かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「みんなで集まり白球追って」

2021年10月31日 | 大分県
『白球が秋の空気を突き破る
    プレーを高め絆を深め』 


来週は、2つの野球の大会があります。
これで今シーズンは終わりとなります。
今日は、夕方から野球の練習に行きました。
毎日というわけにはいきませんが、1週間に1度程度体を動かすのも気持ちがいいです。
勝利は別として、絆を深めながらグランドに集まって、野球談議をしながら、試合に向けて調整をしています。


11月にもなると、だんだんとテレビなどでのスポーツの種類も変わってきています。
スポーツニュースを見ていると、北京オリンピックに向けて、ジャンプの競技などが行われています。
今日の昼間は、大学駅伝とウィンタースポーツにチェンジしてきています。
テレビの番組でも季節感があります。
 
また
「今シーズン最後の大会です。」
というようなスポーツもあります。
季節は、秋から冬へと少しずつですが移り変わってきています。
 
来週は、こちらも今シーズン最後の野球の大会が2つあります。
1つは参加することができません。
もう1つは別府市で開催されます。

初戦は、先日の県の大会で優勝したチームです。
強豪ですが、最後の大会。
勝利をめざして戦いに挑みます。

この大会で勝てば、富山県である大会に駒を進めることができます。
ふだん行くことができないところなので、出場権を獲得したいですね。

「大盛りの今週でした」

2021年10月30日 | 大分県
『再発見秋の故郷サイクルで
  意欲はモリモリ体力未知数』 


今週は、本当にいろんな行事がありました。
一つひとつをていねいに取り組みをしていきました。
社会見学・研究授業・サイクリング遠足・交流授業とバラエティに富んだ毎日でした。
それでもいろんな取り組みの中で、ふだんとは違う角度から子どもたちを見ることができました。
週末はちょっとゆっくりしましょう。


ふーっとした週末。今週は、盛りに盛った1週間でした。
週末はしっかり充電して来週に備えましょう。

来週は、今シーズン最後の野球の大会があります。

写真は、木曜日のサイクリング遠足での風景です。

「10月最後の授業~津民小との交流授業~」

2021年10月29日 | 大分県
『ふるさとの子らが集まり学び合い
     この地を託すいつか君らに』


ふるさとの子どもたちが集まり、学び合っていきました。
過疎化で子どもたちの数は少なくなってきていますが、エネルギーは充満しています。
さすが子どもたちです。
知り合ったばかりですが、意気投合しています。
真剣に授業に臨んだり、体を動かしていました。
これからの時代を担っていくかけがえのない人材です。

 
津民小学校の子どもたちと、2・3時間目に交流授業を行いました。
2時間目は、社会~自動車産業について~、3時間目は、体育でした。
 
4・5年生の子どもたちは、クラスメートが増えたようで、楽しんで、一緒に社会の授業に臨みました。
まずは、ダイハツ九州のDVDを視聴しました。
社会見学に行けない分、しっかりと動画で車の製造過程を見ていきました。
DVDは、興味を持たせる構成になっています。
 
 
1分間に1台、車ができていく様子を見ながら、子どもたちも真剣に動画に見入っていました。
そして、意見の交流をしました。
 
 
3時間目は体育です。
ゲームなどをしながら、最後はボール運動です。
体を動かしながら歓声が体育館に響きました。

不思議なもので、わずか2時間の授業でしたが、3時間目が終わって帰るときには、こちらもクラスの子どもたちも寂しさを感じました。
子どもたちともそういう話をしました。
 
帰る車の関係と、こちらは、次の授業がALTの先生も入ってくるので、あわただしい別れでしたが、みんなが特別な感情を持ちました。
 
最後は、記念写真を撮ったり、お別れの言葉を伝えてもらいました。
 
今は、小学生でも、10年後、20年後、いずれは時代を託していく時がやってきます。
日常ではできない、いろんな経験を積みながら、子どもたちは成長を遂げていきます。

「全員完走のサイクリング遠足~青の洞門へ」

2021年10月28日 | 大分県
『ペダルこぎ秋の空気を突き破る
   コスモス揺れて君にエールを』


サイクリング遠足。青い空が広がる中で、子どもたちと青の洞門へ。
色づく山々、沿道のもみじ、コスモスそして秋の風。
みんなが子どもたちの背中を押してくれます。
友だちとの絆を深め、秋を楽しみ、走り抜ける爽快感。
心にたくさんの思い出を刻みながら、素敵な1日を過ごすことができました。


最高の秋晴れの天気。青空・紅葉・山国川の清流・・・すべての自然がとてもきれいでした。
絶好のコンディションの中、3~6年生は、サイクリングで、1~2年生は、定期バスで青の洞門に向かいました。
気持ちのいい風を体に浴びながら、気持ちいい空気を体に吸い込みながらの自転車です。

山々が色づいています。鉄橋を渡る川面には、鉄橋の朱色が美しく映っています。
子どもたちも笑顔満面です。
この日に向けて、自転車に乗ることができなかった子どもたちは、休みの日などに一生懸命に練習をしてきました。
今年は全員が一人でのチャレンジです。

昨年、タンデムの自転車で行った子どもも、今年は、一人で先頭の方を走っています。
「去年の担任の先生に、乗れるようになったことを知らせたい。」
と自転車をこぎながら、笑顔で自慢そうに話してくれました。

6年生にとっては、最後のサイクリング遠足です。
本当に下級生のお世話をしっかりとしながら、行程を進めていきました。

乗ることができ始めた子どもたちは、最初は恐る恐るでしたが、距離が進むにつれて、順調に走らせました。
要所要所には、職員の方やお家の方々が交通指導をしてくれました。
安心して自転車に乗ることができました。
感謝です。

休憩をはさみながら、片道15キロの道を走り抜けました。
そして、青の洞門です。
ふーっ。

1~2年生の乗り合いのバスが着くまで、青の洞門の手掘りのトンネル、オランダ橋まで散策をしました。
「おなか減ったあ。早くバスが着かないかなあ。」
と3~6年生の子どもたち。
気持ちは、こちらも同じです。
「おなか減りました」「尻がいたいです」はい。
 
散策をしている間に、低学年のバスが着きました。
青の洞門の川べりでのランチタイム。
黙々と食べています。
そりゃ、おなかもすきすぎています。

「せんせい、早く食べすぎやら。」
「せんせい、今、おかずこぼしたで。」
子どもたちから見られています。
でもおいしく食べることができ、満足。そのあとは、魚に餌をあげたりしました。
これも満足。

==そこから、リターンです。行きはよいよい、帰りは坂です。
行きに比べて、帰りは気温も上がっています。
汗がにじみました。会話を弾ませながら、学校に帰りました。

光の当たり方などから、木々や風景の見え方が行きとまた違っていいです。
 
「お尻が痛い。」「疲れたあ。」
などの声も聴きましたが、全員が往復30キロの道のりを完走しました。
やりとげました。
全員というのがまたいいです。

秋の日の自然と戯れた、仲間と絆を深めたサイクリング遠足でした。
思い出の1ページとなっていきます。

「道徳の校内研究会」

2021年10月27日 | 大分県
『やっちゃろうファイトで戦い挑む瞬間(とき)
           子らの熱気 学校に活気』


研究授業をしました。
たくさんの先生方が教室に来てくれました。
他校の知り合いの先生に子どもたちが、
「今週はいろいろあるんよ。」
とつぶやいていました。
「いいやない、あんたたち。今日の授業も一生懸命にがんばっていたじゃない。」
と言われ、その一言だけでも子どもたちは、にっこりしていました。
感謝。一言が大切です。
よし、明日は、往復30キロ弱のサイクリング遠足です。
子どもたちと一緒にがんばろ。


朝、子どもと教室の窓の外を見ました。
昨日は霧の間から朝陽が昇っていました。
 
今日の太陽は、うろこ雲の間からの朝陽です。
 
日の出が下がっているだけに、教室からの日の出を楽しむことができます。
同じ空なのに、同じ朝陽なのに、昨日と今日でも日々姿が違います。
「同じでちがいます。」とてもきれいです。
 
そして、今日は、道徳の研究授業でした。
まったく話は違うのですが、5年生の単元の「同じでちがう」という内容の授業を行いました。
内容項目では、「生命の尊重」にあたります。
  
今まで、「命」そのものを扱った内容での「生命の尊重」の授業は何度もありますが、人は、「同じでちがう」という「個々の生きる権利を通して」のこの項目での授業は初めてです。
5年生ならではの感覚で授業を行っていきました。
  
5年生が1年生の時と「ちがうこと」。
つまり、おなじ自分なんだけど、成長する中で、違っていることを認識していきました。

次は、友だち。「同じ」ところと「ちがうところ」。
「同じ下郷に住んでいるけれど、性格は違う。」
などいろいろと意見が出ました。
 
最後は、教科書に載っている
「どうして違うからこそ、すばらしい世界ができるのだろう。」
と意見を出し合いました。

その中で、お互いを認めていきました。
5年生なりにいろんな考え方を共有していきました。
最後は、金子みすゞさんの詩の朗読の映像で終わりました。
 
教科書の内容通りに進めたので、ちょっと内容が多く、濃いかなと思いましたが、たくさんの意見が出て、子どもたちなりに考えました。
自分とは、違う考え方にふれるだけでも、子どもたちにとって、大きな成長の糧になって欲しいと期待します。
これも「同じでちがう」なのでしょうか。
 
たくさんの先生方からも子どもたちは、「参観」してもらい、いい刺激となった1時間でした。
こちらも子どもたちの意見から学ぶものがありました。


「社会見学、明日は研究授業」

2021年10月26日 | 大分県
『新しい刺激を受けて積む学習
    生きる力を子どもに求めて』


4年生の社会見学の引率に行きました。
社会の授業で学習する水の仕組みで「三口浄水場」、「耶馬溪ダム」、ごみ処理について「クリーンプラザ」への見学でした。
2校合同の社会見学。見るものから学ぶ、聴くものから学ぶ、友だちから学ぶ・・・と大きな学びを得ながら1日を過ごすことができました。

 

今日は、城井小学校との合同での4年生社会見学が行われました。
この様子は、また、後日紹介します。
今から、明日の研究授業の準備をしましょう。
 

ちょっとだけの徒然なるままに。
今日の朝は、霧が深かったです。
10度を切る寒さでした。
少し早めに学校に着くと、5年生の子どもが来ていました。
「せんせい、教室に行くよ。」
 
 
そういうことで、教室で作業をしていました。
 

外の景色を見ると、なんと太陽が山からのぼっています。
幻想的な世界でした。
下郷小学校の教室から見える季節の景色がとてもきれいです。
教室の運動場側から見える景色と国道側から見える景色がまた違ってすごくいいです。
「太陽の形がよく見えるね。すごいねえ。」
そうそう。
  

昼間はぐーんと気温が上がりましたが、天気もよく、最高の社会見学となりました。
それぞれの見学地で話を聴きながら、こちらも学ぶことが多くありました。

「学びの秋」となっています。

「この一週間頑張ろう」

2021年10月25日 | 大分県
『秋風に揺れてコスモス咲き誇る
     ピンクの波が人も笑顔に』


土曜日にコスモス畑に行きました。
知り合いの中にも
「コスモス園に行ってきたよ。」
という言葉をよく聞きます。
この時代だから、なおさら、心がリフレッシュされるものを求めます。
今日の昼間、用事で車を走らせました。
紅葉が進んでいます。
山々がかなり色づいてきていて、とてもきれいです。
秋の盛り、晩秋としばらくは、秋の風景を楽しむことができます。


今日の午前中、会議で教育福祉会館に行きました。
朝の会を終わらせてから車を走らせました。
会議と共に、いろいろとお世話になっている方々と久しぶりにお会いすることができました。
 
行く道で、山々が色づいてきているのを見ることができました。

先日は、三光のコスモスを紹介しました。紅葉もとてもきれいです。
秋の深まりを感じさせてくれます。

耶馬溪はこれから見頃です。紅葉スポットもたくさんあります。
ぜひぜひ、耶馬溪の秋の美しさを堪能してみませんか。
 

会議が終わって、急いで4時間目の授業に間に合うように帰りました。
「よりよい学校生活」を送るために、意見を交換していくという国語の授業です。
自分の考えを持つ、その理由を明らかにする・・・人に伝える・・・否定をしないように質問をする・・・意
見を交換していきました。

学級会的な要素の中で、全員が自分の意見を明らかにしていきました。
楽しい1時間の授業になったと思います。
「伝えあえる力」は、これから子どもたちが歩いて行く中、大切な力であると思います。

授業のあと、
「せんせい、わたし、よお言えたやろ。」
すごいね。
「でもせんせいは、おなか出ているのを引っ込ませた方
がいいよ。」
いきなりその話ですか。
 
今週は、今日の会議をスタートに、明日の火曜日は、4年生の社会見学、水曜日は、研究授業をします。
木曜日は青の洞門までサイクリング遠足、とどめの金曜日は、津民小学校の子どもたちが来て、それぞれの学年に入って、一緒に授業をします。

5年生は社会と体育をします。
 
ハードな1週間ですが、一つひとつを大切にしながら、取り組みをしていきたいですね。
早く週末が来ーい。
写真は2年前の秋の風景です。

「社会のしくみの移り変わり」

2021年10月24日 | 大分県
『スポーツの秋の空気も気持ちよく
      今年最後の野球の大会』


来月になってすぐに、今年最後の野球の大会があります。
早いもので、球春から球秋で野球のシーズンも終わりです。
暑い暑い夏も通り過ぎました。
今日の夕方は、野球の練習がありました。
1週間くらい前までは、太陽が照りつけ、残暑も厳しかったですが、今は、長そでのアンダーシャツを着用しないとグランドもの上も冷たく感じます。

 
昨日テレビを見ていると、平均寿命も延び、健康寿命も延びていることを伝えていました。
100歳以上の方も増えている中、私たちが経験してきた高齢者のイメージを変えていかなければならないということです。
 
それを見ながら、最近自分もなんとなく中途半端だなと思うことがあります。
退職したときには、小学校の教員をもう一度してみたい、過疎の地域の中で、何か貢献もしたい・・・などと思っていました。

地域の役職もいくつかしています。しかし、退職3年経って思うことがあります。
 
常勤の仕事についていると、めいっぱいの仕事があります。
地域の役割までとなると、昼間に会議があることがほとんどなので、会議にも出たり出ることができなかったりということになります。

「ほかの人に申し訳ない。」
と思います。

「仕事しているからいいよ。」
とは言ってくれますが、迷惑をかけていることには違いありません。
これが、中途半端です。

ひと昔前だったら、退職をすると、地域の中で、これまでつないできたものを引き継いでいくという役をみんながしていました。
しかし、今は、ほとんどの人が、65歳、70歳まで働く社会のシステムにチェンジしています。

ほとんどの人は、退職後も昼間は、社会の一員として働きます。
現役時代と変わらない生活を退職後もします。
以前は退職したら、ゆとりがありましたが、今は、自分のことでせいいっぱいになっています。

せめて、疲れた体に、週末は、ゆっくりしたい、自分の時間を持ちたいと考えます。
 
つまり、地区のいろんなお世話をするのは、これから先、70歳を越えなければ、しづらい社会になっています。
限られた人しか、地域のお世話ができなくなってきています。
 
 
人口の減少、限界集落が大きな課題ですが、こういった地域を守る人たちの減少もその次にくる課題であるかも知れません。
これにコロナの問題などが絡んで、いろんな社会構造が変化する中で、対応は、見えにくいですが、不可欠なものになっています。

みんなが働きやすい職場、みんなが過ごしやすい、優しい街づくりを「バランス」を取りながら、みんなで創り上げていきたいものです。

「秋風に揺れるコスモス」

2021年10月23日 | 大分県
『秋風が花びら揺らすコスモスの
    すっと近づき頭を撫でる』


2年ぶりに三光コスモス祭りが開催されています。
とてもきれいに咲いています。
色とりどりの花と青空、ぽっかりと浮いている雲のコントラストがとてもきれいでした。
秋風に気持ちよくコスモスも揺れています。
その美しさにみんなが堪能しています。
秋の陽ざしを受けた輝く風景に心もいやされました。


秋桜 山口百恵 コスモス


午後から三光コスモス園に立ち寄りました。
教えた生徒や知り合いもたくさん、会うことができました。

昨日から天気が安定していなかったので、今日、見に行くことができるかなと思っていましたが、絶好の秋日和となりました。
雲がちょっと多かったですが、コスモスの色、青空、雲の色のコントラストが最高でした。
 

たくさんの人が訪れていました。
秋の風景を堪能することができました。
しばらくは、たくさんの秋色の景色を楽しむことができます。

「なぎ子さんの秋は夕暮れ・・・」

2021年10月22日 | 大分県
『夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも
 世に逢坂の関はゆるさじ』(清少納言)


秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行く とて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。
まいて雁などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。
日入りはてて、風の音、虫の 音など、はたいふべきにあらず。


今は、小学校5年生でも文語を学んでいきます。
枕草子を読んで味わう単元があります。
子どもたちと「枕草子」の秋の部分を何度も読みながら、「秋」を感じました。
 
今日、家に帰ろうと校舎から外に出ると、山ぎわがとてもきれいでした。
何となく「秋は夕暮れ・・・」の趣がありました。
そのきれいな山ぎわを見ながら車へと向かいます。

せっかく枕草子を学ぶのですから、「清少納言」について少し学習をしました。
〇清少納言って、本当の名前ではないんだ。
少納言という位があり「清」少納言ということです。
「清」というのは、本名は、「清原なぎこ」さんで、宮中で「清少納言」と呼ばれていたんだね。

 
〇清少納言は、紫式部とは仲が悪かったんだね。
そうみたいです。
紫式部日記でも、
「ひらがなをふつう使うのですが、漢字をよく、清少納言は使っている。でも間違いが多すぎる。」
と批判をしています。
清少納言は、紫式部とは活躍の時は少しずれていますが、同時代に生きています。
清少納言は、頭脳明晰で、なんでもできて、みんなからもてはやされ、ねたむ人が多かったということです。


〇清少納言は離婚をしていたんだね。
紫式部も清少納言も平安時代の「リコ活」版でしょうか。
橘さんと離婚して、藤原行成さんと仲良くなり、微妙な冷たい言葉の中でも愛が隠れた言葉を藤原さんに送った歌です。

 
でも、行成さん、「世に逢坂の関はゆるさじ」となぎ子さんが、だめだと言っても、それは嘘の気持ちなので、逢坂の関を突破して、許さないと言っても逢いにいきましょうか。
平安時代に行ってみたい===。


「たっぷりの6時間の授業」

2021年10月21日 | 大分県
5年生ともなると、何かと、考える授業が多くなってきます。
1時間、1時間の授業の展開の仕方を考えます。
 

今日、算数で、先日、宿題を出したときに、子どもたちが
「時間がかかったあ。」
という最大公約数の問題をみんなで考えました。
「どうしたら、最大公約数を早く見つけることができるか。」
です。
 
 
中学校になったら、素数をつかった計算でできるのですが、小学校では、その計算を使えません。
みんなで考えました。
「せんせい、17と68の最大公約数を見つけるには、暗算でできるよ。」
 

一般的には、17の約数を全部出し、68の約数も出し、共通する数字を探し、その中で最大の数を見つけます。
いろいろな方法を出し合いましたが、
「小さいほうの17の数の約数を出して、最大公約数だから、大きい約数から68を割って、割り切れたら、それが答え。」
 こちらも納得。
それなら暗算でできます。


「16・72・96」など3つの最大公約数を求めるなどとなると、時間がかかりすぎてしまいます。
子どもたちが考えついた求め方が早いです。
最小公倍数の見つけ方も含めて、授業も進めていかなければならないので、いい時間を見つけて、定着をさせていきたいです。
 
 
社会の工業の学習では、
「なぜ、せんい工業の生産高が落ちているか」
を考えました。
 

「人手がなくなっている。」
「石油がなくなってきているのかな。」
いろんな面白い発想で考えを出します。

「外国で作っているものを、着ている。」
おっ。すごい。
人手、石油などは、資料がないので、外国で作っている・・・かどうかを調べました。
  

目の前にいるKくんのジャージを脱がそうとすると、
「せんせい~~~。いきなり~~~。なんで~~ぬがしよるん。」
で裏のタグを見ると、アディダスでも「ベトナム製」と書いています。
「お==っ、俺の服、ベトナム製だ。」
みんなが自分の服のタグを見始めました。
「中国だ。」あとは、バングラデシュ、カンボジア、台湾など、ほとんどの子どもが外国で作られていることがわかりました。
「バングラデシュってどこにあるん。」
地図帳で確かめました。

いろんなものが外国に依存していることを理解しました。
 

楽しく、授業が進みました。
いつもこんな感じだと授業が進みませんが、こんなことを通しながら、社会の学習に関心をもってもらえたらと思います。
 
 
6時間の授業終わって、「疲れたあ。」の声。
でも、学びの秋かな。

「研究授業の秋」

2021年10月20日 | 大分県
『肌寒く炬燵が恋しい秋の夜
 ホットもっとと布団にもぐり』


寒くなってきています。
今週末辺りは、こたつも出そうかなと思います。
ほんの何日か前までは、クーラーが必要だったけれど、こうも早い展開で気温が変わるのかと思ってしまいます。
気温が下がる夜は、早く寝るのが1番です。
今は、こたつの匂いが恋しいです。
冬の足音が聞こえるようになってきています。 

 

コロナ禍の中で、いろいろと対策をしながらも研究授業が行われています。
今日は、2年生の研究授業が行われました。
先生の優しい語りの中で、子どもたちも一生懸命に授業に臨んでいました。
「友情」をテーマとした内容です。
 
 
心を揺さぶる授業展開となっていました。
この中で、子どもたちが少しずつでも心の成長を遂げていって欲しいと思いました。
 

小学校の「特別の教科 道徳」は、今日の「友情」をはじめ、「生命の尊重」「家族愛」「感謝」など、学年によって差がありますが、学習内容が19~22個あります。
それぞれの学年で19~22項目、子どもたちは学んでいきます。
それを6年間繰り返します。 
 

来週は、急速にコロナが流行していて延期になっていたわたしの「道徳」の研究授業の順番です。
今の時代を「優しく強く生き抜く力」を培って欲しいと願いながら、授業をしましょう。

明日は「算数」の授業でのお客さまです。ぼちぼち頑張りましょう。

「永岩への夜の道を」

2021年10月19日 | 大分県
『暗闇の冷気に押されて坂登る
    ドアを開ければ人の温もり』


今日の夜は、永岩のお寺で落語会がありました。
今週、一気に寒くなりました。
坂を登り車を境内に入れました。
暗闇の中、高台の境内は冷たい空気に包まれていました。
しかし、ドアを開けると、いろんな方々が集まり、人のあたたかい空気を感じました。
1日の終わり、ほんのり眠気が襲いましたが、頬が緩む楽しい時間でした。

 
今日の朝は、気温10度を切っていました。寒い朝となりました。
先週の稲刈りのあと、参加された方が言っていたように、
「秋が深まりますねえ。」
「これから冬支度ですね。」
の言葉が現実になっています。
 

今日の夜は、主催者の方のお誘いがあって、永岩のお寺での「落語会」に行きました。
久しぶりの永岩です。
クラスや学校のお家の方も来られていました。

冷たい空気に包まれながら、お寺の扉を開けると、笑いのある本堂となっていました。
 
3人の落語家の方が次々と高座に上がりました。
導入に現代の世相を反映する話をしながら、本題へとつないでいきました。
さすが、プロです。
間や笑いのタイミングが絶妙です。

1日の疲れからちょっと眠気も襲われながらも起承転結の展開を楽しみました。
平日の夜でしたが、非日常の時間を与えてもらいました。

「オレンジ色の朝」

2021年10月18日 | 大分県
秦 基博 / 鱗(うろこ)×「タッチ」「MIX」スペシャルMV -あの夏から26年-


『山あいがオレンジ色に染められる
 朝陽がくれた1日(ひとひ)のパワー』


今日の朝は、夏過ぎから1番の寒さでした。
車に乗ろうと、ふと畑の方を見ると、太陽がのぼりあたり1面がオレンジ色になっていました。
とてもきれいな風景でした。
秋が深まるつれて、季節が動くにつれて、太陽が出る時間、太陽が出る方向が変わってきます。
冷たい空気が流れる朝でしたが、風景の美しさをしっかり感じることができました。

 
朝の教室。
「せんせい、暖房を入れてよ。」

たしかに。ほんの2・3日前は、
「せんせい、クーラーを入れてよ。」
という言葉でしたが、わずかな時間の経過の中で、こうも季節が変わるものかと思ってしまいます。ある職員の方が、
「こたつを入れたよ。」
その気持ちもわかります。
 
社会の時間に、「温暖化のよる食料の課題」について学習を深めていきました。知っていることの中で、
〇しゃけ・まぐろ・さんま・うに・いくらなど取れにくくなっている魚などや獲れる場所が変化した魚などがいるよ。
〇夏に雨が多くなっていて、野菜などが採れにくくなったり、値段が上がったりしている。
子どもたちもよく知っています。


温暖化。


「ぼくたちが大きくなる頃には、朝と夜は、暖房。昼は冷房という時がくるんかなあ。」
の子どもたちのつぶやき。
 

今日がそうだったかもしれません。
昼休み、6年生が考えた遊びで、全校の子どもたちが楽しんでいます。
グランドにいると、太陽からの暑さが突き刺すようでした。
夕方、津民小学校に行きましたが、帰る時に、そこの先生方と、「寒いですねえ。」の会話。
不思議な気候変動です。
  

みなさん、体調に気をつけながら、対照的な「暑さ」「寒さ」の攻撃を突破していきましょう。
 

写真は、今日の朝の風景です。

「アンファンマルシェにGO!!」

2021年10月17日 | 大分県
アンファンマルシェのテーマソングにのって、ブログを綴りますね。
【〜アンファン・マルシェの歌〜】ダンスミュージックビデオ

『手をつなぎいつもの道を歩くとき
       優しい心に優しい街見え』


今日は、耶馬溪のアンファンマルシェが行われました。
子どもたちの広場です。
たくさんの人たちが耶馬溪支所の駐車場に集まって、子どもたちの演技に拍手を送りました。
ダンス・日本舞踊など子どもたちが日ごろ頑張っていることの披露です。
ちょっと冷たい風が吹きましたが、子どもたちから素敵な時間をもらいました。


勤務する子ども、知り合いの子どもたちが出演するというので、耶馬溪で開催される「アンファンマルシェ」に行きました。
2~3日前とはうってかわって、冷たい風が吹く1日となりました。
半そでではちょっと寒すぎます。
 
そんな中で、子どもたちの熱い演技がステージの上で繰り広げられました。
勤務する学校では、ダンスチーム
「アグリキャッツ」
に所属している子どもたちがたくさんいます。
放課後、公民館で練習をしています。日ごろの練習の成果を発揮する、日ごろの活動を発信できるいい機会の場となっています。

町内の保育園の子どもたちの演技からスタートしました。
可愛らしい演技が続きます。
お家の方々も写真撮影でシャッターを切るのが忙しいです。
 

子どもたちは、一生懸命な演技も、失敗した演技もみんな可愛らしさが包みます。
 
 
コロナ禍の中で、活動を発表する場が少なくなっています。
「今日は開催できるかどうかを心配しました。」
というくらいの少ない機会の中で、今日は、素敵な動きを披露します。
 
 
勤務する学校の子どもたちのダンスは、学校で見る顔とは違っていました。
いちだんとたのもしく感じます。
最高のパフォーマンスを繰り広げます。
いい顔でした。
 
会場からたくさんの拍手をもらいました。
ステージから降りてきた子どもたちは、満足そうな表情をしていました。
 
アンファンマルシェのエンディングは、テーマソングとソングの振りつけの初公開です。
テーマソングができました。
小さな山あいの街に、主催者をはじめとする人たちの力で、大きなエネルギーが充満しています。
冷たい風が吹く中、ホットなパワーが舞い上がっていきました。