異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【使命】これまでは、9条によって私たちは守られた。これからは私たちが9条を守る。/九条の会活動

2015-05-03 20:14:06 | 憲法

これまでは、9条によって私たちは守られた。これからは私たちが守る。

日本国憲法第9条は、私たち人類が神から与えられた宝物です。

 

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「九条の会」オフィシャルサイト

https://www.9-jo.jp/
 

 

English version of the “Article 9 Association” bulletin and news.
第203号(05月03日) 第30号PDFファイル

戦争法案阻止へ すべての会が立ち上がろう
   
九条の会事務局からの訴え提案

 2015・5・3

10 第203号

戦争法案阻止へ すべての会が立ち上がろう

 九条の会事務局からの訴え提案

   2015年5月1日 九条の会事務局

 

 いま憲法9条は存亡の岐路に立っている

 安倍政権は、自衛隊をいつでもどこへでも派兵しアメリカの戦争に加担できるようにする「戦争立法」を、この5月中旬にも国会に提出することを決めました。万一この戦争立法が通るようなことがあれば、憲法9条の下で戦後一貫して自民党政権といえども崩すことのできなかった外交の原則―海外でふたたび戦争しない国、という原則を覆す戦後日本の進路の根本的な転換となります。

 九条の会は、この戦争立法を全力で阻止するために、2月23日にアピール「憲法9条を根底からくつがえす『戦争立法』と改憲の暴走を止めよう―主権者の声を全国の草の根から」を発表し、戦争立法と明文改憲にNOの声をつきつける草の根からの行動を呼びかけました。3月15日には全国討

 

 《九条の会事務局緊急学習会》 

日米ガイドラインと戦争法案

日時 5月16日(土) 13時30分~16時30分

◇会場 東京しごとセンター講堂(JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営地下鉄大江戸線飯田橋駅徒歩7分、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線九段下駅徒歩10分/住所 千代田区飯田橋3-10-3)

◇講師 

*安倍政権の「改憲・壊憲」を批判する

(仮題) 名古屋大学教授 愛敬浩二

*戦争法案の問題点(仮題)

   東京慈恵医科大学教授 小澤隆一

◇参加費:1000円(学生500円)

申込は不要です。直接会場へ

論集会を行って、280の会、452人が集い

戦争立法阻止の運動を議論しました。

 すでに、戦争立法を阻止するための共同の取り組みも急速に具体化されています。安倍政権の暴走に反対してきた3つの団体が一つにまとまり「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が結成され、5月3日には、さらに広い人々の共同で集会が企画されているのもその一つです。

 九条の会事務局は、2・23アピールをふまえ、「戦争立法と改憲の暴走を止め」るために全国の会はどんな行動が求められているかを提案します。

 

 戦争立法を阻むにはどんな運動をすればよいか

 安倍政権の戦争する国づくりを阻むには、戦争立法を何としても阻止しなければなりません。安倍政権のもくろむ明文改憲も、戦争立法を阻むことで挫折に追い込むことができます。

 そのためには、法案強行を許さない草の根からの圧倒的世論と、法案の危険な中味を徹底して追及しその成立を阻止するための国会内外での行動の連携が不可欠です。

  戦争立法反対、改憲阻止の一点で、保革を越えて広範な人々が、全国各地で声をあげ可能な行動を起こすこと。

  国会議員一人一人への働きかけをさまざまな形で強め、「戦争立法には反対」の多数派をつくること。

  マスメディアが法案の本質、国民の声をきちんと報道するよう働きかけること。

 

 九条の会らしい行動を

 うえの課題を実行するために、九条の会は九条の会らしい行動を起こしましょう。

 一つは、戦争立法と9条の改憲に反対するすべての人々が加われるような幅広い共同の行動を追求することです。これまでの経験だけに頼った行動になっていないか、もう一度ふり返り、原点に立ち戻りましょう。

 もう一つは、7000以上のすべての九条の会が立ち上がり、文字通り全国、津津浦々、自分たちの地域、分野で共同の行動を実現することを追求することです。

 「共同」と「地域」、これが合い言葉です。以下に具体的な行動を提案します。

 

 戦争立法阻止のための具体的行動の提案

 ① 法案が国会に提出される5月から8月までを「山場月間」に設定し、会の全力をあげて、会独自あるいは共同して可能なあらゆる行動に、創意をこらして取り組みましょう。

 

 ② 世論調査をみても戦争立法には反対の人が多いように、戦争立法に対する漠然とした不安や懸念は広がっていますが、戦争立法の危険性はまだまだ、国民の中に届いていません。

 創意をこらした宣伝行動が何よりも急がれます。また、各地、分野の九条の会は、くり返し戦争立法の学習会を開き、学習しましょう。

 九条の会事務局も、5月16日に、戦争立法を批判的に検討する事務局学習会を開きます。

 

 ③ 改めて、戦争立法反対の署名をつくります。この署名を持って地域の中に入り、地域の人々と話しあいましょう。

 

 ④ 自分たちの地域・分野で、これまでの発想を大きく越えてさまざまな立場、分野の人々の名を連ねて、戦争立法反対、改憲反対の共同声明を出しましょう。それを地域・分野の人々にくまなく配り、署名と一緒に運動への参加を訴えましょう。

 

 ⑤ すべての国会議員に対し、地元の事務所を直接訪れて戦争立法の危険性を訴え、反対の意思表示をするよう働きかけましょう。

 戦争立法は、アメリカの戦争に地域を動員し巻き込みます。自治体首長、地方議会の議員を訪れて戦争立法に反対するよう働きかけましょう。

 各地域の地方紙、地方放送局に申し入れ、戦争立法の危険性を報道し少なくとも法案には慎重な審議をすることを訴えるよう、働きかけましょう。

 

 ⑥ いま全国では、戦争立法に反対するさまざまな共同が広がっています。これらの動きと連携を強めつつ自分の地域で共同の集会・共同の行動をつくるために、働きかけを強めましょう。

 地域で開かれる共同の集会や統一行動には、九条の会で議論し積極的に参加しましょう。

 

 ⑦ ブロックや都道府県、地域毎の交流を強めましょう。各地の九条の会は事務局に取り組みを知らせてください。

 

 これから夏にかけて、憲法の正念場です。全力をあげて戦争立法阻止のために頑張りましょう

 

《再録》<アピール>

憲法9条を根底からくつがえす「戦争立法」と改憲の暴走を止めよう―主権者の声を全国の草の根から 

 

2015年2月23日 九条の会

 安倍晋三内閣は、先の総選挙で与党が3分の2を確保したことで白紙委任を得たかのごとく、昨年7月の閣議決定を具体化する「安全保障法制の整備」に向け、暴走を加連させようとしています。

 その内容は、政府自らが60年以上にわたって違憲としてきた集団的自衛権の行使に踏み出すことをはじめとして、国連の集団安全保障措置や多国諸車の軍事行動などへの後方支援を、どこでもかつ迅速に行えるようにする自衛隊派兵恒久法の制定、「駆け付け警護」や「任務遂行のための武器使用」の解禁など、広範多岐にわたっており、自衛隊が海外で他国の軍隊と肩を並べて軍事行動ができるようにするための「戦争立法」に他なりません。これは、憲法9条を根底から破壊するものであり、テロなどとの暴力の応酬の連鎖にはまり込むことをも意味します。その先には、憲法に「国防軍」を明記するなどの明文改憲が控えています,

 安倍政権は、この野望実現のため、4月の統一地方選挙後に法案を上程して一括審議に持ち込もうとしています。しかし、総選挙後に行われたマスコミによる世論調査でも、「集団的自衛権行使容認に反対」の声が過半数を占めています(2014年12月15・16日共同通信で56%、2015年1月15・16日毎日新聞で50%)。政府・与党が「戦争立法」の全容の公表やi日米ガイドラインの再改定の日程を先送りし続けているのも、この国民の世論を恐れてのことにほかなりません。

 いま、こうした国民世論を受け、安倍内閣の暴走にストップをかけようとするさまざまな団体による取り組みが発展し、それらの団体間の共同が広がっています。これを、私たちは心から歓迎し、その成功を顛ってやみません。同時に、結成から10手を経過した私たち九粂の会にとっても、その真価が問われる正念場です。

 戦後70年の今こそ、日本国恩法9条の意義を再確認し、日本と世界に輝かすべき時です。それこそが、世界に広がる暴力の連鎖を断ち切る保障です,全国のすべての「九条の会」が、憲法9条を破壊する安倍内閣の戦争立法と明文改憲に「NO」の声をつきつけ、その暴走をストップさせるために、草の根での訴えと話し合いを創意をこらして展開しましょう。

 宣伝に、署名に、熱気こめ

 

 「会」ができてから最高の署名数

【東京葛飾区:さくらみち9条の会】 4月12日、JR金町駅で「集団的自衛権行使反対・戦争立法を許すな」の署名・宣伝行動に取り組みました。宣伝は毎月1回おこなっているもので、14人が参加し94人が署名しました。

 参加者は、「会ができて10年になるが、最高の署名数だ。戦争立法を許さないという関心が高まっている」と感想を述べています。

 

「県民アピール」配付運動に参加決める

 【岩手県盛岡市:平和憲法・9条をまもる都南の会】 4月12日、総会を開き、戦争立法を阻止するために▽学習や宣伝を強める、▽平和憲法・9条を守る岩手の会が呼びかけた「県民アピール」チラシ30万枚作成・配付に加わる―ことなどを確認しました。

 その後、10周年記念の講演会を開き、詩人のアーサー・ビナードさんが講演し、9条こそ数百年にわたる人類の英知だと強調ました。

 

青年九条の会が賛同の輪広げる

【宮城県:仙南地域九条の会】 4月4日、「平和憲法大講演会in仙南」を開き880人が集いました。この講演会に向けて新たに5町と青年の分野に九条の会が誕生、9市町全部に九条の会が出揃ってこの日を迎えました。憲法九条を守る首長の会の川井貞一会長があいさつ、小森陽一事務局長が講演しました。

 12の九条の会が活動報告し、昨年秋に結成された仙南青年9条の会の代表は、8人で始まった会が2週間後にはよびかけ人が95人に増え、この集会にも80人が参加していることを報告、大きな拍手につつまれました。

 

 「私の一言」募り全戸配布

 【千葉市美浜区・磯辺九条の会】 4月26日、「海外で戦争できる国にする『安全保障』法制」をテーマに会員交流会を開催。

 安倍内閣のねらう「安全保障法制」について学習したあと、当面の行動として会員から「私の一言」を募り、ビラにして域内に全戸配付することを確認しました。

 終了後、地域をパレードしました。

 

 


安倍首相の指示で作られた「改憲推進マンガ」がデタラメだらけであることが判明

2015-05-03 16:21:35 | 憲法

http://buzzap.jp/news/20150503-kenpoukaisei-manga/

安倍首相の指示で作られた「改憲推進マンガ」がデタラメだらけであることが判明

2015年5月3日08:00 by

自民党憲法改正推進本部が作成したマンガ冊子「憲法改正ってなあに?」があまりにもデタラメだらけの内容であることに大きな批判が巻き起こっています。

自民党憲法改正推進本部が安倍首相の肝いりで制作し、昭和27年にサンフランシスコ講和条約が発行して主権を回復した4月28に合わせて発表されたのが、問題になっている憲法改正の意義を若者らに分かりやすく説明するためのマンガ冊子「憲法改正ってなあに?」です。

自民が憲法改正漫画 若者ターゲット – 西日本新聞

冊子では日本国憲法が「外国人の手でわずか8日間で草案が固められた」などと、いわゆる「押し付け憲法」であることを繰り返し強調、現憲法を「みっともない憲法」と断ずる安倍首相の意向を強く受けたものとなっています。

本部長の船田元衆議院議員も会見で「憲法はGHQの影響下で作られたという歴史的事実を踏まえるべきだ。勇気を持って改正したい」などと発言しており、約5万部が無料配布される見込み。なお、既に自民党のHPからはpdfでダウンロード可能です。

ほのぼの一家の 憲法改正ってなあに?(pdf)

マンガでの若者への政策アピールは既に珍しいことではありませんが、このマンガに関しては内容があまりにもデタラメだらけであることがネットでは大きな批判の的となっています。

マンガの登場人物は戦争体験を持つ曽祖父(92歳)と祖父(64歳)、父(35歳)、母(29歳)に孫(2歳)の5人家族、ほのぼの一家。彼らが憲法改正について語り合うというもの。主に曽祖父が敗戦と日本国憲法の成立過程について昔語りを交えて会話をリードしていきます。

まず最初におかしな話は11ページから。昭和21年というネットもケータイも環境問題という考え方もなかった時代に作られた憲法が今の社会とかけ離れておりついてこれるのかに疑問を呈しています。


風営法のダンス規制問題で似たような理由で法改正を目指していましたが、法律と憲法はもちろん一緒くたにはできません。憲法にITやエコの話が書かれていないのは、それらが個別の法律ないし条例で規制なり運用されるべきものであるからです。

そもそも、憲法は国民ではなく国家が守らなければならない法律であるという立憲主義の基本中の基本を理解できているのか怪しくなってくる内容です。AKB48の内山奈月さんが以下のようにシンプルに述べている認識は憲法を語る上では必須。これを前提としない議論はその一歩目から致命的に間違っていることになります。

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日本国憲法の成立過程については、美智子皇后の2013年の誕生日に際した談話でも言及されている、日本国憲法のGHQ草案に実際に関わったベアテ・ゴードンさんへのインタビューを改憲派、護憲派共に一読頂きたいところ。

ベアテ・シロタ・ゴードンさんロングインタビュー 日本国憲法第9条にかける私の想い

非常に長いですが、「PART2 GHQ憲法の草案の話。」だけでも目を通し、マンガの描写と比較してみてください。これに関してはひとつの資料やストーリーで全てを理解したつもりになることは非常に危険です。

そして「その2」の27ページでは公共の福祉って?」という疑問に曽祖父が自信満々で公益と答えていますが、これは中学校の公民のテストでもバツをもらいます。自民党の改憲草案では公共の福祉が全て「公益及び公の秩序」と言い換えられてることが大きな話題となりましたが、本気で公共の福祉と公益を同一視しているのであれば大問題です。


 

また、次のページでは「公益に反してなきゃ個人の幸福を追求するためなら何でもやっていいってこと?」との質問に「原則はその通り!!ほかの人の人権を侵さなければ何をしても自由ってことじゃ!!」と答えていますが、いつの間にか「公益(敢えてこの言葉を使います)」「ほかの人の人権」へと二重にすり替わっています。

 

そして次のコマで出てくる国際人権規約の記述が出てきます。これが日本の憲法より厳密に書いてあるとしていますが、日本もこの国際人権規約は批准していることには触れずに「日本じゃ国の安全に反してもワガママOKってこと!?」と続けます。批准していることの意味が分かっていないのか、あまりにも憲法のみにフォーカスしすぎて個別法や国際法との関連への視点がすっぽり抜け落ちています。

また、先に指摘した「憲法は国家が守らなければならないもの」とする立憲主義の前提が抜け落ちたままのため、なぜか国民の「ワガママ」を縛るルールの話になっています。

なお、憲法で危険な結社や宗教団体が簡単に解散させられないことを問題視していますが、もし解散させられるようになれば安倍首相と関係の深い韓国発のキリスト教系カルト、世界基督教統一神霊協会(統一教会)は真っ先に規制されることになりそうですが、大丈夫でしょうか?

 

また、憲法改正の回数ですが、ドイツが60回も改憲しているということが驚きを持って語られていますが、永久条項と呼ばれる絶対に変えられない条項が存在していることへの説明は省かれて単純比較されるというミスリードが為されています。

 

そして極めつけは最終章のこのセリフ「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままではいつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ」。憲法を変えれば敗戦国でなくなるという理屈がどこをどう考えても全く意味不明。独自憲法を持てば敗戦国でなくなると認識しているならば、それは歴史修正主義と言われても仕方のないもの。

ここで指摘した以外にも、どこから突っ込んだらいいのか迷うレベルに細かいデタラメやミスリードが散見されている自民党のこの改憲マンガ。分かりやすくしたため、で済む話ではありません。

これが自民党の目指す改憲であるとしたら、憲法や現在の法制度に対する認識から疑わなくてはならなくなりそうです。そして、仮にもこれで「問題ない」と考えるのであれば、ぜひとも英訳してオバマ大統領や米国議員各位に贈呈してみてはいかがでしょうか?安倍政権の「真意」を理解してもらえるかもしれません。

最後に、かつて大きな話題となった自民党憲法草案を現憲法との対照表にして分析を加えているサイトへのリンクを掲載しておきます。単純に改憲容認か反対かという枠を超え、自民党の目指す独自憲法が以下のような内容であることは十分に認識する必要があるでしょう。

自民党憲法草案の条文解説 – 全文対照表、改正の概要、法的分析

最後に、かつて大きな話題となった自民党憲法草案を現憲法との対照表にして分析を加えているサイトへのリンクを掲載しておきます。単純に改憲容認か反対かという枠を超え、自民党の目指す独自憲法が以下のような内容であることは十分に認識する必要があるでしょう。

 

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「戦争は嫌だぜベイベー!」 昨日、5月2日は忌野清志郎さんの命日でした。

2015-05-03 16:14:46 | 戦争 自衛隊 

【今この時期に憲法記念日が忌野清志郎さんの命日の翌日であること】

昨日、5月2日は忌野清志郎さんの命日でした。

忌野清志郎さんは生前にこう語られています。

...

「銃を持ったら撃ちたくなる。
刀を持ったら斬りたくなる。
軍隊を持ったら戦いたくなる。
核を持ったら核爆弾を作りたくなる。
そして平和憲法を忘れてしまう。
『永久に戦争を放棄する。人間は平等である。世界の平和のために国として貢献する』。
日本の憲法第9条はまるでジョン・レノンと同じことをうたっているのです。
政治家のみなさん、アメリカに言ってください。
『もう戦争はやめましょう。人を殺したり傷つけるために武器を作るのは、もうやめましょう。そんな何千億円単位のお金があるのなら、平和のために使いましょう。人類は進歩すべきです。今でも世界では戦争が行われていて人々が死んでいます。アメリカさん、僕達と手をつないでいっしょに戦争がなくなるように努力しましょう』、と日本の総理大臣や外務省はアメリカをはじめ世界中に発信するべきだ。
だって僕達はいつまでも自分の国を信じられないでいるんですよ。」
(ぼくの自転車のうしろに乗りなよ/第33回/2002年)

いやあ、本当にそうなんですよ。慣れていると嫌だと思っていても近寄って来るんですよ、暴力は!

私は企業ヤクザの子息として生を受け、小さい頃からいじめられっ子で、父からは虐待、大人になってからは職場でパワハラ、結婚すれば逆DV、でもずっと「いじめられるような奴が悪い」の理屈で負け戦ですよ!!

何らかの意味で、社会的に優位に対抗して行ける十分条件を備えていない人間はずーーーっとそういう目に遭うけれど、私なんてまだ超ラッキーなんです。口は達者だし、いざとなれば命を賭けるくらいの覚悟を早くから身につけているから、本気の喧嘩になったら並のチンピラより怖い自信はあります。

他の同胞の惨めさを思えば、私が中途半端に安寧を求めて生きる訳には行かない。いや、私はただただ、自分が勝とうが負けようが、弱者の!少数者の!虐げられた人々の尊厳と人権が守られ向上するのなら、今この場で首を斬られて惨殺されようが本望ですよ!!

そういう虐げられた人々の本気の程を、この社会のマジョリティーはどれほど知っているのでしょうね。

私は平和ってのが、ただ言いたいことも言わずにニコニコして何も考えないでいたら実現出来るものだなんて思わないんですね。差別や抑圧や、その結果としての経済的搾取や弱者への暴力、さらにそれらすべての最悪の形である戦争は、まず深く考えない多くの普通の人たちがいて、その人たちを小狡く操ろうとする連中がいて起こって来るものだからです。

だから、愛と平和を歌ったジョン・レノンだって、ボブ・マーレーだって、忌野清志郎さんだって、みんな反骨精神の塊だった。自由や平等や平和は、受け身でいて得られるものではないと思います。

だから、憲法記念日の今日に、私たちがそこに書かれている国民主権や平和主義や基本的人権の尊重を守っていくんだ、と、国家の最高法規をたかが一内閣の分際で蔑ろにしようとしている為政者に対して声を上げようではないですか!

 

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by作野 均さんFBより


憲法9条の「9」を組み合わせた『”9条ピ-ス”冠バッジ』をつけてTBSに出演した壇蜜さん

2015-05-03 15:16:30 | 憲法

神部 紅@akaill 

(1)壇蜜さんがピースマークに憲法9条の「9」を組み合わせたブローチをして、TBSのサンデー・ジャポンに出演。  今日5月3日は「憲法記念日」。憲法9条を守ろうという彼女なりのメッセージなのかな??

 

 

≪後記≫http://news.livedoor.com/article/detail/10086769/より一部引用

2015.5.7

バッジはスタイリストが用意した服に付いていただけ

ドワグラフ.の担当者は壇蜜さんがテレビ番組でバッジを付けたことを知っていて、

「うちと壇蜜さんに付き合いがあるとは聞いておりませんので驚いております。おそらく、DMを受け取ったスタイリストさんがコーディネートしたのではないか、と見ています」

と推察している。壇蜜さんがテレビでバッジを付けた事がきっかけで大人気になり、どこで売っているのか、などといった問い合わせが殺到しているそうだ。しかし、あくまでノベルティーとして作ったものなので、販売する予定はないという。

それでは本当のところはどうなのか、所属事務所のフィットワンに聞いてみたところ、

「スタイリストが用意した服に付いていただけで、ネット上で騒がれているようなことは特にありません」

と明かした。

 

 


危機迫る憲法 自作反戦歌 今こそ 美輪明宏さん(79)

2015-05-03 13:42:44 | 憲法

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015050302000129.html

危機迫る憲法 自作反戦歌 今こそ 美輪明宏さん(79)

「日本が70年戦争をせずに来たのは憲法に守られてきたから」と話す美輪明宏さん(写真は御堂義乗さん撮影)

写真

 戦後七十年の憲法記念日を迎えた。「戦争をしない国」を支えてきた憲法九条は今、危機を迎えている。政府は集団的自衛権が行使できるようにする法整備を着々と進め、その先には改憲も視野に入れる。「これからも憲法を守りたい」。戦争を体験した世代から、二十代の若者まで、世代を超えてその思いをつなぎ、広げようと、メッセージを発信する人たちがいる。

 赤や黄、紫など色とりどりのバラが咲き乱れ、背後には金色の光が差す舞台装置。鮮やかな青のドレスをまとう歌手美輪明宏さん(79)が、鍛え抜かれた美声で「愛の讃歌(さんか)」などシャンソンの名曲を響かせる。そんな華麗なコンサートが二〇一三年に変わった。第二次安倍晋三政権が発足した直後のことだ。

 二部制の前半、照明を落とした舞台で、シンプルなシャツ姿の美輪さんがピンスポットライトに浮かび、自作の反戦歌を歌う。

 「あの原爆の火の中を 逃げて走った思い出が 今さらながらによみがえる」(美輪明宏作詞・作曲「ふるさとの空の下に」より)

 ロマンあふれるシャンソンとは趣が違う、原爆孤児の悲しみを描いた歌詞。長崎で原爆に遭った自身の体験を重ねた。七十年を経ても拭い去れない悪夢。不戦を誓う憲法を手にした時、「もう逃げ惑う必要がない」と安堵(あんど)した。その憲法が崩れるかどうかの瀬戸際にある。

 「私たちは憲法に守られてきた。世界一の平和憲法を崩す必要はない」。若い世代も多い観客に伝えたくて、反戦歌を歌う。原爆体験や軍国主義への強い嫌悪が美輪さんを駆り立てている。

     ■

 一九四五年八月九日、いつもと変わらぬ夏休みの朝だった。美輪さんは、防空ずきんを背にかけ、縁側の机で宿題の絵を描いていた。ピカッ。白い閃光(せんこう)の後、ごう音と揺れに襲われた。

 お手伝いさんに手を引かれ外へ出た。全身が火ぶくれてうなり声を上げる人。首のない赤ちゃんの上に倒れ込み泣き転げる女性。「助けてくれ」とつかまれた人の手を振り払うと、肉片が自分の腕についた。

 「原爆 水爆大好きな 戦争亡者の親玉よ お前の親や兄弟が 女房や子供が 恋人が 焼けて爛(ただ)れて死ぬだろう 苦しみもがいて死ぬだろう」(美輪明宏作詞・作曲「悪魔」より)

 美輪さんにはもう一つ、胸に刻まれた戦争の光景がある。

 実家のカフェで働いていたボーイの三ちゃんが出征した時。汽車が出る寸前だった。三ちゃんの母親は、息子の足にすがり「死ぬなよ。どげんことあっても帰ってこいよ」と叫んだ。

 憲兵に引きずり倒され、頭を打って血を流してもなお、母は「死ぬな」と声を上げた。その三ちゃんが生きて帰ることはなかった。

 「戦争や軍隊、軍国主義の正体をみんな知らなすぎます」

     ■

 普通に暮らしていた人たちが、理不尽な暴力と死に直面する。それが美輪さんが体験した戦争の正体だった。だから、「国民を守る」「国を守る」という耳当たりのいい言葉で、改憲の議論が進むことにいら立ちを隠せない。

 「改憲して戦争に参加できるようにって、どうして学習能力がこんなにもないのか」

 そんな政治家を舞台に立たせたのは、国民の選択だった。そのことをもう一度考えてほしいと美輪さんは歌い、語り続けている。

 「無辜(むこ)の民衆が戦争に狩り出されるのではない。選挙民に重い責任があるのです」 (小林由比)

<みわあきひろ> 長崎市生まれ。16歳でプロの歌手となり、シャンソン喫茶「銀巴里」などに出演。1957年「メケメケ」が大ヒット。日本におけるシンガー・ソングライターの元祖として多数の曲を自作。2012年に初出場したNHK紅白歌合戦で、自作の「ヨイトマケの唄」を歌い反響を呼んだ。

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