを行なって、最後の練習を行ないました。
 



再度延期になると話は別ですが、最後がまた最後に・・・ということを躊躇しました。
 


予定していた目標のピークがずれたときは、特にスポーツや勝負の世界では、難しく、そのことも「チーム力」なのでしょう。
 


子どもたちは、いつものように生活をしていきました。
 


授業は、算数は「3つの数のかけ算」、国語で「ちいちゃんのかげおくり」などを進めていきました。
「ちいちゃんが、最後に空でお父さんやお母さんに会えてよかった。」



「命は、ひとつしかないので、大切にしたいです。」
という感想。
 



明日は、「ちいちゃん」と一緒にかげおくりができるような天気になることを祈っています。

「野球の県大会」

2020年09月22日 | 大分県
朝、5時30分に起きて、いざ、集合場所へ。
今日から県の野球の大会が始まります。
今日は、1回戦、2回戦です。
 


集合場所に着くと、もうほとんどの人がきています。
早い。
そこから、いざ、会場の別府市に向かいました。
話をしながら行くと、あっという間に会場入りです。
 



9時からの試合です。
一度、雨のために延期になっていたのですが、今日はその心配がありません。
小高いところにあるので、見下ろせば、海がきれいに見えます。
山を見れば、鶴見岳がそびえています。
ナイスビューの中での試合です。




「がんばんないよ。」
チームの会長さんをしているくろかわ先生にも励まされての試合です。
練習には、勤務のためにほとんど参加できていないことが申し訳ないです。
 


1回戦は、大分市のチームとの戦いです。
セカンドで先発をしました。
先制の犠牲フライを打つことができました。



しかし、その後も、みんなの打撃が好調で、7対0でコールド勝ちをしました。
ピッチャーも球が威力十分で完封をしました。
 


先輩のショートの方と息も合って、2つの併殺を決めることができたのも嬉しかったです。
 

そして、2回戦。相手は、九州大会で昨年優勝しているチームです。
前半戦は、プレイをしている方も手に汗を握る戦いとなりました。
この試合もセカンドで出場しました。


タイミングを外してくる相手のピッチャーに、バッターもとまどいました。
とてもうまいです。
押しつ押されつの戦いです。



相手のエラーで出塁しました。盗塁して、先輩のヒットで先制のホームを踏むことができました。
ここから集中打で得点をすることができました。


4対0でなんとか勝利をすることができました。
そして、日を変えて3回戦からの試合が行われます。




連投のエースも球威が衰えず、ピンチをしのぎながら、相手を零封しました。
すごいパワーです。
2試合とも完封です。



チームワークもいいので、みんながまとまっているのがいいので、楽しく野球をすることができます。



ダブルヘッダーで疲れましたが、3回戦以降が楽しみです。
明後日は、運動会。疲れを残さないように、今日は早く寝ましょう。




スポーツの秋でした。

「冷え込んだふるさと」

2020年09月21日 | 大分県
今日のふるさとの朝は、気温が10度を切っていました。
ついこの間まで猛暑だったのに、気温の変化にとまどいを感じます。

朝は、電気のヒーターを入れました。
 


富士吉田市は、富士山の初雪を報告しています。
秋が深まっていきます。
 


今日は、お世話になっている先生2人が遊びに来てくれました。
いろいろと話をする中で、元気をもらうことができました。
実践を積んでいる方の話は、リスペクトさせられます。



その気持ちの高まりで、夕方、サイクリングロードに咲き始めた彼岸花を見るために、散歩に行きました。
夕方の空気は澄み切っていて気持ちがいいです。
歩く方もいます。立ち話で、
「田んぼにウンカが入ってつまらんね。」
 


確かに歩くと、黄金の色ではなく、茶色に倒れた稲が広がっています。
長雨、猛暑と続いた気候の変化がそうさせたのでしょうか。



畑の栗も今年は、虫が多いです。
地面に落ちる前の虫が入っていないイガを採ろうとしたとき・・・採ろうとしたイガの横のイガが頭に落下・・・。
痛さを感じる実りの秋でした。
 


今日のふるさとの写真です。
静かな静かな里の秋です。

「運動会シーズンの始まり」

2020年09月20日 | 大分県
今日、朝起きて空を見ると、うろこ雲がとてもきれいでした。
鳥が「うろこ」の下を優雅に飛んでいるのが、また趣があります。
 

そんなきれいな朝のスタートでした。
 


今日は、運動会の参観、野球の練習と続きました。



スポーツの秋となっています。秋が深まってきているのを、行事だけでなく、流れる空気、植物の匂い、お口にはいる果実・・・などから感じます。
 



勤務する学校の運動会は、来週の木曜日にあります。
平日・半日開催となっています。
これもコロナ感染対策です。


運動会もいろんな対策を開催する学校などは取っています。
 


聞くところによると、体温を家庭で測定して、受付に出す、マスク着用、家庭から来校する人数の制約、事前に来校する人の申し込み、競技の内容の制約(密にならないなど)などがあります。
 


主催者も来校する人もそれぞれに気を遣います。
感染防止のためには、今年、対応していかなければなりません。
 


でもまずは、勤務する学校の運動会の日が晴れることを願っています。
 


運動会が終わってから、遅れながらも本耶馬渓の野球の練習に行きました。
10月にOB戦中津地区の予選会と一般の公式大会があります。それに向けての練習です。
「かったか、なんでおくれてきよるんか。」
はい。


N野さんのお言葉です。
す・み・ま・せ・ん~~☆彡

 

今日は、清らかにお眠りしましょう~~。

「秋になりました」

2020年09月19日 | 大分県
朝、起きると、寒い。ストーブまで入れるまではありませんが、半そでを長そでに代えました。
窓から涼しい風が入ってきました。
そのくらいぐっと気温が下がっていました。
 

外に出てみると、気持ちよく花も風に揺れていました。 
 


雰囲気はしっかりと秋です。
秋が深まってきました。
 


運動会などもこれからシーズンとなります。
スポーツの秋です。
明日から運動会の参観、野球大会などと続いていきます。
 


今日は、国東で野球の練習があるはずだったのですが、なんやかんやスケジュールに埋もれて、見逃していました。
電話がかかってきました。
「すみません・・・。」でした。
 

写真は今日のふるさとの様子です。


明日から気持ちを切り替えて頑張りましょう。

「残すものはなあに」

2020年09月17日 | 大分県
スポーツの世界や部活の世界では、勝敗を競うものが多いです。
その中で、一番の目的は、「勝つ」ということです。


しかし、「勝つ」ことにこだわりすぎては、得ることのできないものも多いです。
仮に、優勝しても1年もその余韻には浸れません。
1年後に、周りの人が覚えているかどうかは、「?」です。


例えば、「昨年の夏の高校野球でどこが優勝した?」と言われても答えることができる人は、多くはないでしょう。
また、1年後、「俺は勝ったんだ。」と自慢する人もいないでしょう。
せいぜい余韻に浸っても数か月です。
 



部活を指導したときもそのことは伝えていました。
結局、残るものは、勝敗ではなく、「人」なのです。
残さなければならないのは、あいさつができる、目標に向かって鍛錬できる・・・など、「人」として大切なものです。
 



帰りの会の時などに、子どもたちに伝えていることが2つあります。
毎日リピートしながら、伝えることで、100の中の100まではいかなくても20、30、40・・・と少しずつ成長できて欲しいという期待があります。
また明日の通信にも書きました。
 


2つ書くと長くなるので、今日は第1弾です。




1 負けたときの姿がその人を知る
 運動会の中で、「負ける」という体験をする可能性があります。ランニング、団体競技そして、何より総合得点です。「負けた」ときにどのような態度をとるかは、その人の「人柄」となります。
①相手を責める(ずるいぞなどの文句)
②味方を責める(だれかの責任にする・・・あなたが悪いなど)
③審判など、第三者を責める
 



自分を振り返ることをせずに、人のせいにした態度をとる傾向があると、チームや個人の力は、伸びにくいです。
負けたときの態度がきれいであり、そこに振り返りがあると、人からの信頼も厚くなり、力もぐっと高まっていきます。
 


運動会には、勝敗がつきます。
これも教室の中の授業では味わうことのできない「生きていく」ための大切な体験です。



「勝っておごらず、負けてくさらず」その気持ちをもって欲しいです。
きっと成長の一歩が大きい歩幅になることでしょう。
特に、低学年から、中学年にかけての成長期、真剣になればなるほど、「責めて」過度に勝敗にこだわりがちになります。
 


このポイントを抑えていくことが、クラス経営にも大切なことであると思います。
自戒も含めてです。
明日は第2弾です。
 



写真は、今日のふるさとの山です。

「今日は、小運動会」

2020年09月16日 | 大分県
朝、雨が降っていました。
今日は小運動会です。


しかし、天気予報を見れば、これから先は雨が多いので、もし今日、小運動会ができなければ、大運動会一発勝負といったこともありうるところでした。 

時間が経つたびに、だんだんと天気が回復してきました。
うれしいことです。



そんな中で、小運動会が行われました。
PTAの保体部の方で都合ができる方が来校してくれました。


かつての勤務していたときのFくんも保護者として来てくれていました。
 



一緒に荷物を出しながら、その当時のことを話しました。
クラスを直接受け持つことはなかったのですが、いろんな思い出があります。
 



クラブ活動で、大平山というところに「山いもほり」に行きました。
こちらは、どれが山いもの葉や茎なのかわかりません。すべては、Fくんが先生でした。
「せんせい、それは、違う。これが山いもの葉だよ。」
と教えてくれました。
それ以来、理解できました。
 



今日、その話をすると、
「おやじがいつも山いもを掘りに行っていたから、覚えていたんだよね。」
あれから月日が経ち、優しいお父さんとして、子どもたちを学校に通わせています。
 



準備係だったので、PTAの方たちといろんな種目の準備物の出し入れをしました。
Yくんのお母さんがリードしてくれます。
昨日も、準備係の確認に来てくれました。


感謝です。



おかげで今日は、スムーズに準備係の進行ができました。
 



担当している学年のランニング・団体・ダンスも子どもたちがしっかりと頑張っていきました。
「本番は練習のように、練習は本番のように。」
と朝伝えました。
「どういう意味か分かる。」
分かる、分かる・・・と子どもたちが手をあげ、説明をしていきました。
はい、その通り、みんなで頑張っていきましょう。


「せんせい、ダンスの一部を変えていい?」
なんと。小運動会当日ですが、子どもたちが工夫していく気持ちも嬉しく、ちょっと時間があったので、
「はい、時間は10分だけね。」
子どもたちは固まって、話し合いをしていました。


頼もしいです。
 


粘り強く頑張った「屋形太鼓」も演奏することができました。
雨も降ることもなく小運動会が終わりました。


出てきた課題を克服しながら、「最高」の運動会を創り上げることができたら、「最高」ですね。

「とんぼの最後の飛ぶ姿~今日の空~」

2020年09月15日 | 大分県
今日、朝起きて外に出てみると、山にかかる霧がとてもきれいでした。


家から時折見えるこの風景がとても好きです。
霧の合間合間から見える青空がまたなんとも言えない美しさがあります。
 


朝のこうした霧がかかるときは、昼間は天気がいいとされています。
今日も日中はとてもいい天気でした。

今日の朝の霧の写真に少し癒されて下さいね。

 
運動会の練習をするときは、頭上には、うろこ雲が広がっていました。
「せんせい、おもしろい雲だね。」
と言っていました。



「うろこ雲っていうんだよ。秋になるとよく見ることができるよ。」
と教えました。
 


自然を感じる時間でした。
 


秋の雰囲気が漂う中、昨日のできごとです。
掃除の時間に、クラスの子どもが、廊下で動かなくなっているとんぼを見つけてきました。
「先生、このとんぼどうしょう。」
と聞かれたので、一緒に花壇のところにおろそうとしました。


すると、すーっと風が吹いてきました。
 


下ろそうとしたとんぼが、風に舞い上がりました。
ゆらりゆらりと本当に生きて飛んでいるように、風に乗って、運動会のテントの上を舞っていきました。
「生きているようだね。」
「最後にとんぼが飛んでいるところだね。」


など、その男子が、舞っているとんぼを見ながら言葉をかけていました。
ちょっとせつなくも感激しました。
 



今日から「動物のすみか」の授業に入りました。
とんぼやツクツクボウシ、バッタなどがどんなところに住んでいるのか調べていきました。
いろんな動物のすみかの予想を立てていきました。


実際には、外にも出かけます。
動物のすみかのしくみを知ると共に、「動物を見る」ことから優しい心もはぐくんでいくことができたらとも思います。