そんなわけで行ってきました、国分寺マルイ。
目的はもちろんランニングウェア。
買い物の時、なぜかいつも落ちつかなさそうな渡辺。
挙動不審な彼を尻目にさくさく選ぶ。
悪天候のため帰りはタクシー。
雪で真っ白になった公園を眺めながらため息をつく。
「あぁ、今日は走れないなぁ…」
そんな気にするならガトーショコラ買わないでください。
一番多く対局している棋士が森内名人で、本局が14局目。対戦成績は7勝6敗です。振り駒で先手になり、▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲7八金△9四歩と変わった出だし。
△9四歩を緩手にすべく、早繰り銀。ここで▲7七銀と上がると△7三銀で定跡形に戻ってしまいます。せっかくなので▲3五歩と仕掛けてみました。△同歩▲2四歩△同歩▲3五銀△8六歩▲同歩△同飛▲6六角。少し指し易いようです。
別の将棋かと思う局面に。今△6四歩と打ったところ。1歩得で3四に歩が垂れているので先手良しなのですが、優勢まではいきません。
図から▲8六銀△4九角▲3六角△3八歩▲7五歩△5四歩。▲3六角~▲7五歩が狙い筋だったのですが、△5四歩と頑張られて結構大変。
▲3六角と5四から引いた局面。ここからの指し手には唸りました。まず△4九馬。▲3八飛~▲6八飛と合体されたら終わりとはいえ、ここで一手パスはなかなかできるものではありません。以下▲7五歩△6三銀▲2五桂に△8四飛。これで意外に手がありませんでした。まだ良いと思っていたのですが、▲2八飛が縦にも横にも使えないので困りました。
図では不利。ここから△6七歩成▲同金右△8六歩と最短で寄せられて負け。感想戦でも敗因は分かりませんでした。64手目~77手目の間に少し差を詰められた気がしたので、そこら辺にもっといい手があったのかも。
連勝は12で止まってしまいました1勝1敗同士の決戦を頑張ります。
昨日はごとげん、mt氏を招いての桃鉄竜王戦。「mt氏って誰?」と数人に聞かれました。mt氏とは「将棋パイナップル」の管理人で最近ではネット中継や観戦記で将棋界に携わっている桃鉄大好き人間です。その情報網には驚かされることしばしば。そんなmt氏が最近始めたブログはこちらです。
ここからスタートして
こうなりました。1位に浮上です。昨日はほとんど貧乏神をくらいませんでした。特に何かをしたわけではないのに、気が付いたら首位に。桃鉄は目的地を目指すより、貧乏神から逃げるゲームなのかも。トップに立ったので次回以降は攻撃が集中しますね、きっと。怖い怖い。あー、やだやだ。
今日はお昼前から連盟にて免状書き。81周年記念免状の申し込みが12月一杯で、駆け込みでの申し込みが多数あったそうです。先週の水曜日に2時間半書いて、今日は1時間半。いつもはこれで当分は大丈夫なのですが、全然足りないとのこと来週、再来週も書くことになりました。嬉しい悲鳴です。
午後は囲碁・将棋チャンネル「将棋丸ごと90分」の収録。王将戦第1局の解説をしました。
終了後、帰宅。
田村六段とは半年振りの対戦。その時は午前中に終わってしまいました。僕自身、午前中に対局が終わったのは1回だけです。
振り駒で後手になり一手損角換わり。
この局面で田村六段は昼食休憩を含む57分の長考。並々ならぬ気合を感じました。
△6三金と上がって▲7一角に△5二飛を用意。先手の攻めは少し無理だったようです。以下▲4六歩△5四銀▲2八飛△8五桂と進行して優勢に。
△同金▲同飛成△2二歩の予定だったのですが、▲2六竜と引かれて銀を取ると▲3四桂が発生するので案外大変。予定を変更して△4六角と出ました。怖いですが、▲3二馬には△同玉で大丈夫です。以下▲4一銀と打っても△同玉▲2一飛成△3一歩で続きません。本譜は▲2六飛△2三金▲同飛成△2二歩▲2六竜△1九角成。△2三金に▲4六飛と角を取るのは△5五角です。
勝って王位リーグに復帰。昨年(3勝2敗)以上の成績で挑戦権を目指します
岡崎六段はここまで全勝で僕は1敗で、昇級に向けて直接対局。負けると昇級の可能性がなくなってしまう大一番でした。
△3三銀を省略して△7三銀と先攻態勢。ここから▲3五歩△同歩▲同角△7五歩▲同歩△同角▲6五歩△4二玉▲3八飛△3一玉▲4六角△9二飛と進展。
先手は大模様を張って飛を展開。すぐに▲7三角成は△同桂▲同飛成に△9五角の王手飛車があります。図から▲7四歩△6二銀▲5五歩△同歩▲同角△9四歩。▲同角では▲同銀なら自信がありませんでした。違いは、▲同角なら△5四歩と打つ必要はありませんが▲同銀だと逆に▲5四歩と打たれると銀に中央で威張られてしまいます。
△9四歩以下▲6八玉△9五歩▲8六歩△3八歩。
仕方がない▲2八角に△8四歩▲7七玉△3九歩成▲同角△7三歩と位を奪還。ここで手応えを感じました。形勢は難解ながらも、先手がまとめるのは難しいというのが感想戦での結論。
中盤戦以降の戦いは週刊将棋の記事と毎日新聞夕刊に掲載される観戦記をご覧になって下さい。
勝って7勝1敗に。2局を勝てば昇級です。このチャンスを逃さないように頑張ります